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カオチャ0話&1話見ました

 カオチャの0話と1話を見終わったので感想を書きます。
 今回の放送では2chやTwitter検索で色んな方の意見を読んでいたこともあって、自分としても考えさせられるものが多くて4000字程度の文章となってしまいましたが、今後こんなに長い感想を書くことはないと思います。

0話「CHAOS;HEAD」

 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!「俺はカオチャを見ていたと思ったらいつの間にかカオヘを見ていた」

0話

 放送前は1時間SPの最初の30分は特番だとかなんとか、文字通りカオスな情報が交錯していて、死ぬほど不安でした。
 蓋を開けてみれば放送初回はまさかのアニオリ……というか、CHAOS;HEADのリメイクダイジェストアニメでした。
 情報がやけに少ないなと思ったら、放送直前まであえて隠してたのですね。憎いです。


 僕はカオヘに関しては去年の春に知ったばかりのにわかなのですが、一応ゲームは全てプレイしていてアニメも視聴済みなので、9年越しに作品がリメイクされたという事実には感動させられました。
 脚本はカオヘ原作でライターを務めていた林直孝さんが担当し、CVは全て新規に録音されたそうです。七海役の声優の宮崎羽衣さんなんてこの為に呼ばれたわけですが、一体何年振りのお仕事だったのでしょうか。

 CVだけでなくBGMもしっかり原作のものが使われていました。カオチャとは直接関わりのない前作のダイジェストということもあって適当な感じで描かれるかと思いきや、脚本やCVやBGMからわかる通り、「30分だけ借りてカオヘの世界をリアルブートする」という意気込みが伝わってくるぐらい物凄い力の入れようでした。
 そしてEDで流れたのは、原作主題歌である「Find the blue」。この0話は前作の世界観を説明しただけでなく、カオヘのファンの方々にはたまらないファンサービスとなったと思います。


 しかし、これがカオヘのダイジェストということを知らずに視聴を始めた人にとっては意味不明だと思うので、新規の人はどう感じたのかというのは気になりました。
 というか、例えばすみぺやみもりんが目当てで視聴を始めた人は15分ぐらいでテレビ消しますよね。文字通り0話切りしてしまう人も少なからずいそうです。


 新規の人向けにスタッフの方々が言っていたことをまとめると、この0話のポイントというのは

・カオチャの6年前が舞台の前作「CHAOS;HEAD」のダイジェストアニメ
・カオヘのネタバレになるような部分はあえて描写していない
・覚えておけばいいのは「カオチャの6年前にニュージェネ事件という連続猟奇殺人事件が起きた」「その事件の騒動の中心に西条拓巳という高校生がいた」という二点だけ


 となります。この事前説明を受けてから0話を見れば納得できますけど、それを知らないで見てしまうとどう考えてもついていけないと思います。


 まあ、「6年前にニュージェネレーションの狂気っていう事件があったんですよ~」という説明をカオチャ内で人の口から説明させても、いまいちピンと来ないというか聞き流されると思うので、そういう意味でカオヘに丸々30分の尺を割いたというのはアリだったと思います。
 30分丸々使って「CHAOS;HEAD」の物語を描くことで、カオチャの土台となる「ニュージェネレーションの狂気」という事件の臨場感を演出することはできたと思います。


 しかし、それにしてもこれが0話だなんて知らないような初見の人はやはり困惑してしまいますよね(n回目)
 まだ1話までしか放送されていないとはいえ、新規の人にとってはアニメの放送1話目というのは第一印象と成り得るので、非常に重要です。せめて「0話はカオヘのダイジェストです!」という説明があれば良かったのですが、これではあまりにもわかりにくいですね。


1話「情報強者は事件を追う」

 本編「CHAOS;CHILD」の始まりです。



 放送前はネガティブな要素ばかりが散見されてしまったので、どれだけ酷いことになるのかと覚悟しながら視聴を始めましたが、杞憂だったみたいです。
 尺の都合と戦いながらも、場面を描写する順序がごちゃごちゃになりながらも、よくここまで1話で描き切ったと思いました。

 作画も放送前はPVの中割りを抽出して作画崩壊してると騒がれていたこともありましたが、いざ放送されてみると30分間に渡って作画崩壊はほぼ見られなかったです。キャラクターはかっこ可愛く、事件はグロく、しっかり描かれていたと思います。流石シルリンでした。 
 OPもEDもカオチャらしい曲で素晴らしかったです。Uncontrollable何回でも聴けます。
 
 新規の人を引き込む為にも1話でインパクト大のあのシーンまで駆け足で進めたのは、正しい判断だったと思います。
 カットされてしまったシーンは多かったですが、重要な部分はほぼ漏らすことなく描写し切ってくれたので、シーンの選り抜きは間違っていなかったと思います。

 
 しかし、放送前から散々言われていたことですが、やはり3MBの物語が1クールに収めて放送されるという弊害は少なからずありました。
 この1話では1章の内容がほぼ丸々放送されたわけですが、1章はゲームで普通にプレイしたら4時間程のボリュームなので、流石にいくつかのシーンはアニメ化にあたって所々端折られてしまいました。中には存在自体が消されてしまったキャラクターまでいました。


▲公式の拓留と世莉架の紹介動画。原作の冒頭のシーンですが、アニメではカットされてしまいました。

 一番気になったのは、拓留の性格の説明が全くなかったということですよね。
 自称リア充のコミュ障、周りを情弱と言って見下す自称情報強者……という濃い性格をしているキャラクターなのですが、それに関する説明が一切ありませんでした。

 ゲームでは例として「シュレディンガーの猫」の話を(モノローグで)一席ぶったり、デートマニュアルをこっそり愛読していることが判明するなど、主人公の性格がじっくり解剖されました。
 こればっかりは尺が足りないから仕方ないとしか言いようがないのですが、「情弱」というワードは特にシナリオのテーマとなっている単語なので、カットされてしまったのは残念でした。
 

総括

 主人公が情弱を嫌うという設定はシナリオに大きく関わる要素なので、絶対に欲しかったです。
 しかし、1話で代わりに削れるような不要なシーンがあったのかと言われると、見当たりません。世知辛いです。
 むしろよく主人公の性格説明を省くだけに留まって、これだけの情報量をたった1話に詰め込めたなと感心しました。作画もかなり良かったですし、OPもかっこ良かったので、個人的には非常に楽しめました。

 「0話でカオヘのダイジェストなんてやらないで1時間丸々カオチャに尺を割けば良かった」という意見もあります。カオチャという作品をしっかり描くにあたってはカオヘのダイジェストをやるというのは蛇足なので、これははっきり言ってしまえば正論です。
 しかし9年越しのカオヘリメイクというのは激熱なことですし、土台となる前作の世界観をしっかり描写するというのも大事なことだと思うので、無駄だったと切り捨ててしまうのはあまりにも惜しいです。
 

 ということなので新規の人が前情報もなしに楽しめる作品とは言い難くなってしまったとは思いますが、総合的には大満足でした。

 まだ放送は初回が終わった段階でしかありませんから、カオチャの物語はまだまだ序盤としか言いようがありません。拓留の性格の説明は初回はカツカツすぎてできませんでしたが、今後改めて説明される可能性もあります
 いきなり前作のダイジェストを放送してしまうというのは新規の人からしてみれば非常に取っ付き難かったと思いますが、今後放送されていく中で「カオチャが面白い!」と反響を呼ぶことがあれば、0話で切ってしまった方々もカムバックするかもしれません。
 

 放送前は宣伝が適当すぎて不安だらけでしたが、やっぱりカオチャは面白かったです。来週も楽しみにしています。

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