
ヤテラ崩壊

新弾から約二週間、グラマスに到達しました。
今期も何を使うか悩みましたが、初っ端から「エルフとビショップ以外はデッキじゃない」という魔境であることが判明してしまったので、実質的な選択肢は三つ。エルフを使うかビショップを使うかナーフまで待つかの三択でした。
ナーフまで待っても良かったわけですが、以前からビショップというクラスに興味があったこともあり、今期はビショップを握ることにしました。
~MP7500

所謂エルフビショップ二強環境の時に7500まで上げておきました。
二強の一端ではあるものの、この時代のビショップはエルフに大きく不利がつくデッキです。ラティカでOTKをされないことを祈りながら戦うしかなかったので、実質的にはエルフの一強だったと思います。
また、ビショップミラーは完全なる先攻ゲーと化しており、後攻を引いた際は相手が余程事故っているかヘンテコなリストを使っていない限りはまず捲れないというレベルでした。実際にミラー後攻の勝率は5%とかだったと思います。
このゲームや他のカードゲームが先攻ゲーなのは言わずもがなですが、この環境だけは本当に今までにやった全てのゲームの中で最も先攻が欲しかったです。
しかし、それを差し引いても異常な安定感を持っているデッキなので、初心者おすすめのラダー最強デッキであることは疑いようがなかったです。
ラティカを握っているエルフ相手はどうしようもなかったですが、相手がラティカを握っていないことや勝手にプレミしてくれることも多かったので、相手の下振れを引く形で勝利を収めることは多かったです。
ミラー後攻の勝率は5%でしたが、逆に言えば相手がどれだけ強くても先攻さえ引ければ勝率95%になる神ゲーだったので、プラマイゼロでした。
何よりもこのデッキはムニャールをサーチするカードが9枚も入っているということで、事故負けするということがほとんどなかったです。
先攻ロイヤルやネクロなどには轢かれることはあるものの、それでもヤテラントゥを投げるまで耐えられれば勝ちなので、エルフと比べてもかなり戦いやすかったと思います。
とにかくヤテラントゥを出すだけでエルフとビショップ以外のクラスが死んでいくので、この環境の最大の癌とも言えるデッキだったと思います。
結局このデッキはエルフ共々実装から一週間という早さでナーフされてしまいました。
総合的に見てエルフより弱い割にはエルフよりも手痛いナーフを受けてしまいましたが、より多くのデッキを否定していたのは間違いなくビショップの方だったので、仕方なかったと思います。
MP7500~9700

ナーフ後もなんだかんだでMP9700までは盛れました。
というのも流行りのロイヤル、ネクロ、ネメシスには全然勝つことができたからです。
ロイヤルはマーロンを利用して耐えればいいし、ネクロは消滅させまくってラスワ・リアニメイトを封じ、ネメシスはベルフォメットを出された返しにOTKすれば勝てました。
どのクラスも序盤のビートが強いせいで後攻の場合は普通にしんどかったですが、それでも無理対面と言えるほど不利はついていなかったと思います。
とにかく横並べしてくるクラスが多かったので、三積みのマーロンが非常に環境に刺さっていました。
ナーフ後一週間に限って言えば、かなり高い勝率は出せていたと思います。
MP9700~10000

MP9700到達した辺りの時期からは、機械ウィッチが急増したことで一気に勝ちづらくなりましたね。
グラマスに行くまで寝れない配信をしていたものの、アミュビショでは三時間近く潜ってもMP-200という体たらくでした。怒ったので、魂のデッキに変えました。
構築は死ぬほど適当です。
新弾のカードがひとつもないどころか、ドラゴニックレイジや契りがローテ落ちして弱体化しただけのリストに見えますが、流石に庭園がTierGODだったので無事グラマスに到達できました。
使った期間が短すぎて、今の環境に刺さっていたのかどうかも正直よくわかりません。
普通に機械ウィッチには堕落で庭園を割られそうだし、ネメシスからは5コスのベルフォメットが飛んできそうだしで、相当めんどくさそうですけどどうなんでしょう。
それでもルシフェルを取れるクラスが全然ないし、ロングゲームになりやすい分デッキの回復力がものを言うので、回してて戦いやすくは感じました。
まあ、元よりこのデッキはどのくらい回るかに懸かっている気がします。