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【ドラゴンボール超 スーパーヒーロー】感想

6月11日に公開された映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を、先日観に行って参りました。



自分はドラゴンボールに関してはアニメや映画を全て見ているというわけではなく、ゲームもヒーローズ等の作品は追えていないので、近年の展開についてはにわかを極めています。
しかし、原作のコミックスは子供の頃から読んでいて、曲がりなりにも10周以上は読み返したので、ドラゴンボールファンの端くれではあります。
四年前に公開されたブロリーの映画も面白かったので、今年も観に行くことにしました。

以下はネタバレを含めた感想になります。








































実はポスター以外の事前情報を全く確認しないで観に行ったので、どういう映画なのかは全く知りませんでした。
ポスターを見た限りではピッコロと悟飯が活躍する映画なのかなと思っていましたが、それどころか完全にこの二人が主役の映画でしたね。
セルマックスの存在が確認できた辺りでは、終盤に悟空とベジータが颯爽と登場して美味しいところを持っていくのかななんて予想もしていましたが、彼らは終始ビルスのおうちでイチャついていただけでした。
ドラゴンボールの顔とも言うべき二人が完全に蚊帳の外という。もはや国民的コンテンツと化しているドラゴンボールで、それも四年振りに上映される映画において、こんなことがあるんですね。

悟飯が主役になる映画は『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』や『危険なふたり!超戦士はねむれない』等、以前からも度々見かけた試みでした。そもそも悟飯は原作の三大ボスの一人であるセルをやっつけたキャラクターですからね。
そういうわけで悟飯が特別な扱いを受けることはもはや違和感はなかったと思いますが……まさかあのピッコロさんがメインキャラになるとは思ってもみなかったです。
原作ではサイヤ人編以降はインフレには置いてかれてしまい、同化する度にほんの一瞬だけ活躍するのがお決まりであり、終盤ではゴテンクスの付き人という立場に甘んじていたあの人が、こうして再び舞台に上がるとは。

自分はドラゴンボールのスピンオフコンテンツを全てチェックしているわけではないのですが、ピッコロさんがこうしてメインに据えられるのは本当に珍しいことだったように感じます。
それも目立つとかスポットライトが当たるとかいう次元ではなく、少なくとも映画前半に関しては完全に独壇場でしたからね。個人的にはドラゴンボールの好きなキャラといえば、ナッパの次にはピッコロの名前を挙げるぐらいにはピッコロさんのことは好きなので、楽しんで見ることができました。


そんなキャスティングからして異色の映画だからか、話の内容も良い意味でドラゴンボールらしくないものとなっていたと思います。
敵は水面下で創られた人造人間ということで、ピッコロは敵地への潜入捜査やドラゴンボールの力を駆使することで、開戦前から戦況を有利に傾けようと試行錯誤していました。
ピッコロが主人公になるとこういうシナリオになるんだな、と思いました。これが戦闘民族達なら力で全て解決して終わりだったと思います。

敵キャラクターはヒーローに憧れる少年と人造人間ということで、一概に悪と切り捨てることはできませんでした。ブロリーの映画でも見られた、騙された天才が敵という展開ですね。
ガンマはこれまでの人造人間のような不気味さが感じられないビジュアルで、CVも相まってコミカルな雰囲気がありました。
そしてこの手の人によって創られた存在は、その話の中で役割を終えてしまうのがお決まりという。;;。まあ、壊れたのは2号だけだったのでまだ救いはありましたね。


後半の戦闘パートも迫力満点でした。
大迫力の戦闘シーンはやはりドラゴンボールの花形だと思います。

オレンジピッコロはご都合強化という意見もあるようですが、元々ドラゴンボールという作品において「唐突に出てきた設定でパワーアップ」なんて展開は日常茶飯事どころか大半を占めるので、個人的には気になりませんでした。
今回は何気に作品名の"ドラゴンボール"を体現した強化でもありますからね。ドラゴンボールでドラゴンボールが普通に活躍するのも珍しいとは思いますが。

まあ、(作中での説明を鵜吞みにするなら)ピッコロが悟空やベジータを凌ぐ強さをあっさりと手に入れてしまったと取ることもできるので、そこが受け入れられない人もいそうだとは感じました。
ガンマの強さが悟空やベジータレベルというのは、二人のどの形態と比較しての話なのかわからなかったです。ブルーに匹敵する強さという意味ならば、Dr.ヘドが天才すぎてヤバイということになりますが。

セルマックス戦は、クリリンや18号やゴテンクス(失敗)も参加するてんやわんやのレイドバトル。からの、巨大化したピッコロさんによる大怪獣バトル。
そういえばピッコロさんでかくなれましたね。確かに強さがそこまで変わらない上に一度裏目に出た能力ならば、使われずに本人からも忘れ去れるのは仕方ないのかも……?

そしてクライマックスで放たれるのが、悟飯の魔貫光殺砲!
悟飯の新形態のビジュアルも相まって、めちゃめちゃかっこよかったですね。
トドメの刺し方はラディッツ編オマージュだったりで、古参ファンへのサービス精神旺盛でした。


重ねて言うと、良い意味でドラゴンボールらしくない映画だったと感じます。
個人的にはピッコロ補正も相まって前作の映画よりも楽しめました。もちろんゴジータの天下無双っぷりが堪能できる前作の方が大衆的評価は高くなると思いますし、本作はピッコロのプッシュのされ方が凄まじすぎるので賛否が分かれそうですが、自分としてはこういった王道から外れた方針の映画の方が面白かったです。

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