
【アレスの天秤】超新作映像の感想
イナズマイレブン次回作、「アレスの天秤」の超新作映像の感想記事です。
動画はこちらになります。今まで発表された情報が詰まっているだけでなく、新情報もあちこちに隠されていたPVでした。
それではそれぞれのシーンを見ていきたいと思います。

鬼道の登場がめでたく決定。帝国学園と雷門を飛び出した彼の新たな就職先は星章学園でした。
鬼道が星章学園に派遣されているというのは、前回のイナズマウォーカーでMCの人が口を滑らせていたせいでわかっていたので、衝撃はそこまでありませんでした。
冷静に考えてみれば主人公チームの一員なわけですから、旧作キャラの中でも破格の扱いですよね。ゲームのストーリー試合中に操作できるキャラクターの内の一人ということですから、かなり優遇されていると思います。

灰崎の回想と思われるシーン。
春奈か!? と一瞬思いましたが、似ているだけで違いますよね。おそらく王道な所で灰崎の妹、もしくは彼女かなんかでしょうか。
病院らしき場所に居るのを見る辺り、なんらかの病気を患っていそうです。アレスの天秤、病人が早くも二人目に。本当この作品は病人が多すぎて……。
豪炎寺が妹に影響されてサッカーを辞め、剣城が兄に影響されてフィフスセクターズに加入したように、この娘が灰崎の生き方に何かしら絡んでいることはほぼ間違いないでしょう。
鬼道が「やりすぎだ」と言っていることと、灰崎の二つ名がフィールドの悪魔であることから、灰崎はラフプレイの激しい選手だということが読み取れます。おそらくそれがこの娘のせいなのでしょうか。ラフプレイをしてでも勝利に固執しなければならない理由がある、とかですかね。
まあ、豪炎寺にしろ剣城にしろ兄弟の本当の気持ちを理解できずに行動していたので、灰崎も最終的にはこの娘の気持ちを理解して和解することになるのかなと思います。

視聴者アンケートで決まったユニフォームに身を包んだ、アフロディが率いる世宇子中。
アフロディ、アルテミス、アテナの他に、見たことのないキャラが二人姿を見せています。
DFのアレスというキャラは今作ではサブタイトルとの兼ね合いでややこしくなってしまうのでリストラされてしまうかと思いましたが、エンディング映像にちらっと映っていたので再登場は確定しているようですね。

ここで例の新キャラの二人が大きく映っている辺り、彼らは白兎屋なえや吉良ヒロトのようなキーキャラクターになるのかな? と思いました。
どういう経緯で加入したキャラなのかはよくわかりません。無難なところで世宇子中の新一年生とかでしょうか。
まあ、そもそも世宇子中の背景も無印時代からいまいち掴めないのですが……。スタジアムが空飛ぶような中学だしね。

ゴッドストライカーこと吉良ヒロトのいる永世学園。なんともかっこいい登場ですね。
今更ですけどアレスの天秤の吉良ヒロトって、かなりインパクトのある設定ですよね。無印2では不幸な被害者でしかなかった吉良ヒロトがこのような変貌を遂げてしまうなんて、8年前は誰が想像したでしょうか。
当時からは到底考えられないことです。この絵を昔の自分に見せてやりたい。
永世学園の他のメンバーは一体誰が登場するのか、まだ判明しておりません。
人気的にアイシーとクララは絶対出てくると思っています。イナオンでも限定キャラ絵の書き下ろしがされたキャラですから、制作も人気を理解してそうです。
後はゴッカも出てきそうです。ボンバと併せて宇宙最強のダブルディフェンスとか言われていましたし。
あとはネオジャパンに選ばれていたゼルやウィーズは登場できそうだと思ってます。イプシロンでもジェネシスでもキャプテンの次に扱いが大きかったキャラですから。
サブGKはネロしかありえなさそうです。ということでメンバーの残り枠は、ゼル、ウィーズ、アイシー、クララ、ゴッカ、ネロ、ですかね。かなり適当な予想ですけど。
ヒート、レアン、マキュア辺りも人気のあるキャラですから、彼らが出ないというのも考えにくいですし……難しいですね。あんなにいるエイリアメンバーの中からたった16人しか選抜されないというのは世知辛いです。

