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ムーン殿堂入りしました


 約3年振りのポケモン新作、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
 かなりシナリオの核心に触れたようなネタバレ有りの感想ですので、まだサンムーンをクリアしていない方はご注意ください。








































































M殿堂入り
▲殿堂入り直後のレポートです。殿堂入りまでには31時間かかりましたが、おそらく普通なら20時間ほどで終わると思います。これは寄り道しまくっていたせいです。

 色んなポケモンを育てていきたかったので学習装置はON、戦闘ルールはボス戦以外は「いれかえ」というヌルゲー仕様で進めました。
 旅パのポケモンの強さの体感はベトベトン=バンバドロ>ガオガエン=マシェード>ライチュウ>ヨワシぐらいでした。各ポケモンを使った感想を書いていきたいと思います。


ガオガエン Lv61
旅1
 最初に発表された時から御三家はニャビーを選ぶと決めていました。理由は見た目が一番好きだからです。よくある「最初のポケモンは絶対○○タイプを選ぶようにしてる!」という拘りは自分にはないので、完全に見た目で選んで決めました。ねこ大好き。
 最終進化形が公開された時にはジュナイパーのイケメンさに感銘を受けて、モクローを選ぶのもありかなーと若干思考しましたが、モクローに関しては最終進化形以外のデザインはそこまで好きになれなかったのでやめました。

 最初の愛くるしい姿と見比べると、ガオガエンってかなり衝撃的な進化をしたものだな、と思いました。悪タイプ複合です。と言ってもポケモン界の猫って、ペルシアンといいブニャットといいレパルダスといい、ストーリー上で敵組織が繰り出してくることも多いので、狡知に長けているイメージも少なからず強いんですよね。
 それにしても、まさかレスラーになってしまうとは誰が想像したでしょうか。公式サイトでは「自分勝手な乱暴者」と紹介されており、ポケモンとして野生的な一面が伺えます。御三家の中で悪タイプを持つポケモンは彼とゲッコウガだけで、そのゲッコウガは近年の扱いから悪という単語とは程遠いですし、歴代御三家の中では最もワルっぽいポケモンじゃないかと思いました。

 戦闘では御三家の例に漏れずと言うべきか、物語をストレスなく進められるような安定した強さを発揮してくれました。DDラリアットというタイプ一致の高威力技を覚え、専用のZクリスタルまで貰えるので火力は非常に高かったです。ほとんどのポケモンを確2で落とせました。
 性格は陽気という、たまたまガチ対戦向きな性格を引き当てられました。陽気だと火の粉や火炎放射の威力は下がってしまいますが、ニャビーは早い段階で炎の牙を習得してくれ、最終的にはフレアドライブも使えるようになるので困ることはなかったです。
 しかし陽気とはいえ素のSの低さは少し気になりました。野生でオニドリルやゴルバットなんかが出てくると逃げられなかったです。耐久もベトベトンやバンバドロ程高くはなければ弱点も多いです。整った種族値は良く言えばバランスが取れている、悪く言えば器用貧乏でした。
 まあ今作は学習装置のおかげで基本的に相手ポケモンにレベルで負けることはないので、全てにおいて高性能だったと思います。ちなみにかっこつけてチャンピオンの切り札をガオガエンのタイマンで倒そうとしたら一度死んでしまいました。最初に出会ったポケモンとラストバトルで共闘するっていう燃える演出がしたかったんです……。最終的には元気の欠片を使ってリベンジできたので良いのですが。


ライチュウ(アローラのすがた) Lv63
旅2
 序盤草むらから出てきたピチューを捕まえて育てました。今作の旅パは全員新しいポケモンかリージョンフォームのポケモンにしたかったというのと、ニャビーの苦手な水タイプに対抗できるというのが育成した理由でした。元々好きなポケモンだったというのもあります。
 今作のライチュウは発売前情報の通り、リージョンフォームというアレンジが施されました。電気/エスパータイプとなり、弱点は従来よりも増えてしまいましたが、攻撃範囲の広さには磨きがかかった、という感じでしょうか。

 こうして旅パ入りを決めたライチュウでしたが、進化前のピチューの時はあまりにも弱すぎて足を引っ張りまくっていました。これもH20、B15という低すぎる耐久種族値が原因です。Lvが5離れてるヤングースにHPMAXの状態でタイマンを挑んでも押し負けるということもありました。
 序盤はずっとピチューのLv上げに熱心になっていたせいで、難易度はとても高く感じました。実質縛りプレイをしていたようなものなので当たり前なのですが。進化に必要ななつき度というパラメーターは戦闘をするだけでは上がらず、レベルアップをする度に大きな上昇をするものなので、普通は進化するまでは戦闘に出さない方が良さそうです。まあ、プレイ中はそんなことを知らずにずっと先頭で使っていたのですが……。

