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カオチャ8話見ました

ネタバレ注意



















































8話

 アニオリでした。ついに来ましたね。
 3話の最後に例のカットを入れた以上は、この真相はアニメで必ず描くことになるのだろうと考えていましたが、まさかここでぶち込んでくるとは思いませんでした。

 放送前は「怪我をした時に能力が解けてバレるのかな?」みたいな予想をしていたのですが、まさか自分から言ってしまうとは。
 乃々が自分からカミングアウトしたというのは、良い改変だったと思います。
 乃々が結衣の死を乗り越えて、もう誰も傷つけたくないという家族への想いから、勇気を出して打ち明けたということですから。彼女への好感度も上がりました。


 ただ、この8話は今までこのアニメを見てきて、一番残念に感じてしまった回でした。
 アニメスタッフが原作のことをわかっていないからという話ではなく、個人的に悲しかったことがありました。

 乃々が自分から隠し事を打ち明けたことは良かったにしても、拓留の反応が薄すぎました。
 個別ルートのようなドラマもなければ、TRUEのような受け入れ方もなく。これでは乃々=泉理という設定はなんの為に存在していたのか、と思ってしまいます。

 確かに結衣が死んだ直後というこの当時の状況を考えれば、拓留がこのような困った反応をするのは、正しいことかもしれません。
 個別ルートで拓留が憤りを感じたのは、隠し事は禁止というルール+第三者による煽りがあったから。TRUEで拓留が笑顔で許していたのは、本人が全てを悟った後だったから。
 ですからこの反応は、流れを考えれば自然でした。むしろ悲痛な事件が起こった直後というあの状況で、変にキレ出したり笑顔で許したりする方が、原作と矛盾してしまっているのかもしれません。
 しかし、そんなことを言い出したら乃々が6年間隠し通していた自分の秘密を、ここであっさり打ち明けてしまっている時点で原作とは矛盾が生じています。


 拓留が乃々に「もう家族を失いたくないんだ」と言うシーンをここに捻じ込んでも良かったと思うんですけどね。アニメ拓留はこれまでずっとカメラ役でしかなかったんだし、主人公らしいことを少しでもいいからしてくれ……。
 ここまで青葉寮の話に尺を割いて家族描写に力を入れ、非実在青少女に本気を出し、一話で拓留が「僕達は家族でもなんでもないじゃないか」と言ったシーンを挿入した以上、拓留自身の家族との向き合い方だけはきっちり描いて欲しかったですね;;

 ……まあ、アニメでは拓留の自称情強な性格が全く描写されていない時点で、自分の好きなシーンが描かれないだけで「原作のテーマに沿っていない!」だなんて言って嘆くのは今更過ぎますし、仕方ないことですね。
 今までもたくさんの場面が端折られてきましたし、その分他の描写に尺を割くことができるのだとポジティブに考えることにします。それに拓留の家族との向き合い方はこれから描かれるのかもしれませんし、期待しています。

 
 まとまりのない悲しみの長文となってしまいましたが、楽しめたところももちろんありました。

 他のシーンが削られてしまった分、泉理の回想は綿密に描写してくれました。泉理の回想は原作だとCGが二つぐらいしかなかったので、アニメでじっくり見ることができたのは良かったです。
 原作で一番ドキドキした「最後のマッピングトリガー」は端折られてしまいましたが、思考誘導と戦う伊藤はしっかり描写してくれました。伊藤と電話ではなく直接会うように変えたのは、良い改変だったと思います。
 細かいところですが有村が拓留に喝を入れるところも好きだったので、削らないでくれて嬉しかったです。


 そして、原作組にとってもアニメ組にとっても、最も先が気になる引きになっていたことは間違いないと思います。カオチャアニメはこの8話によって、原作組もアニメ組も知らない世界線へと分岐しました。
 南沢泉理がちょっとだけ勇気を出した世界線。果たして物語はどこへ向かっているのでしょうか。
 原作のシーンをどうまとめるんだろうという気持ちで今までは視聴を続けてきましたが、これから誰も見たことのない話が展開されるのかと思うと、わくわくします。

 残りは4話。原作とはまた違った、おもしれぇエピソードになることを期待しています。

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