
ママは悲しむだろう..
2021年2月18日にNintendoSwitch版が発売されたホラーアドベンチャーゲーム、『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』をクリアしました。

コープスパーティー、知る人ぞ知る名作ホラーアドベンチャーシリーズですね。
なんでも原初は1996年にRPGツクールで製作され、コンテストに投稿されて入賞したゲームだったようです。
その後2008年にリメイク版である『コープスパーティー ブラッドカバー』が開発され、同人誌即売会や同人ショップにおいて販売されていました。
ということで、コープスパーティーとは元はRPGツクールで製作されたゲームであり、同人作品だったようです。
そんなゲームが遂に2010年にコンシューマー化されて人気シリーズとなり、今ではコミカライズやOVA、実写映画化までされました。改めて見ても異例すぎる経歴だと思いました。
自分はホラーゲームは苦手なものの、その来歴から元々興味のあるシリーズだったので、プレイしてみる運びとなりました。
ホラーゲームといえば自分はバイオハザード4,5,6もプレイしていましたが、コープスパーティーはその比じゃない程にホラー演出に特化していた印象がありました。
アクションゲーム寄りのあちらと比べれば怖いのはそれはそうなのですが、コープスパーティーは所謂ゴア表現が凄まじいです。よくコンシューマーで出せたなと思うほどに。
追記よりネタバレありの感想になります。
ホラー描写については、前述の通りスゴすぎでした。自分はホラーゲームを多数嗜んでるクチではないので、別のホラーゲームと比較しての客観的な評価はできませんが。
本作は探索中は基本的にBGMが流れるのですが、それが特定のマップに入ったりすると前触れもなく止まったりするので、否が応でも警戒させられました。無音の中で響く床やベッドが軋む音は妙にリアリティがありました。
昨今のホラーゲームにあるような、「操作中に何かが急にバッと出てくるような脅かし方」はこのゲームにはそこまでないのですが、それでも音を使った演出が上手過ぎて終始ビビりまくりでした。
音楽と言えば、CHAPTER4まではおどろおどろしいBGMが多かった印象がありましたが、CHAPTER5の中盤は一転して熱い曲が流れるのが印象的でしたね。
あの曲自体は昔単体でよく聞いていた覚えがあるので、懐かしかったです。
元々はTRUEで生存する五人以外のキャラはブラッドカバーにおける追加キャラクターのようです。悪い言い方をすれば死んだ四人は死ぬ為に用意されたキャラということになります。
死亡者が居る方が凄惨さが引き立てられるという狙いなのでしょうか。特に世以子はChapter1で死亡するのにも関わらず、TRUEまで幾度も名前を挙げられていきます。紛れもなく重要人物の一角でした。
(それにしても世以子や結衣先生は描写が多かったからともかく、森繁はどうやって死んだかもわからないしなんだったんだ……?)
本作はTRUEに到達してもなお救われない話であり、前向きさを感じさせる終わり方でもなかったです。やはり直美が世以子を手にかけてしまったという事実が、本人達の中でも答えが出てなかったのでどうしようもなさすぎたと感じました。
そういうこともあって、本作はTRUEに特化したシナリオというよりも、多様なマルチエンディングにこそ魅力があるのかな、と思いました。
WRONG ENDという名前の通りTRUE以上に救われない内容ばかりなのですが、見方を変えればそれぞれにキャラクターの見せ場があったり、ifの結末として楽しめるものであったり。何よりも本作の鬱ゲーっぷりを際立たせてくれるものとなっております。
特にCHAPTER5でフラグを間違えた際に見せられる、あゆみ以外生存者がいなくなる結末は必見です。
物語としては一区切りを迎えたものの、謎は多く残されてしまった印象がありました。
シナリオにおける細かい謎はさておき、あゆみと良樹があの後どうなったのかは気になる部分ではありました。
続編・派生作品も三つほどあるらしいのでやってみたいですね。

コープスパーティー、知る人ぞ知る名作ホラーアドベンチャーシリーズですね。
なんでも原初は1996年にRPGツクールで製作され、コンテストに投稿されて入賞したゲームだったようです。
その後2008年にリメイク版である『コープスパーティー ブラッドカバー』が開発され、同人誌即売会や同人ショップにおいて販売されていました。
ということで、コープスパーティーとは元はRPGツクールで製作されたゲームであり、同人作品だったようです。
そんなゲームが遂に2010年にコンシューマー化されて人気シリーズとなり、今ではコミカライズやOVA、実写映画化までされました。改めて見ても異例すぎる経歴だと思いました。
自分はホラーゲームは苦手なものの、その来歴から元々興味のあるシリーズだったので、プレイしてみる運びとなりました。
ホラーゲームといえば自分はバイオハザード4,5,6もプレイしていましたが、コープスパーティーはその比じゃない程にホラー演出に特化していた印象がありました。
アクションゲーム寄りのあちらと比べれば怖いのはそれはそうなのですが、コープスパーティーは所謂ゴア表現が凄まじいです。よくコンシューマーで出せたなと思うほどに。
追記よりネタバレありの感想になります。
ホラー描写については、前述の通りスゴすぎでした。自分はホラーゲームを多数嗜んでるクチではないので、別のホラーゲームと比較しての客観的な評価はできませんが。
本作は探索中は基本的にBGMが流れるのですが、それが特定のマップに入ったりすると前触れもなく止まったりするので、否が応でも警戒させられました。無音の中で響く床やベッドが軋む音は妙にリアリティがありました。
昨今のホラーゲームにあるような、「操作中に何かが急にバッと出てくるような脅かし方」はこのゲームにはそこまでないのですが、それでも音を使った演出が上手過ぎて終始ビビりまくりでした。
音楽と言えば、CHAPTER4まではおどろおどろしいBGMが多かった印象がありましたが、CHAPTER5の中盤は一転して熱い曲が流れるのが印象的でしたね。
あの曲自体は昔単体でよく聞いていた覚えがあるので、懐かしかったです。
元々はTRUEで生存する五人以外のキャラはブラッドカバーにおける追加キャラクターのようです。悪い言い方をすれば死んだ四人は死ぬ為に用意されたキャラということになります。
死亡者が居る方が凄惨さが引き立てられるという狙いなのでしょうか。特に世以子はChapter1で死亡するのにも関わらず、TRUEまで幾度も名前を挙げられていきます。紛れもなく重要人物の一角でした。
(それにしても世以子や結衣先生は描写が多かったからともかく、森繁はどうやって死んだかもわからないしなんだったんだ……?)
本作はTRUEに到達してもなお救われない話であり、前向きさを感じさせる終わり方でもなかったです。やはり直美が世以子を手にかけてしまったという事実が、本人達の中でも答えが出てなかったのでどうしようもなさすぎたと感じました。
そういうこともあって、本作はTRUEに特化したシナリオというよりも、多様なマルチエンディングにこそ魅力があるのかな、と思いました。
WRONG ENDという名前の通りTRUE以上に救われない内容ばかりなのですが、見方を変えればそれぞれにキャラクターの見せ場があったり、ifの結末として楽しめるものであったり。何よりも本作の鬱ゲーっぷりを際立たせてくれるものとなっております。
特にCHAPTER5でフラグを間違えた際に見せられる、あゆみ以外生存者がいなくなる結末は必見です。
物語としては一区切りを迎えたものの、謎は多く残されてしまった印象がありました。
シナリオにおける細かい謎はさておき、あゆみと良樹があの後どうなったのかは気になる部分ではありました。
続編・派生作品も三つほどあるらしいのでやってみたいですね。