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17話




「再会、そして逆転」について
 4週に渡って放送された「再会、そして逆転」は原作だと逆転裁判2の2話にあたる内容となります。
 ヒロインである真宵ちゃんに纏わる綾里家の歴史が深く掘り下げられるので、逆転裁判シリーズにおいて非常に重要な話でした。逆転裁判3最終話の序章と言える話だったと思います。
 前作の1が成歩堂の過去を主題とした話だったので、2の初見プレイ時は主人公以外の人物の人間関係が深く描写されることに戸惑ったものです。前作の3話と4話で一緒に捜査していた真宵ちゃんが被告人になり、味方である筈のはみちゃんや千尋さんも隠し事をしてくるので、疎外感をとても感じました。と言ってもこれは悪い意味ではなく最終的にはサイコ・ロックも全て解いてすっきりとした終わり方になったので、逆転への良いスパイスになっていたと思いました。


感想
 今回の話での登場キャラクターについて、原作をプレイした時点で抱いた感想やアニメを見て思ったことなどについて書いて行きます。

・大沢木ナツミ
 一期から引き続き登場です。どの話でも脇役になっていますけど、意外と登場回数が多いキャラなんですよね。実は原作の2では矢張は登場しないので、アニメでは矢張よりも出番を与えられることになりそうです。尤もアニオリ展開で矢張が出てくる可能性が高いのですが。
 口うるさい関西人カメラマンというとてもわかりやすい性格をしています。ヘンなキャラが多い逆転裁判界の中では割と普通の人って印象があります。それでも他のミステリー作品の脇役と比べると随分濃い性格をしていますが。
 毎回のように自身の私利私欲の為に検察側の証人に寝返るので印象は悪くなりがちなのですが、今回の話では反省(?)して成歩堂に情報を渡してくれたりするので主人公の数少ない味方として描かれていたと思います。成歩堂と二人でいるシーンが結構多かったですね。僕は割と愛着の沸いたキャラなのですが、なんだかんだやかましい人なのでうざいと思われても仕方ないでしょうか。
 
・霧崎哲郎
 被害者です。ゲームだとキレてるようなめんどくさい口調で喋ってきたので最初からなんだこいつという印象を抱かされました。アニメはアニメで銃を隠し持ってることをカミングアウトするというシーンが追加されたので、胡散臭さはよりアップしてたと思います。
 ということでミステリーものでよくある「被害者も悪人だったパターン」かと思いきや、結局今回の事件の動機的な面においてはこの人に非はなかったですね。死者と思い込んでいた相手とはいえ普通に発砲した上に、死者に念書を書かせるという死体蹴りに等しいことを企んでいたので、一見完全な善人だったとは思えませんが……人殺しの噂を立てられて仕事を奪われて最終的には殺されるという散々な人生を歩まされたので、シリーズ屈指の不幸キャラだったと思います。

・綾里キミ子
 ゲームではキミ子ははみちゃんを家元にする為に未実に協力しただけという結末になっていましたが、アニメではキミ子が未実を脅して殺人計画を立てた黒幕だったという真相に変更されていました。原作の結末はプレイしていてしっくりこなかった点だったので、個人的には良い改変だったと思います。原作だとのどかの尋問が始まって以降はキミ子の出番はなかったので、彼女は一言も発することはなくそのまま共犯者扱いされて終わりという感じでした。最後にキミ子と会話するシーンも勿論なかったです(同じ内容のことがモノローグで語られるシーンはありましたが)。
 アニメでは悪いおばさまっぽさがよく出ていたキャラだったと思います。成歩堂に対して真宵様とお呼びなさいとか言っておきながら実は本家の人間を最も嫌っていたのは自身だったとは。最後まで自分のやったことを後悔してなかったこともあって只者じゃない感じが出ていました。

・葉中未実(葉中のどか)
 事件の実行犯です。しかし事故で14人の患者と妹の命を奪ってしまったという救いようのない過去を持っていて、犯行もキミ子に脅迫された上で及んだものだったので、憎めない犯人でした。
 ドアの開け方を指摘してから二人は入れ替わっていたということを暴くのはなんだか突飛でしたが、実は死んだのはもう一人のほうでした~みたいな設定ってサスペンスでは割とありますよね。一応入院して整形手術を受けていたことや、たまに見せる豹変が伏線でした。まあ……逆転裁判で何の脈絡もなくあんな感じの豹変を見せるキャラってたくさんいるのでアテにならないのですが。
 アニメではゲームでのモーション(クネクネするやつ)が随所に盛り込まれていたほか、アクションの激しいキャラという一面が追加されていました。元々若干インパクトに欠けるというかアニメだと表現しにくいキャラなのでテコ入れされたと思われます。
 未実(のどか)は今回の話で一番自分のイメージと声が合っていたキャラでした。中の人ののどかと未実の演じ分けが見事で、声優ってすごいと思わされました。15話の中盤で挿入された未実とキミ子が会話するアニオリシーンも良かったですね。

 はみちゃんと冥については以降の展開のネタバレを含んでしまいそうなので割愛します。


アニメの総評
 サイコ・ロックを廃止するという大胆な立て直しをしたのにも関わらず違和感がなくまとめられていたので、アニメが初見の人でも楽しめるエピソードになったと思います。主人公以外のキャラの視点や状況を描くなどのアニメならではの演出も上手く使われていて良かったです。
 個人的には原作も面白かったけどアニメはアニメで面白かったなーという感じで楽しめました。僕は原作を神ゲーだと思っている故にアニメを見る時はどうしても粗を探そうとしてしまうので、フィルターをかけずにいい所にも目を向けて行きたいです。


 次回からはシリーズでもトップクラスの人気エピソードである逆転サーカスが放送されます。
 マックスの中の人はゴー☆ジャスになったらいいなぁとアニメ放送前から思っていましたが、浜添伸也という声優さんが演じることになったそうです。残念,

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週一で変な日記を書いています。

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