佐久間や源田や辺見等のイナストでもお馴染みのメンバーに、不動と風丸を加えた新生帝国学園。対戦相手は雷門中のようです。
影山の指示に困惑の色を浮かべる不動と佐久間とは対照的に、風丸は「すぐにわかるさ。この試合の本当の意味が」と、余裕を見せていました。
やはりなんらかの理由があって影山の下に就いているだけあり、全てがわかっているのでしょうね。他の選手の一歩先を行っている感じが、無印三期の不動やフィディオを彷彿とさせます。
これで影山がマジでただ悪いことをしようとしているだけな試合になってしまうと、彼を信じている風丸がただのピエロになってしまうので、今作の影山は彼なりに良いことをしようとしているのだと考えることもできます。
今作の黒幕と戦おうとしている、とかですかね。そんなダークヒーロー的な立ち位置って彼のキャラクターを活かすにはぴったりだと思うのですが、過去作で例がなかったので意外でもあります。イナギャラではわけわからんこと言ってわけわからんことやったっきり消えてしまいましたし。

アツヤ、染岡、なえのいる白恋中。対戦相手は雷門中のようです。
喧嘩っ早い性格はアツヤが担っているので、染岡さんは大分丸くなってそうですね。
アウターコードでただでさえギスギスしていた白恋に、なえが一体どのように絡んでくるのか不明です。二つ名がついている辺り強そうな選手にも見えますが、アウターコードを見る限りではサッカー初心者ですからね。監督の贔屓で好き放題やって他の選手の反感を買うような展開にでもなるのでしょうか。
他のチームにも言えることなのですが、旧作キャラに新必殺技は与えられるのかどうかというのは気になります。
どのチームもせっかく豪華なメンバーが揃ったのですから、合体技でも撃って欲しいものですが、新キャラを活躍させるのに忙しくてそれどころじゃなくなるかもしれませんね。
白恋だったら吹雪とアツヤのウルフレジェンドや、そこに染岡さんを加えた三人技でも見てみたいものですが、話の都合上なえの見せ場も増やさなきゃいけないので難しそうです。

豪炎寺が強化委員として派遣された、木戸川清修の登場が決定しました。
豪炎寺が木戸川へ行ったのは予想通りといえば予想通りでしょうか。しかし豪炎寺は無印で重要なウエイトを占めていたキャラで、例の「出て欲しいキャラ投票」でも一位に輝いたキャラなだけあって、もっと重要なポジションで登場することを予想していた方も多かったようです。
鬼道なんて主人公チームの一員という待遇ですからね。それに引き換え豪炎寺は単なるライバルチームの一員という域からは出ないと思うと、なんだか違和感があります。
前世代でチームワークの弱さが敗因となった木戸川清修で、「連携を崩すな!」という台詞は感慨深いものがあります。
豪炎寺の台詞的に木戸川の対戦相手は星章学園のようです。ここにきて鬼道vs豪炎寺が実現してしまうとは。

完全新チーム、利根川東泉。いかにもリトルギガントのようなダークホース臭がします。
キャプテンの坂野上忍は虎丸みたいな容姿をしています。「ミラクルリベロ」と言われている辺りDFですよね。DFのキャプテンって珍しいですね。
リベロなのでメガトンヘッドみたいなシュートSB技を持ってそうです。

そして利根川東泉のGKは、まさかのこの男でした。
「伝説のゴールキーパー」と呼ばれるほどの選手であり、大介のグローブをつけているのなんて、彼しかいないでしょう。
名前をわざわざ「????」にしている辺り訳ありなのかと思いましたが、ただインパクトを重視したかったから名前を隠しただけですかね。
ユニフォームの色やキャプテンのキャラもそうですが、見れば見るほど物凄くリトルギガントみたいなチームですね。
利根川東泉という無名のチームに何故ここまで重要な人物が派遣されたのかは謎です。
しかし扱いからして強豪であることは間違いないと思います。前作の主人公だった選手を相手にすることになるわけですから、準決勝とか準々決勝とかその辺で当たりそうです。