 苦難を乗り越えピカチュウに進化したのはLv19でした。進化してからは汚名返上! ……と思いきや、相変わらず耐久はピチューに毛が生えた程度だったので、使いにくさは否めませんでした。序盤は使いやすい技も覚えなかったので火力もそこまで高くないです。電気ショックとめざめるパワー(氷)がメインウエポンでした。
 水の試練ではトップバッターとして使いました。タイプ相性では有利なはずなのですが、種族値の暴力には勝てずに瀕死になってしまいました。それでも相手のHPを赤まで削れたので大健闘でしたが。

 放電を覚えてからは、もうそろそろいいかなと思って雷の石でライチュウに進化させました。どうやら「ピカチュウが放電を覚えるLv=ライチュウがサイコキネシスを覚えるLv」だったようなので、この選択は正解だったと思いました(といってもサイコキネシスなんて中盤で手に入る技マシンで習得できるのですが)。何より早くリージョンフォームのライチュウを使いたかったです。
 抜群の素早さからタイプ一致放電・サイコキネシスを繰り出せる高速特殊アタッカーで、パーティの一番槍という感じの役割でした。ライチュウ以外のポケモンはSが総じて遅いので、野生のポケモンが出てきても逃げられるようにライチュウを先頭にすることが一番多かったです。なので最終的なLvもパーティで一番高くなりました。
 しかし実際の戦闘力はパーティで最も低かったと思います。すべては性格が陽気だったせいです。弱点を突いてもミリ耐えされることが多々あって、とにかく歯痒かったです。格闘タイプ相手でもサイキネを耐えられて後攻しっぺがえしで返り討ちにされてしまうこともありました。こんなことなら最初から性格厳選をしておくべきでした。
 それでも速さは強さと言うべきなのか、四天王を5タテできるぐらいには強かったので決してお荷物ではなかったです。電気/エスパーというタイプの通りの良さは優秀でした。


ベトベトン(アローラのすがた) Lv60

 発売前に発表されたそのビジュアルに目を引かれて、プレイ前から是非旅パで使いたいと考えていたポケモンでした。ベトベターって中盤以降にしか出てこないイメージがあったのですが、今回は序盤から草むらで出てきてくれたので助かりました。
 
 ベトベトンってなんかパッとしなさすぎていて旅パで使う人なんて滅多にいなさそうですが、いざ使ってみると最終的にはパーティのエースって言っても過言じゃないぐらいの強さになりました。耐久と火力のバランスが非常に取れていて、タイマン性能は最強だったと思います。
 まず耐久は防御と特防がどちらも高く、相手が物理でも特殊でも安定して後出しすることができました。何よりも毒/悪という複合タイプが優秀で、地面タイプにしか弱点を突かれないのでそこが強かったです。地面タイプや地震を持ってそうな相手以外には安心して出していくことができました。
 火力のほうも攻撃がそこそこ高くなり、序盤でかみつく、中盤でかみくだく、終盤でダストシュートを覚えるので、決定力にも困りません。特に同タイプ相手には優位に立つことができました。

 Sは残念ながら高くはないので、野生のポケモンから一発で逃げられることはほぼなかったです。なので先頭にはしにくかったですが、それを補って余りある強さだったと思います。
 ストーリーの都合上毒タイプや悪タイプやエスパータイプを相手にする機会が多かったので、大活躍でした。


バンバドロ Lv61
旅4
 なんとなく強そうなポケモンだったので捕まえ、そのまま旅パ入りしました。地面単ってタイプは旅を進める上では優秀ですよね。まず電気タイプに対して唯一弱点を突けますから。

 あらゆる場所でおすすめされている通り、ものすごく強いポケモンでした。攻撃を喰らっただけで防御が上がってしまう「じきゅうりょく」という特性が強すぎました。かと言って特防が低いかと言われればそうでもないので、急に役割破壊の特殊技が飛んできてもまず耐えてくれました。
 攻撃もパーティで一番高かったです。技のほうも最初から地ならしを覚えていたり、そこからすぐにタイプ一致高威力技を覚えたり、進化するLvも早いなど、とにかく頼りになりました。

