
〇〇〇グループ
ぱれっとより発売された美少女アドベンチャーゲーム、『9-nine-』シリーズをクリアしました。

本シリーズは「9-nine-ここのつここのかここのいろ」「9-nine-そらいろそらうたそらのおと」「9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ」「9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと」の四部作となっております。
登場キャラや世界観はシリーズで共有しており、一作ごとに別々のヒロインに焦点を当てたエピソードが描かれる……という構成となっています。イナズマイレブンで例えると無印とGOのような関係ではなく、1と2のような関係です。
四部作と聞くと大長編にも見えますが、一作辺りのクリアにかかった平均時間が7時間程度だったので、ボリューム的には一本のゲームとそこまで変わらないかもしれません。ひとつひとつのルートがバラ売りされているという見方が正しいでしょうか。
こう書くと悪どい商法にも見えますが、続編ごとにしっかり新規BGMや立ち絵は用意されており、OPとEDが個別に用意されているという力の入りようだったので、単品で見ても満足度の高い内容に仕上がっていたと思います。
公式としては「一つ一つのストーリーは独立しているので単体でも楽しめる」という触れ込みとなっていますが、やはり序盤から緻密に張り巡らされた伏線が徐々に解き明かされていくのが魅力の作品だと思うので、個人的には流石に一作目からプレイしてなんぼのゲームだと思います。(まあ、公式的にはそういった売り文句で出すしかなかったのだと思いますが。)
単品で見ても満足度が高いとは書いたものの、二章以降はまだしも一章なんて、本筋としては何もわからないし何も解決しませんからね。
自分はみゃーこ先輩が"推し"なのでその辺りは残念でした。導入に振り切った章であるからこそ割を食っていたと思います。
内容ですが、所謂「ループもの」の話となっております。
アメグレの感想でも書きましたが、フィクションにおいては使い古された設定ではあるものの、非常に受け入れられやすいテーマだと思います。自分もループものの作品は高評価しやすい傾向にあるので、割かし好きなのかもしれません。
シナリオは序盤から盛り上がりどころがしっかり用意されており、読み進めていくのが面白かったです。
特にこの手のゲームの序盤はヒロイン紹介に五時間ぐらいかかったりするのがザラだと思いますが、本作は一時間ぐらいプレイした辺りから物語が動き出しました。
飽きずに進められるというのは、自分が四部作クリアにかかった日数が約10日というのが何よりの証明なのかもしれません。金土日で20時間ぐらい遊んでしまいました。
キャラ魅力に関しては、客観的に評価してもトップクラスのゲームだと感じました。
ヒロイン達は立ち絵の種類が多く表情も豊かなので、好感を持てやすいと思います。四人の内の誰か一人はプレイヤーに刺さるのではないかと思います。
特に主人公の妹である新海天は主人公との掛け合いが面白く、日常パートを大いに盛り上げてくれる存在なので必見です。
男キャラを含めたサブキャラクターに関しても、とても丁寧に描写されていました。
音楽に関しても非常に完成度が高かったです。
BGMはもとより、前述の通りOPとEDが2×4種類用意されているのが素晴らしかったと思います。
言ってみれば1ルートをプレイする毎に別のOPとEDが流れるようなものなので、プレイヤーにとってのモチベーションにもなりました。
総じて、今までにプレイした美少女ゲームの中でも完成度の高いゲームだったと思います。
なんか今年プレイしたゲーム大体にこれ言ってる気もしてきました。今年が豊作すぎるのか自分が手の平クルクルなだけなのか。
それでも9-nine-は本当に良いゲームだったと思います。key作品等が好きな人には是非勧めたいです。

本シリーズは「9-nine-ここのつここのかここのいろ」「9-nine-そらいろそらうたそらのおと」「9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ」「9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと」の四部作となっております。
登場キャラや世界観はシリーズで共有しており、一作ごとに別々のヒロインに焦点を当てたエピソードが描かれる……という構成となっています。イナズマイレブンで例えると無印とGOのような関係ではなく、1と2のような関係です。
四部作と聞くと大長編にも見えますが、一作辺りのクリアにかかった平均時間が7時間程度だったので、ボリューム的には一本のゲームとそこまで変わらないかもしれません。ひとつひとつのルートがバラ売りされているという見方が正しいでしょうか。
こう書くと悪どい商法にも見えますが、続編ごとにしっかり新規BGMや立ち絵は用意されており、OPとEDが個別に用意されているという力の入りようだったので、単品で見ても満足度の高い内容に仕上がっていたと思います。
公式としては「一つ一つのストーリーは独立しているので単体でも楽しめる」という触れ込みとなっていますが、やはり序盤から緻密に張り巡らされた伏線が徐々に解き明かされていくのが魅力の作品だと思うので、個人的には流石に一作目からプレイしてなんぼのゲームだと思います。(まあ、公式的にはそういった売り文句で出すしかなかったのだと思いますが。)
単品で見ても満足度が高いとは書いたものの、二章以降はまだしも一章なんて、本筋としては何もわからないし何も解決しませんからね。
自分はみゃーこ先輩が"推し"なのでその辺りは残念でした。導入に振り切った章であるからこそ割を食っていたと思います。
内容ですが、所謂「ループもの」の話となっております。
アメグレの感想でも書きましたが、フィクションにおいては使い古された設定ではあるものの、非常に受け入れられやすいテーマだと思います。自分もループものの作品は高評価しやすい傾向にあるので、割かし好きなのかもしれません。
シナリオは序盤から盛り上がりどころがしっかり用意されており、読み進めていくのが面白かったです。
特にこの手のゲームの序盤はヒロイン紹介に五時間ぐらいかかったりするのがザラだと思いますが、本作は一時間ぐらいプレイした辺りから物語が動き出しました。
飽きずに進められるというのは、自分が四部作クリアにかかった日数が約10日というのが何よりの証明なのかもしれません。金土日で20時間ぐらい遊んでしまいました。
キャラ魅力に関しては、客観的に評価してもトップクラスのゲームだと感じました。
ヒロイン達は立ち絵の種類が多く表情も豊かなので、好感を持てやすいと思います。四人の内の誰か一人はプレイヤーに刺さるのではないかと思います。
特に主人公の妹である新海天は主人公との掛け合いが面白く、日常パートを大いに盛り上げてくれる存在なので必見です。
男キャラを含めたサブキャラクターに関しても、とても丁寧に描写されていました。
音楽に関しても非常に完成度が高かったです。
BGMはもとより、前述の通りOPとEDが2×4種類用意されているのが素晴らしかったと思います。
言ってみれば1ルートをプレイする毎に別のOPとEDが流れるようなものなので、プレイヤーにとってのモチベーションにもなりました。
総じて、今までにプレイした美少女ゲームの中でも完成度の高いゲームだったと思います。
なんか今年プレイしたゲーム大体にこれ言ってる気もしてきました。今年が豊作すぎるのか自分が手の平クルクルなだけなのか。
それでも9-nine-は本当に良いゲームだったと思います。key作品等が好きな人には是非勧めたいです。