王帝月ノ宮とかいう超強そうな名前のチーム。PVでは星章学園をボコボコにしていました。
キャプテンは野坂悠馬。三大主人公の一人のはずなのに、相変わらず謎が多すぎるキャラです。
「アレスの力」「この力で世界を変える」と言っているので、今作のシナリオの鍵を握っているのは間違いないですね。
「アレスの天秤」というキーワードは今の所黒幕らしきキャラの口からしか出ていませんし、野坂は黒幕の息のかかったキャラなのかと思ってしまいます。仮にも主人公の一人なのですから、ありえないとは思いますが。

雷門のマネージャーと何か関係がありそうな雰囲気でした。鬼道と春奈みたいな兄妹ですかね。また妹かよって感じですけど。
雰囲気を見る限りでは天城と香坂みたいな友達程度の関係になりそうです。無印の鬼道はサッカーを頑張る理由が春奈の為というレベルには生き方に直結していましたが、彼らはそこまで深い関係ではないと思われます。

エンディング映像終了後に映ったのは、いかにも黒幕という感じの二人組。ガルシルドとヘンクタッカーみたいですね。
やはり今回の大会でも裏でずるい大人達が手を引いているのですね。
イナズマイレブンのPVの引きではインパクトがめちゃくちゃでかいシーンが映るというのがお決まりになっていますが、今回は「????」を超える衝撃はありませんでした。なんてことない悪い顔した大人が映っただけでした。
しかしわざわざ大トリを任せられるということは、非常に重要な意味が隠されているということは間違いないと思います。
果たして彼らは何を企んでいるのでしょうか。アレスの天秤というアイテムが仮に因果律を操る道具だとしても、彼らはそれを使って何をしようとしているのでしょうか、全く読めません。
それぞれの思いを胸に激突する勇士たち!
頂点に立つのは誰か?
PVで登場していた文章。今作の特徴って、正にこれだと思うんですよね。
無印~イナギャラまでの全作品のシナリオを読んでも、ここまで他校のチーム事情が掘り下げられている作品はありませんでした。
今までの作品で敵対してきた相手チームは、ただの悪役でしかなかったり、一貫した意志を持ったチームであることが多かったです。GOのホーリーロードで対戦したチームなどが前者、御影専農などが後者ですね。
しかし今作で参戦するチームは全て、一口に悪とは分類できないような複雑な事情を抱えています。登場キャラそれぞれが違う思想を持っており、主人公達が介入するまでもなく人間ドラマが繰り広げられているように見えます。
今までは御影専農やデストラクチャーズのように何かしらの闇を抱えたようなチームというのは、サッカーを通して主人公達に説得されることで解決していました。しかし今作に出てくるチームはなんだか自己完結しそうな勢いです。
そして、頂点に立つのは誰か。今作は雷門が優勝する王道展開になるとは限らないようです。むしろこんな煽り文句を入れてきた辺り、雷門が優勝する可能性の方が低いようにも感じます。
敵チームの掘り下げが多いということもあるのですが、そもそも今作って主人公が三人いますからね。主人公チームの中のどれかが優勝するのかな、と思いました。
雷門みたいな主人公肌チームを差し置いて、星章学園や王帝月ノ宮みたいな闇が深いチームが優勝するというのもそれはそれで考えにくいことですが。
ちなみにPVで判明していた対戦カードは、
・雷門vs星章学園
・雷門vs世宇子
・雷門vs白恋
・雷門vs帝国学園
・星章学園vs木戸川清修
・星章学園vs王帝月ノ宮
です。星章学園が雷門と王帝月ノ宮のどちらとも対戦しているという状況です。どちらかは星章学園によって下されることになるのでしょうか。
まあ、雷門と星章学園は予選ブロックが同じなだけで、王帝月ノ宮は全国大会からの登場となるのかもしれません。
尤も今回のPVで使われた映像ってPVの為に作ったみたいな感じですし、ゲームの制作の方もまだハードすら発表されていない段階ということもありますから、全ての情報を鵜呑みにできないとは思います。
GOの初報PVも「仲間なんかじゃない……今は11人全員が敵!」とか言われてましたけど、そんなライアーゲームみたいな話にはなりませんでしたしね。
以上です。日野社長が言っていた通り、3分20秒の間にたくさんのネタが隠された映像でした。
まだまだ謎の多い作品ですが、今はイナズマウォーカーで情報が続々と開示されてきているので楽しみですね。
動画はこちらになります。今まで発表された情報が詰まっているだけでなく、新情報もあちこちに隠されていたPVでした。
それではそれぞれのシーンを見ていきたいと思います。

