
クソソベソノレ
ウグイスカグラより発売されたアダルトゲーム、『紙の上の魔法使い』をクリアしました。

自分が以前プレイした『空に刻んだパラレログラム』と同じ作者が書いた話です。
そちらは普通のエロゲとは一線を画した少年漫画のようなスポ根ストーリーだったのですが、こちらはどちらかと言えばエロゲというジャンルでは王道な泣きゲーに準じた話となっております。
パラレログラムはチーム戦スポーツの話なだけあって登場人物が非常に多く、尺が足りずに処理しきれない部分もあり、結果的に影の薄いキャラクターも生まれてしまったという印象はありました。
しかし、紙の上の魔法使いは登場人物を絞っており、その全員に役割や見せ場が緻密に与えられていたと感じました。
とにかくキャラクター一人一人の描写が丁寧であり、同じ作者なのにここまで丸っきり雰囲気の違う話を描けるのはすごいと思いました。
大筋としては「誰かが開くと現実が本の筋書き通りに歪められてしまう」という力を持った、「魔法の本」なるSFアイテムを巡った話となっております。
ゲーム構成としては一章毎に魔法の本が開き、主人公達が本の登場人物の役割を強制的に演じさせられ、振り回されていくという筋書きとなっております。
一見ファンタジーでメルヘンな設定にも見えますが、その実ゲーム全体としての雰囲気は中々に重く、ややえげつないエピソードを多分に含んでいます。
プレイヤーの予想を裏切ってくる展開も序盤から終盤まで非常に多く、飽きさせない作りとなっていました。

自分が以前プレイした『空に刻んだパラレログラム』と同じ作者が書いた話です。
そちらは普通のエロゲとは一線を画した少年漫画のようなスポ根ストーリーだったのですが、こちらはどちらかと言えばエロゲというジャンルでは王道な泣きゲーに準じた話となっております。
パラレログラムはチーム戦スポーツの話なだけあって登場人物が非常に多く、尺が足りずに処理しきれない部分もあり、結果的に影の薄いキャラクターも生まれてしまったという印象はありました。
しかし、紙の上の魔法使いは登場人物を絞っており、その全員に役割や見せ場が緻密に与えられていたと感じました。
とにかくキャラクター一人一人の描写が丁寧であり、同じ作者なのにここまで丸っきり雰囲気の違う話を描けるのはすごいと思いました。
大筋としては「誰かが開くと現実が本の筋書き通りに歪められてしまう」という力を持った、「魔法の本」なるSFアイテムを巡った話となっております。
ゲーム構成としては一章毎に魔法の本が開き、主人公達が本の登場人物の役割を強制的に演じさせられ、振り回されていくという筋書きとなっております。
一見ファンタジーでメルヘンな設定にも見えますが、その実ゲーム全体としての雰囲気は中々に重く、ややえげつないエピソードを多分に含んでいます。
プレイヤーの予想を裏切ってくる展開も序盤から終盤まで非常に多く、飽きさせない作りとなっていました。