
絶望の理由
10月21日に発売されたケムコADV最新作、『アーキタイプ・アーカディア』をクリアしました。

以前プレイした『最悪なる災厄人間に捧ぐ』と同じ人が書いているという意味でも、期待の新作でした。
序盤から終盤まで回想が逐一挟まる上にどれもがやたら長かったりするので、テンポの悪さは感じました。
それと、掘り下げが多いおかげで途中から好きになれたキャラも多いのですが、とあるメインキャラの行動には最後まで全く感情移入できなかったです。プッシュのされ方が尋常じゃなかったので、作者としてはそのキャラは"アキアカのテーマを体現している"という役割を持たせたかったのだと思いますが。ノベルゲームやっててここまで不快なキャラは今後現れないと思えるレベル。
ただ、キャラの台詞の端々が伏線になっていたり、メイン級のキャラそれぞれに見せ場がしっかり与えられているところなどは、話の作りが上手いと感じました。
序盤は割と平和すぎて退屈だと思いますが、後半からは徐々に面白くなっていくのは間違いありません。

以前プレイした『最悪なる災厄人間に捧ぐ』と同じ人が書いているという意味でも、期待の新作でした。
序盤から終盤まで回想が逐一挟まる上にどれもがやたら長かったりするので、テンポの悪さは感じました。
それと、掘り下げが多いおかげで途中から好きになれたキャラも多いのですが、とあるメインキャラの行動には最後まで全く感情移入できなかったです。プッシュのされ方が尋常じゃなかったので、作者としてはそのキャラは"アキアカのテーマを体現している"という役割を持たせたかったのだと思いますが。ノベルゲームやっててここまで不快なキャラは今後現れないと思えるレベル。
ただ、キャラの台詞の端々が伏線になっていたり、メイン級のキャラそれぞれに見せ場がしっかり与えられているところなどは、話の作りが上手いと感じました。
序盤は割と平和すぎて退屈だと思いますが、後半からは徐々に面白くなっていくのは間違いありません。