鬼道の登場がめでたく決定。帝国学園と雷門を飛び出した彼の新たな就職先は星章学園でした。
鬼道が星章学園に派遣されているというのは、前回のイナズマウォーカーでMCの人が口を滑らせていたせいでわかっていたので、衝撃はそこまでありませんでした。
冷静に考えてみれば主人公チームの一員なわけですから、旧作キャラの中でも破格の扱いですよね。ゲームのストーリー試合中に操作できるキャラクターの内の一人ということですから、かなり優遇されていると思います。

灰崎の回想と思われるシーン。
春奈か!? と一瞬思いましたが、似ているだけで違いますよね。おそらく王道な所で灰崎の妹、もしくは彼女かなんかでしょうか。
病院らしき場所に居るのを見る辺り、なんらかの病気を患っていそうです。アレスの天秤、病人が早くも二人目に。本当この作品は病人が多すぎて……。
豪炎寺が妹に影響されてサッカーを辞め、剣城が兄に影響されてフィフスセクターズに加入したように、この娘が灰崎の生き方に何かしら絡んでいることはほぼ間違いないでしょう。
鬼道が「やりすぎだ」と言っていることと、灰崎の二つ名がフィールドの悪魔であることから、灰崎はラフプレイの激しい選手だということが読み取れます。おそらくそれがこの娘のせいなのでしょうか。ラフプレイをしてでも勝利に固執しなければならない理由がある、とかですかね。
まあ、豪炎寺にしろ剣城にしろ兄弟の本当の気持ちを理解できずに行動していたので、灰崎も最終的にはこの娘の気持ちを理解して和解することになるのかなと思います。

視聴者アンケートで決まったユニフォームに身を包んだ、アフロディが率いる世宇子中。
アフロディ、アルテミス、アテナの他に、見たことのないキャラが二人姿を見せています。
DFのアレスというキャラは今作ではサブタイトルとの兼ね合いでややこしくなってしまうのでリストラされてしまうかと思いましたが、エンディング映像にちらっと映っていたので再登場は確定しているようですね。

ここで例の新キャラの二人が大きく映っている辺り、彼らは白兎屋なえや吉良ヒロトのようなキーキャラクターになるのかな? と思いました。
どういう経緯で加入したキャラなのかはよくわかりません。無難なところで世宇子中の新一年生とかでしょうか。
まあ、そもそも世宇子中の背景も無印時代からいまいち掴めないのですが……。スタジアムが空飛ぶような中学だしね。

ゴッドストライカーこと吉良ヒロトのいる永世学園。なんともかっこいい登場ですね。
今更ですけどアレスの天秤の吉良ヒロトって、かなりインパクトのある設定ですよね。無印2では不幸な被害者でしかなかった吉良ヒロトがこのような変貌を遂げてしまうなんて、8年前は誰が想像したでしょうか。
当時からは到底考えられないことです。この絵を昔の自分に見せてやりたい。
永世学園の他のメンバーは一体誰が登場するのか、まだ判明しておりません。
人気的にアイシーとクララは絶対出てくると思っています。イナオンでも限定キャラ絵の書き下ろしがされたキャラですから、制作も人気を理解してそうです。
後はゴッカも出てきそうです。ボンバと併せて宇宙最強のダブルディフェンスとか言われていましたし。
あとはネオジャパンに選ばれていたゼルやウィーズは登場できそうだと思ってます。イプシロンでもジェネシスでもキャプテンの次に扱いが大きかったキャラですから。
サブGKはネロしかありえなさそうです。ということでメンバーの残り枠は、ゼル、ウィーズ、アイシー、クララ、ゴッカ、ネロ、ですかね。かなり適当な予想ですけど。
ヒート、レアン、マキュア辺りも人気のあるキャラですから、彼らが出ないというのも考えにくいですし……難しいですね。あんなにいるエイリアメンバーの中からたった16人しか選抜されないというのは世知辛いです。

