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【天使☆騒々 RE-BOOT!】感想

天使☆騒々 RE-BOOT!

2023年4月28日にゆずソフト様より発売された、PC用18禁恋愛アドベンチャーゲーム。

ゆずソフトはお馴染みのアダルトゲームブランドであり、本作はその第12作目となります。
発売された暁にはTwitterトレンド入りを果たし、先日開催されたコラボカフェでは長蛇の列ができるなど、ブランドとしての人気の高さが伺えました。
自分はこれだけノベル系のゲームに手を出しているのにも関わらず、実のところゆずソフト作品に関してはエアプだったので、この機会にプレイしてみることになりました。

追記よりネタバレを踏まえた感想になります。最新作のゲームにつき閲覧はご注意ください。

























おっぱいが大きい順に攻略する縛りプレイをしていたのですが、間違っていたら申し訳ありません。


かぐ耶ルート



他のルートと比べても李空の勃起不全が危機感を持って語られており、特訓描写が多めの熱血スポ根ものでした。
そういうこともあって李空が初めて勃起した暁には凄まじく大仰な演出がされていました。いくらなんでもパ○ズリ中に声を上擦らせて泣き始めるヒロインは初めて見ました。胸の谷間を指さして思い出の場所として語るの仰々しすぎる。
そういった友情・努力・勝利がエロを通して投げつけられるというドスケベなルートでした。これがゆず作品で初めてプレイした記念すべきルートだったので、このエロさが平常運転なのかと思ってしまいましたが、流石に違ったようです。

個別ルートはヒロインの悩みに触れていく大筋が王道だと思いますが、本ルートはむしろ上記のように主人公の悩みを解決するような話だったので、相対的にかぐ耶は終始強い女性として描かれていた印象がありました。
彼女にも悩みがないこともなかったものの、一朝一夕の頭脳プレイであっさり解決してしまいました。異界を超えて結ばれた二人の愛は強すぎました。



来海ルート



前世という関係性、恋人(仮)など、土台があらかじめ大いに作られた上で恋愛が始まるのが来海ルートでした。
要は「打算から始まる恋」という物語なのですが、その上で自分のことは自分で決めるというのが本ルートのテーマです。それが本ルートオリジナルキャラクターであるヴェガという褐色幼女を通して語られていました。
魔王としての自分に抗い続けた李空とは違い、決められたレールの上を進むだけだったヴェガ。彼女の価値観が物語内で大きく変化することはありませんでしたが、李空と来海の価値観には確かに影響を与えていました。

あとは来海の友人二名の出番がかなり多くて良かったですね。普通にいい奴らでした。
他のルートと比べると、中盤から謎の魔法攻撃を喰らったことにより得体のしれない恐怖が這い上がってくる感覚があり、終盤には突然謎の褐色ロリが登場するという驚きもあって、ストーリー構成としてはメリハリがあって面白かったです。
最後のCGはとても良かったです。嘘から始まった関係が、最終的に告白という形を経てエンディングが流れるというのは綺麗でしたね。



オリエルート



他のルートでは異界からの脅威に晒される、前世の自分に葛藤する等のイベントが盛り込まれていたものの、このルートでは本当に何も発生しません。
その分ヒロインとの恋愛に完全に焦点を絞ったという超甘々なルートでした。
告白・デート・Hの全てが愛しかなかったです。情緒に溢れていました。BGM『Make Love』も非常にマッチしていました。

オリエは共通ルートと他ルートでは台詞こそあるもののbotのような存在であり、本ルートでは彼女の素の性格が明かされることで、驚かされた部分もありました。
他人に厳しいかと思いきや誠実な人間であり、機械音痴で抜けた部分があるかと思いきやしっかりものでした。可愛い生き物でした。
ちなみにベヨネッタ使いらしいです。なんでそのキャラ選んだ……?



天音ルート



自分がこれまでにプレイしたゲームの近親相姦ルートの内容は、禁忌を侵していることを当人たちが疑問に思わない、関係が周りに絶対バレないように頑張って立ち回る、実は義理の家族だったことが判明して罪悪感なくおっぱじめる、等の話が多い印象がありました。
しかし、本作の天音ルートはそういったことはなく、自分達が常識からは一歩外れた関係であることの重みに深く突っ込んでいたお話だったと感じました。
周囲のイツメンも関係を応援はしてくれるものの、素直に肯定し祝福してくれる人間はおらず、社会的な風当たりが強調されていました。その中でのたった二人だけの婚姻の儀式というシチュエーションは、二人の決意が見られたようで感動的でしたね。

