
【イナスト2013】ドラフト杯 大会当日の振り返り(前編)
予想以上に文章が長くなってしまったので、前編と後編に分けて投稿したいと思います。大会が終わってもう第二回の募集が始まってるのに、まだ書き終わらんのかという話ですが……。
前編ではAグループ予選とワイルドカードシリーズの振り返りをさせていただきます。

引き分け 4-4
自分のチームとダンデマニアさんのチームですが、相性としては五分ぐらいだと対戦前は思っていました。
ポセイドン塔子ヘパイス相手にカノンを使っておきながら五分!?と怒られてしまいそうですが、というのもこちらのガードAジャングル陣では相手のFW集団がどうしても重かったのが理由です。
ダンデマニアさんの2TOPの木瀧とマークはこちらのチームでは手も足も出ず、御門も子供ジャングル以外では止まらない上にレイジングクロウでロータスを平気で貫通してきます。
加えて本人の単体突進の精度が全一レベルなので、相手のミスをお祈りすることもできません。あの人と対戦したことがある人ならわかると思いますが、物凄く独特なかわし方をしてきます。
それだけだとこちらが不利なのですが、FWが止まらないのはおあいこであるということと、何よりも単純なチームパワーの差で圧倒的に分があったと思っているので、五分に落ち着くという印象でした。
こちらとしては、相手のFWを対策することができない以上殴り合いを避けることはできないので、やはり守備面の手薄さを突いていくのが勝ち筋になると思いました。
具体的にはチェインを狙っていくのはもちろんのこと、アツヤや吹雪のウルフレジェンドによる単騎得点も得点ルートとしていくことを考えていました。直前の練習試合でシュラやコヨーテに壊された時のように。
後半はゲージの遅い豪炎寺よりもアツヤをFWとして起用し、ポセイドンをいじめていくプランで臨みました。
木瀧vsカノンのノーガードの殴り合い、開戦だ!
試合内容としては操作ミスがとても多くて、お世辞にも褒められるものではなかったです。
開幕吹雪を失敗するだけでなく、ウルフレジェンド得点確定場面でも何度もスライディングでボールを奪われてしまったので、ダメダメでした。どうしても調子が出なかったです。
結局アツヤをFW起用した采配は合っていたのかどうか、未だにわかりません。ダンデマニアさんのチームは技威力が低いとはいえゲージが早いDFは揃っていますし、素直に豪炎寺でチェインを狙っていった方が流石に良かったですかね。どうせポセイドンならマキシマムワンチェインも止めてこないだろうし。
相手のフォーメーションがデスゾーンだったので、サイドからシュートを撃とうにもDFの枚数が多くて邪魔をされやすいというのもありました。ミドルブロック相手なら二人ケアするだけで大丈夫なんですけどね。
それと、ガード8振る意味もそこまでなさそうでしたね。子供ジャングルで御門が止められなくなるのが嫌だから一応ガードに振ったのですが、結果的にキモロとドラッヘを入れたことによってゲームメイクがしづらくなり、裏目になったと感じました。
大会中当たった相手の中で唯一勝ちを拾えませんでした。まあ、チーム相性と本人の単体突進の精度の高さを考えると、なるべくしてなったとは思いました。
ただ、自分のチームの下位互換みたいなチェインチームを使っているあきひささんが、ダンデマニアさんには白星を挙げていたんですよね。自分の想像以上にポセイドンがやばかったということだと思うので、馬鹿の一つ覚えのようにチェインを連打しまくっていれば、実際のところ微有利はあったかもしれません。
これだけ強い人が予選落ちするAブロックどうなってんの?????