佐久間や源田や辺見等のイナストでもお馴染みのメンバーに、不動と風丸を加えた新生帝国学園。対戦相手は雷門中のようです。
影山の指示に困惑の色を浮かべる不動と佐久間とは対照的に、風丸は「すぐにわかるさ。この試合の本当の意味が」と、余裕を見せていました。
やはりなんらかの理由があって影山の下に就いているだけあり、全てがわかっているのでしょうね。他の選手の一歩先を行っている感じが、無印三期の不動やフィディオを彷彿とさせます。
これで影山がマジでただ悪いことをしようとしているだけな試合になってしまうと、彼を信じている風丸がただのピエロになってしまうので、今作の影山は彼なりに良いことをしようとしているのだと考えることもできます。
今作の黒幕と戦おうとしている、とかですかね。そんなダークヒーロー的な立ち位置って彼のキャラクターを活かすにはぴったりだと思うのですが、過去作で例がなかったので意外でもあります。イナギャラではわけわからんこと言ってわけわからんことやったっきり消えてしまいましたし。

アツヤ、染岡、なえのいる白恋中。対戦相手は雷門中のようです。
喧嘩っ早い性格はアツヤが担っているので、染岡さんは大分丸くなってそうですね。
アウターコードでただでさえギスギスしていた白恋に、なえが一体どのように絡んでくるのか不明です。二つ名がついている辺り強そうな選手にも見えますが、アウターコードを見る限りではサッカー初心者ですからね。監督の贔屓で好き放題やって他の選手の反感を買うような展開にでもなるのでしょうか。
他のチームにも言えることなのですが、旧作キャラに新必殺技は与えられるのかどうかというのは気になります。
どのチームもせっかく豪華なメンバーが揃ったのですから、合体技でも撃って欲しいものですが、新キャラを活躍させるのに忙しくてそれどころじゃなくなるかもしれませんね。
白恋だったら吹雪とアツヤのウルフレジェンドや、そこに染岡さんを加えた三人技でも見てみたいものですが、話の都合上なえの見せ場も増やさなきゃいけないので難しそうです。

豪炎寺が強化委員として派遣された、木戸川清修の登場が決定しました。
豪炎寺が木戸川へ行ったのは予想通りといえば予想通りでしょうか。しかし豪炎寺は無印で重要なウエイトを占めていたキャラで、例の「出て欲しいキャラ投票」でも一位に輝いたキャラなだけあって、もっと重要なポジションで登場することを予想していた方も多かったようです。
鬼道なんて主人公チームの一員という待遇ですからね。それに引き換え豪炎寺は単なるライバルチームの一員という域からは出ないと思うと、なんだか違和感があります。
前世代でチームワークの弱さが敗因となった木戸川清修で、「連携を崩すな!」という台詞は感慨深いものがあります。
豪炎寺の台詞的に木戸川の対戦相手は星章学園のようです。ここにきて鬼道vs豪炎寺が実現してしまうとは。

完全新チーム、利根川東泉。いかにもリトルギガントのようなダークホース臭がします。
キャプテンの坂野上忍は虎丸みたいな容姿をしています。「ミラクルリベロ」と言われている辺りDFですよね。DFのキャプテンって珍しいですね。
リベロなのでメガトンヘッドみたいなシュートSB技を持ってそうです。

そして利根川東泉のGKは、まさかのこの男でした。
「伝説のゴールキーパー」と呼ばれるほどの選手であり、大介のグローブをつけているのなんて、彼しかいないでしょう。
名前をわざわざ「????」にしている辺り訳ありなのかと思いましたが、ただインパクトを重視したかったから名前を隠しただけですかね。
ユニフォームの色やキャプテンのキャラもそうですが、見れば見るほど物凄くリトルギガントみたいなチームですね。
利根川東泉という無名のチームに何故ここまで重要な人物が派遣されたのかは謎です。
しかし扱いからして強豪であることは間違いないと思います。前作の主人公だった選手を相手にすることになるわけですから、準決勝とか準々決勝とかその辺で当たりそうです。