 素の防御がそこまで高くないので終盤はゴリ押しで突破されてしまうこともあり、そこは若干数値不足に感じてしまいました。というのも性格がせっかちだったせいです。ちゃんと粘っておけば敵なしだったかもしれません。
 それでもほとんどのポケモンには勝てるレベルには頭おかしいぐらい強いんですけどね。中盤は特にバンバドロが得意とするタイプを相手にする機会が多かったので、おんぶだっこでした。


マシェード Lv60
旅5
 上記の4体がパーティに揃った後のシナリオ中盤で、相性補完できるポケモンとして旅パ入りしました。ガオガエン、ライチュウ、ベトベトン、バンバドロだけでは、地面タイプとドラゴンタイプにどうしても弱いです。また、水タイプにも後出しが効かないので少し苦戦しそうだと思いました。
 なのでそれらのタイプを得意とするようなポケモンがアローラにいないかどうか、ポケモン図鑑を見て調べて、選ばれたのがネマシュでした。
 ネマシュは発売前から姿が公開されていたポケモンでした。日本語そのまんまみたいな名前と、キノコがモチーフのようなビジュアルから、どことなくモロバレルを彷彿とさせました。そしてそれらから「キノコの胞子を99%覚えるポケモン」と噂されていました。蓋を開けてみれば本当にレベルアップで覚えたわけですが。

 ギガドレイン、ムーンフォース、キノコの胞子等の優秀な技をレベルアップで習得してくれます。たまたま捕まえた個体がうっかりやだったこともあって特攻も高く伸び、火力は十分でした。一番高く伸びたパラメーターは特防で、おかげで水タイプや電気タイプに後出ししやすかったです。
 見た目通り素早さは全く伸びないので、キノコの胞子を持っているとはいえ先頭で出していける機会は少なかったです。


ヨワシ Lv59
旅6
 炎タイプにどうしても弱いパーティだったので、終盤で急遽投入しました。しかし元々5体だけでもほとんどのポケモンとは戦えましたし、炎タイプ相手でもバンバドロかベトベトンでなんとかなるので、使うことはほとんどなかったです。そもそもそこまで育てたいポケモンでもありませんでしたし、ポケモンリーグでも2ターン分しか戦いませんでした。
 他のポケモンを死に出しする為や、道具を使う時間を稼ぐ為に生贄に捧げたことが2回ほどありました。可哀想だしあまりやりたくない方法なので本当に2回ほどしかやりませんでしたが。


 以上6体です。今作はXYとは違って、学習装置を使う前提のゲームバランスになっていたのかな?と思いました。少なくともXYのように御三家一人で無双できるほど簡単ではなかったと思います。僕も何度かポケモンを瀕死にさせてしまいました。一応育てたポケモン達がたまたま強かったおかげで、詰むことはなかったです。
 大体の場合はポケモンを複数育てておかなければ、2つ目の島の試練のどれかで詰むみたいです。僕は水の試練で詰むことはありませんでしたが、一番苦戦しました。

 やっぱりポケモンは面白いですね。自分だけのパーティを作りながら進めるのはやはり楽しいです。今作は草むらを見る度に5分ぐらい粘って、新しいポケモンはいないか探しながら進めていました。



 シナリオのほうは……プレイ中は今までのシリーズで一番わくわくさせられました。今作は発売前からウルトラビーストという存在や、綿密に練られた各種新ポケモンの設定がどうシナリオに絡んでくるんだろう、と妄想を膨らませていました。特にそれぞれのウルトラビーストが登場人物と似ているということで、どういうタネがあるのだろうと考察のし甲斐があったと思います。

・ウルトラビーストは他人の空似?
 しかし、実際は伏線や真相がそこまで入り乱れないシナリオだったので、若干肩透かしを喰らってしまいました。ウルトラビーストの正体はすぐに語られ、シロデスナやヤトウモリなどのポケモンが人間に影響を及ぼすような展開もなかったです。
 一番楽しみにしていた謎も結局は他人の空似、もしくはウツロイドに寄生されたルザミーネがコスプレしただけ、だったんですかね。少なくともストーリーで語られることはなかったです。
 広がっていく風呂敷を見るのは楽しかったのですが、たたまれるのは少しあっさりとしていて残念でした。まあ、これは自分が無駄に期待しすぎていただけなのですが。