勝ち 4-3
直前の慣らし試合で2-6という大敗を喫した相手です。まともなチームを使っておきながらあそこまで大差で負けたことは、自分のイナスト人生においても中々なかったことです。
マンソンさんのチームはどう見てもドリブル軸だったので、ガード補正差をつけることができればダンデをも止めてしまえるマルコをDFに置いていたのですが、結果的にそこからコヨーテやシュラに必殺シュートを通されまくりました。当然ロータス君が止めるはずもなく。
ただ、本番前にこの情報を知れたということはとても大きかったと思います。今回の対戦ではDFにマルコを置かず、いつものジャングルDF三人体制で試合に臨みました。
チーム相性としては、五分~微有利ぐらいだったでしょうか。
特段こちらのチームの誰かが刺さっていたというわけではないのですが、単純にカノンや神童やフェイのキャラパワーが高すぎるので、焦らずにチェインを通していけば勝てるマッチだと思っていました。DFの技火力がそこまで高くなく、SB枚数も少なかったので、チェインは通しやすい部類でした。
対するマンソンさん側の勝ち筋としては、前述の通りシュラやコヨーテの横スマで破壊することももちろんですが、メインの得点手段としてはハイデュプリの二人を通すことだったと思います。こちらの手札でラベンを止められるのは大人佐久間のみ、ダンデを止められる選手に至っては一人もいません。
ただ、ダンデはゲージ速度や技範囲がFWとして使うには若干足りないキャラなので、こいつ一人重いぐらいならなんとかできるとは踏んでいました。そういう意味で微有利に近かったと思います。
試合開始。前半カノンのチェインを二回通すことで2-0でリードできたので、かなり余裕ができました。
しかし、続く後半では開始二分で失点。更には錦とラベンにノーマルシュートを決められ、後半22分時点では3-3で同点に持ち込まれてしまい、手に汗握る死闘となりました。
後半終了間際にサイドからのカノンのチェインがなんとか通り、それが決勝点となりました。
結果は4-3で辛勝となりました。危ない試合だったと思います。
こちらとしてはラーメンを食わせたカノンがブロック技を誤爆してしまったのが痛かったです。当たり前ですがカノンを使ってるときは迂闊に守備指示を出せませんね。
練習試合ではロータスがシュラやコヨーテにボコボコにされたせいで大会棄権したくなるような内容でしたが、今回は奴らには暴れられなかったのが良かったです。

再戦の誓いを立て、次の試合へ。

負け 6-7
フィディオを取られた因縁の相手との対決。(フィディオよりカノンの方が強いと思ってるので、取られたことは別に恨んでいませんが。)
大会開始数分前に参加申請したこともだけど、キック8チェインって戦法からして大会荒らし感バリバリなんですよね。ザンギエフで大会出てるようなもんですよこの人。
チーム相性としては、流石にこちらが微有利だろうと思っていました。どのキャラが刺さっているとか以前に、こちらのチームはあきひささんのチームの上位互換と言っても過言ではないからです。
DFはジャングルを揃えているこちらの方が強いことは言わずもがな、中盤のキャラ性能もミキシを内包しているこちらの方が上です。唯一の懸念点はGKの火力差だけでしたが、お互いのエースがワンチェインで相手GKを貫通できることは変わりないので、気にならない範疇だと思(って)いました。
この試合ではチェインミラーな上に相手のGKが山属性なので、ジャパン豪炎寺をベンチに下げてFWにダンペラ風丸を配置しました。
秘策、FWダンペラ風丸。登録ポジションはFWなので何らおかしくないですね。

これはディープジャングルによって相手のチェイン始動を妨害したり、悠長なパス回しにちょっかいをかけて〝神ゲー〟を狙う為です。キャンディもダンペラ風丸に与えていました。
風丸FWはジャングル統一でもない限りそこまで見かけない采配ですが、実際チェインチームを使ってるときにやられたら死ぬほどウザいと思います。自分がやられたら老けます。
カノン軸VSフィディオ軸、チェインチーム頂上決戦です。
結果としてはご存じの通り、6-7というおバカなスコアとなりました。
中央からの爆熱スクリューチェインでロータスが吹き飛んだり、相手がチェイン始動撃った時に必ずこちらのDFのゲージが消えていたり、魔王の斧をSB挟んでもロータスが貫通されたり、ロータスがザルだったりしましたが、一番痛かったのは前半開始早々超ジャンプを二回通されて0-2からスタートしたことだと思います。
あれは本当に自分が悪かったですね。シュウ止められないし相手の先攻だったしで一点は仕方ないとはいえ。
違っていたら申し訳ないのですが、ムーブからして相手がこちらのDFのゲージ周期を計算してチェインを通していたとは思えなかったので、割と下振れていた試合ではありました。しかし、このチームを使って七失点は下振れていたとしても下手だったと思うので、反省点が多かったです。
結果的にはドラフト杯唯一の負け試合となりました。こればかりは大分ヘコみましたね。
試合自体はかなり熱い点の取り合いであり、自分があきひささんだったらイナスト人生最高の神試合認定していたかもしれませんが、サッカーは勝てなければ楽しくないものです。悔しすぎました。
まあ、この試合以降大差で勝つ試合が増えたから、必要な経験ではあったのかも。