王帝月ノ宮とかいう超強そうな名前のチーム。PVでは星章学園をボコボコにしていました。
キャプテンは野坂悠馬。三大主人公の一人のはずなのに、相変わらず謎が多すぎるキャラです。
「アレスの力」「この力で世界を変える」と言っているので、今作のシナリオの鍵を握っているのは間違いないですね。
「アレスの天秤」というキーワードは今の所黒幕らしきキャラの口からしか出ていませんし、野坂は黒幕の息のかかったキャラなのかと思ってしまいます。仮にも主人公の一人なのですから、ありえないとは思いますが。

雷門のマネージャーと何か関係がありそうな雰囲気でした。鬼道と春奈みたいな兄妹ですかね。また妹かよって感じですけど。
雰囲気を見る限りでは天城と香坂みたいな友達程度の関係になりそうです。無印の鬼道はサッカーを頑張る理由が春奈の為というレベルには生き方に直結していましたが、彼らはそこまで深い関係ではないと思われます。

エンディング映像終了後に映ったのは、いかにも黒幕という感じの二人組。ガルシルドとヘンクタッカーみたいですね。
やはり今回の大会でも裏でずるい大人達が手を引いているのですね。
イナズマイレブンのPVの引きではインパクトがめちゃくちゃでかいシーンが映るというのがお決まりになっていますが、今回は「????」を超える衝撃はありませんでした。なんてことない悪い顔した大人が映っただけでした。
しかしわざわざ大トリを任せられるということは、非常に重要な意味が隠されているということは間違いないと思います。
果たして彼らは何を企んでいるのでしょうか。アレスの天秤というアイテムが仮に因果律を操る道具だとしても、彼らはそれを使って何をしようとしているのでしょうか、全く読めません。
それぞれの思いを胸に激突する勇士たち!
頂点に立つのは誰か?
PVで登場していた文章。今作の特徴って、正にこれだと思うんですよね。
無印~イナギャラまでの全作品のシナリオを読んでも、ここまで他校のチーム事情が掘り下げられている作品はありませんでした。
今までの作品で敵対してきた相手チームは、ただの悪役でしかなかったり、一貫した意志を持ったチームであることが多かったです。GOのホーリーロードで対戦したチームなどが前者、御影専農などが後者ですね。
しかし今作で参戦するチームは全て、一口に悪とは分類できないような複雑な事情を抱えています。登場キャラそれぞれが違う思想を持っており、主人公達が介入するまでもなく人間ドラマが繰り広げられているように見えます。
今までは御影専農やデストラクチャーズのように何かしらの闇を抱えたようなチームというのは、サッカーを通して主人公達に説得されることで解決していました。しかし今作に出てくるチームはなんだか自己完結しそうな勢いです。
そして、頂点に立つのは誰か。今作は雷門が優勝する王道展開になるとは限らないようです。むしろこんな煽り文句を入れてきた辺り、雷門が優勝する可能性の方が低いようにも感じます。
敵チームの掘り下げが多いということもあるのですが、そもそも今作って主人公が三人いますからね。主人公チームの中のどれかが優勝するのかな、と思いました。
雷門みたいな主人公肌チームを差し置いて、星章学園や王帝月ノ宮みたいな闇が深いチームが優勝するというのもそれはそれで考えにくいことですが。
ちなみにPVで判明していた対戦カードは、
・雷門vs星章学園
・雷門vs世宇子
・雷門vs白恋
・雷門vs帝国学園
・星章学園vs木戸川清修
・星章学園vs王帝月ノ宮
です。星章学園が雷門と王帝月ノ宮のどちらとも対戦しているという状況です。どちらかは星章学園によって下されることになるのでしょうか。
まあ、雷門と星章学園は予選ブロックが同じなだけで、王帝月ノ宮は全国大会からの登場となるのかもしれません。
尤も今回のPVで使われた映像ってPVの為に作ったみたいな感じですし、ゲームの制作の方もまだハードすら発表されていない段階ということもありますから、全ての情報を鵜呑みにできないとは思います。
GOの初報PVも「仲間なんかじゃない……今は11人全員が敵!」とか言われてましたけど、そんなライアーゲームみたいな話にはなりませんでしたしね。
以上です。日野社長が言っていた通り、3分20秒の間にたくさんのネタが隠された映像でした。
まだまだ謎の多い作品ですが、今はイナズマウォーカーで情報が続々と開示されてきているので楽しみですね。