・ルザミーネとグズマの描写について
 サカキ・アカギポジションだと思われていたグズマは実は上層組織に従っていただけで、黒幕は当初善のように描写された組織であり、ヒロインの母親であるルザミーネがボス……というのは良い意味で期待を裏切ってくれるような熱い展開だったと思います。しかし全てをウツロイドに寄生されていたせいで片付けてしまうのならば、ルザミーネもグズマも本来はどういう性格なのか、という描写がもう少し欲しかったです。シナリオ中はなぜ当人の意思すら不明なグズマを助ける流れになっているのかわかりませんでした。一応グズマはクリア後のイベントでフォローはされているのですが。
 黒幕だと思われていたグズマもルザミーネも自分の意思で働いたことではなく、元凶は何らかの意思とは程遠いウツロイドという生物の習性でしかなかったので、誰も憎みようがなく、敵意をどこにぶつければいいのかわからずにすっきりしませんでした。
 まあ、XYのフレア団のようなポケモンと全く関係のないような主張を終始見せられるよりは100倍マシなのですが。後腐れがなく終わることができる「悪人のいないシナリオ」だっただけあって、もう少し何かなかったものかと期待してしまいました。


 ……と、個人的に不満だった点をいくつか挙げてしまいましたが、これらは自分が勝手に期待して勝手に裏切られただけなので、問題点では全くありません。それに不満点以上に評価点の方が多く、今作は全体的には非常に楽しめました。

・これぞポケモン!なBGM
 最初から最後までイヤホンを装備してプレイしていました。中でもしまキング戦が一番好きです。なんだか従来のポケモンっぽいBGMでとても楽しめました。
 今作のシナリオは過去作と比較すると特に冒険してる感が出ていると思うのですが、BGMはハウ戦のように明るいものからルザミーネ戦のように悲しいものまで多種多様であり、雰囲気と非常にマッチしていたと思います。

・王道から外れた意外性のあるストーリー
 今作は四つの島を冒険する、ジムリーダーの代わりにぬしポケモンと戦う、登場人物の善悪の印象が入れ替わる、ということで今までにない斬新な設定が多く盛り込まれていました。ぬしポケモン戦は特に盛り上がりどころで、対戦前に一体どんなポケモンが相手なのか想像するのが楽しかったです。
 ラストバトルはチャンピオン戦ではなくチャンピオン防衛戦、それもゲームを始めて一番最初に出会った人物との戦いだっただけあって、非常に燃える展開でした。何故彼が最強のトレーナーなのかという説明はもう少し欲しかったかもしれませんが。

・伝説のポケモンの設定
 斬新な要素が多い今作のシナリオの中でも一番好きだったポイントなのですが、伝説のポケモンであるルナアーラの設定が本当に面白かったです。伝説のポケモンって今まではトレーナーの手には届かないような遠い存在として描かれていたと思うのですが、今作は遠いどころかものすごく身近でした。
 これまでの伝説のポケモンは、主人公が伝説のポケモンの力を借りる為に捕まえるという形でしたが、今作は逆に伝説のポケモン側が主人公と旅をしたいと言い出すという、まさかの展開となりました。過去作では「自分の願いを叶える為の捕獲」だったのが、今作では「相手の願いを叶える為の捕獲」となりました。自分を捕獲して欲しいとお願いするルナアーラの姿は、神話となった威厳のある伝説のポケモンとしての姿ではなく、かわいげのあるリーリエの友達としての姿であり、人とポケモンの友情を感じました。



 捕獲後にリーリエがルナアーラに「ほしぐもちゃん」として語りかけ、別れを告げる台詞には泣かされてしまいました。ここまでポケモンシリーズで友情を感じさせられたのは初めてです。今作は人に害を及ぼすことが図鑑設定で語られているポケモンが多かったり、人の脅威となり実際に事件を引き起こしてしまったウルトラビーストが現れたりしますが、その中で人であるリーリエとポケモン(ウルトラビースト)であるルナアーラが織り成したドラマは素晴らしかったと思います。



 感想は以上になります。総合的にはめちゃくちゃ楽しめたゲームで、間違いなく買って良かったと思えました。

 第六世代ではクリア後にレートを始めたりして楽しんでいた自分でしたが、今作ではポケモン対戦勢になるつもりはありません。というのもポケモンは対戦ゲームとしてもとてもいいゲームだと思っているのですが、流行の型や強い並びの考え方などの自分で調べた知識や自分の経験が物を言うので、本気になれる時間も自信もないからです。ORASのレートも数十戦しただけで疲れて終わってしまいましたし、このゲームは自分には難しかったです。
 なのでこれからは厳選環境を整えていくよりも、まったり図鑑を埋めていこうかなと考えています。正直今はポケモン以外にやりたいことが多すぎるので、図鑑完成までやり切れるかどうかわかりませんが。なるべく頑張りたいです。

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