勝ち 7-1
去年五年振りぐらいに奇跡の再会を果たしました。
現役時代ではよく対戦していましたが、こうして代替鯖で対戦するのは何気に初めてのことでしたね。
対戦前、チーム相性は微有利だと思っていました。
理由としては、まけにとさんのチームはゲージの遅い選手が多く、こちらのゲームスピードについていくのが厳しいと思ったからです。
壁山・ヤシャ・狩屋・江島など、ガードSでLv3技を扱える強力なDFを多く指名されていましたが、いずれもゲージ速度は遅めです。ドリブル軸のチームに対しては比較的強く出ることができますが、チェインチームに対しては戦いづらいと考えられました。
MFの性能においてもこちらに分があります。こちらはフェイや真帝国不動などの使いやすい始動要員がいるものの、お相手のチェイン始動要員として優秀と言える選手はサンぐらいでした。
それでも有利ではなく微有利となったのは、相手の大人豪炎寺が死ぬほど重いからという一点に尽きました。
こちらのガードAジャングル組は奴のラウンドスパークに後出しで突破される上に、ロータスもマキシマムワンチェインで当然の如く突破されてしまいます。
あとはチェインミラーに強い剣城がいることと、こちらではどうやっても止められない一位指名貴志部が地味に重かったのが不安要素でした。
お相手はチェインチームである上に、火属性に世界一強いGKである信助が守護神なので、あきひささん戦同様ダンペラ風丸をFW起用することは決まっていました。
結果は7-1で勝利となりました。
カノンのチェインで四点、ダンペラ風丸のノーマルシュートで三点決められたので、全てが噛み合っていました。前半15分の時点で3-0にできているんですよね……。
チェインもノーマルシュートも全然ミスしなかったので、全てが上手くいってました。直前の試合の敗北もあって追い込まれていたせいかもしれません。

勝ち 3-2
インフィさんの体調不良につき、別日程での対戦となりました。
本人は申し訳ないと言っていましたが、最強の優勝候補が遅れて試合消化するって展開は、大会的には中々盛り上がったんじゃないですかね。
誰もが認める最強の戦闘狂ですが、対戦前からチーム相性としては有利だと思っていました。というのも、こちらの大人佐久間とマルコがぶっ刺さっているからです。
大人佐久間は青山や総介などの広範囲ドリブラーに対して強く、後出しで抜いてくるのはゲージが遅く機動力もない井出のみ。マルコに至ってはその井出すらも止めてしまうので、怖いのはウィンディぐらいなものでした。
加えて言えば編成の都合上相手はボディ8振ることができず、こちらはガード8振ることができるので、後半は更に優位に立つことができます。
明確に自分側に傾くカードだったと考えていますが、懸念するべきは相手チームが尋常じゃないぐらい固いという点でした。DFが今大会で圧倒的に凶悪なのはもちろんのこと、相手のフィールドプレイヤーのほとんどがブロック技持ちであり、チェイン始動を撃つ前に防がれてしまうことも大いに考えられます。
何よりも、日頃から貴志部で風丸やトーブの守備を幾度となく崩し、ガードC軍団で木瀧や天馬の攻撃を捌いてきたこの男に対しては、どれだけ相性有利であってももはや関係ないと思っているので、油断なんてできるはずがありませんでした。
こちらの戦略としては、神童をベンチに置くことで中央からの2チェインは完全にあきらめて、サイドからカノンで延々とチェインを通していくのが狙いでした。
というのも、SBの先行入力が安定しているプレイヤーに対して真ん中からチェインを通そうとするのは、かなり分の悪い運ゲーになるからです。運ゲーが嫌なのはお互い様ではあると思いますが、チェインチームの2チェインが失敗するとリソース面で大きく痛手を負うので、負けに直結する可能性すらあります。
相手のサイドには速水やウィンディなどのゲージと機動力に秀でるブロッカーが配置されることが予想されますし、DFのジャングル集団もチェインを始動の段階でがっちり止めてくるでしょうから、そういう面で厳しい戦いになることは間違いありませんでした。
↑試合のアーカイブ
試合では護巻FWという予想外の秘策に翻弄されるものの、後半ロスタイムに放ったゴッドキャノンチェインが決勝点となり、ギリギリ3-2で勝利できました。有利とは一体。
カノン一人のチェインのみで五点や六点が取れるとは思ってないので、ロースコアゲームとなるのは致し方ありませんが。
驚いたのはこちらのエターナルブリザード→ゴッドキャノンのチェインが子供円堂に止められてしまったことでした。多少距離は離れていたとはいえ、グレイトさん強すぎませんか?
あとロータスがでかすぎたせいで超ジャンプにブロック技を挟めずに得点された時はキレました。高身長なほど超ジャンプを止めやすいとはなんだったのか。
割と下振れを引いていたのかもしれませんが、相手もノーマルシュートを何度か失敗していたので、どっこいどっこいでしょうね。
ちなみにこの試合の結果に関わらず自分が三位通過なのはほぼ確定してしまっていたので、自分の手の内を隠すためにネタ編成で挑むというリトルギガントのような戦略も考えたのですが、流石に寒すぎるのでやめました。隠したところで効果も微量でしょうし。
まあ、ここまでの暫定順位では三位or四位通過濃厚というお恥ずかしい結果だったので、いいところが見せられて良かったです。
予選の結果は3勝1分1敗。勝ち点10であきひささんと並び、直接対決の判定の末、三位通過。
二位通過の民は本戦ではぬくぬくと勝者側トーナメントで試合ができるものの、三位通過はここからリーグ戦を制さなければならず、勝ち抜いたところで敗者側からスタートという茨の道でした。
負けた自分が全部悪いのですが、同じ勝ち点でここまで差が出るのも泣きたくなりました。得失点差では自分が大幅に勝っているので余計に。逆だったかもしれねェ……。