珍しく風実花さんも重要な出番があって良かったです。先生ではなく近所のお姉さんとしての応援。格言でした。
そういった他の登場人物の立ち位置が光るルートでしたが、中でも印象的だったのはやはり天音の前世であるヴィズちゃんでした。実質的に李空と天音のキューピッドとなってくれただけでなく、物理的な面でも二人を救ってくれました。

アリオンとヴィズが長い年月を経て、人柱になることで本懐を遂げたというのもカタルシスがありました。そういう意味で全6ルートの中でも重要な意味を持つシナリオだったと思います。
それにしても兄の真横で一人Hし始める妹はやばすぎだし、主人公に普通に気付かれているのもやばすぎでした。この辺ギャグで進行するんだなぁ……。この辺りの温度差も本ルートの魅力でしたね。
また、他のヒロインとは違って天音は本編開始前から主人公に好意を抱いていたことになるので、他のルートのことを思うと中々切ないですね。



風実花ルート



李空をこの手で刺してしまったことが話の核となるルートかと思いきや、内容としては来海ルートに近く、前世の存在による自己像の不安定さへの葛藤が主題になっていました。
終盤に攻略をしたこともあって、先生にまで前世の姿があったことにはびっくりさせられました。しかもめちゃくちゃスケベな設定だし。

CHAPTERが5までしかなく、交際のその後がアフターでしか描かれなかったということもあって、他のルートと比べても少し短めに感じました。
先生は立場上共通ルートや別のルートでの出番が少な目だったのも残念です。まあ可愛いからヨシ。



乃愛ルート



共通ルートで仄めかされていた戦乙女の正体がついに明かされました。
異界の存在との交際で、二人の関係性がゼロから始まるという意味で、かぐ耶ルートと似た話になるのかなと思いきや。乃愛が抱えていたものが大きすぎたのでそんなことはなかったです。
看板ヒロインのルートということもあってかこの歴史でしか発覚しない事実も多く、中だるみすることがなく内容の濃いルートに感じました。

悪意のある研究には終止符を打ったものの、やはり天音ルートや来海ルートと比べると脅威の度合いは低めであり、なんだかんだですぐ解決してしまったという印象はありました。
しかし、エンディング直前の浴場でのワンシーンは、自分が本作で最も好きな場面でした。
広げた漆黒の翼は、乃愛が初めて自らの手で選択をしたことの証明。幸せの証であり、李空との絆の証。
乃愛のキスで始まり乃愛のキスで終わる作品でした。構図も意識されているのでしょうけど憎かったです。

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【好きなルート】
天音>乃愛>来海>オリエ>かぐ耶>風実花

【好きなヒロイン】
乃愛>来海>風実花>三国。>オリエ>かぐ耶>天音


グランドエンディングが用意されていないのにも関わらず、個別ルートはどれもが違った話で完成度が高く、楽しめる作りになっていました。流石は天下のゆずソフト様でした。
特に禁断の恋であることに大いに触れていた天音ルート、物語の終着点である乃愛ルートラストのCG。この二つは自分の中でも非常に印象的であり、今後も心に残っていくものになりそうでした。

他に良かった部分で言うと楽曲周りの力の入れ方でした。キャラクター毎にED曲と映像が用意されており、キャラクターソングのインストが各ルートで流れる構成になっているので、ルート毎に没入感が得られました。
立ち絵の種類やCG等のイベントスチルもかなり豊富であり、キャラゲーとしての完成度は流石の一言でした。

ちなみにこれは本気で怒っていることなのでお気持ち表明するのですが、本作の個別ルートは概ね夏休み期間中の話なので、ヒロインはずっと私服姿でいることになります。
ですからツーサイドアップやツインテールだったヒロインが個別ルートではずっとおさげ、ツインテールだったヒロインが個別ルートでは髪を下ろしているということがあり、詐欺を喰らった気分になりました。
ゆずソフト作品は髪型がコロコロ変わることは知っていましたが、デフォルトの公式絵の髪型に個別ルートで一回もならないのは違くない?????? 加えて言えば公式サイトでは私服姿の立ち絵は映っていなかったです。
このせいでキャラクターに対して向けられる感情は大幅に変化しました。乃愛と来海の髪型がエロいと思ってたので残念です。ほんまに。仮に髪型固定だったら確実に「今年のベストキャラクターでつw」とブヒり散らかしていました。
もちろんゲームとして言えば立ち絵の豊富さという意味でポジ要素でしかなく、評価点でしかないと思います。でも本当に悲しかったです。ほんまに。

なんにせよ、初めてのゆずソフト作品、とても面白かったです。他の作品にも機会があれば手を出してみたいですね。

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週一で変な日記を書いています。

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