勝ち 6-1
この方と対戦するのは現役時代以来であり、数年振りとなりました。
幽谷全一という名前の通り幽谷のスペシャリストであり、現役時代は幽谷とメイガーの2TOPという前衛的なチームで野良に潜っていました。幽谷とメイガーの2TOPって、キーパーイレブンの三国とフォクスの2TOPの下位互換と言っても過言ではない性能だというのに、よくやりますよね……。
似たようなジャングルチェインパ対決となりましたが、相性としては明確にこちら側が有利だと思っていました。
何よりもチェインミラーは中盤のキャラ性能の格差が響いてくるマッチです。幽谷さんのチームはFWとDFにおいては今大会でもトップクラスに強力な選手の獲得に成功していますが、MFにはそこまで優秀な選手がいません。
ミキシキャラがいないだけでなく、単純にシュート・ドリブル・ブロックを両立できている選手が少なかったです。真帝国佐久間とゴウズぐらいしかいないので、チェイン始動要員として使える駒が限られていました。
対するこちらのチームは、チェインパにおいて非常に優秀なミキシキャラである神童とフェイを確保できている上に、真帝国不動や大人吹雪などのゲージの早い始動要員も揃っています。
ここに関しては会議での指名でうまいこと差をつけられていた。ということにさせてください。
また、稲葉とダンペラ染岡はワンチェインでロータスを突破することができますが、どちらも高火力のドリブル技と併せて使ってこそ真価を発揮できる両刀FWです。
しかし、稲葉もダンペラ染岡もこちらの大人佐久間で止めることができるので、ドリブル技で崩される心配は(あまり)ありません。したがってチェイン勝負としゃれこむことになりますが、その場合はカノンや神童を率いているこちらに確実に分がありました。
試合結果は6-1でこちらの勝利となりました。
この試合はお互いに前半しか得点していないという異様な結果となりました。つまりは前半に六点もねじ込むことができたのですが、後半は一点も取れなかったんですよね。
神童やフェイが使えなくなる後半は攻撃力が低下するのも仕方ないとはいえ、それにしてもプレイが甘かったです。心のどこかで慢心していたのかもしれません。
前半に六点も取れた理由ですが、こちらがカノンと大人吹雪を配置しているサイドの、お相手のDFが壁山でMFがベータだったので、必殺シュートに対する耐性がほぼなかったというのが大きかったです。完全に配置勝ちでした。
大人吹雪のクロスファイアで三得点決めることができました。なんだこのスーパーザナークは。
「山GKを対策する為に大人吹雪を指名!」というドラフト会議の時点でやりたかったことが、ようやく叶った形となりました。なお、クロスファイアを決められた試合はこれが最初で最後だった模様。

勝ち 5-0
またまたマンソンさんとの対決となりました。
チーム相性的には五分から微有利だと思いますが、練習試合では2-6で敗北し、予選では4-3で辛勝した相手なので、紛れもなく強敵です。実際の大会順位で見ても、新規勢最強と言っても過言ではないかもしれません。
フォーメーションは予選で使った時のものが最適解だと思ったので、特に変更は加えないで行きました。
幽谷さん戦の勢いのままチェインを噛み合わせ、5-0で勝利できました。キモロのスルーパスダイレクトが決まったのが嬉しかったです。
大人吹雪では得点することができませんでしたが、「大人吹雪でチャージ→パンドラにブロック技を使わせる→そこからカノンを通す」というムーブはできたので、意味はあったということにしておきましょう。
お相手はドラフト会議終盤で「もう残りは目金と甲子でもいい」という旨のことを言っていましたが、ちゃっかり十四位指名のパンドラと十六位指名のウィーズをスタメン起用していましたね。実際チェインに対してはゲージが早いシュートブロッカーのが大事になるので、彼女らも大いに役に立つカードだったと思います。
この試合はお相手の交代ミスにも助けられましたが、自分のチェインの感覚が段々と取り戻せてきたという自覚がありました。カノン神童フェイなんて使ってるんだからこれぐらいは得点できないとダメなんですけどね……。
本戦でもこいつらにキャリーされながら頑張ろうと心に決めました。
後編に続きます。
前編ではAグループ予選とワイルドカードシリーズの振り返りをさせていただきます。
Aグループ予選
一戦目 VSダンデマニアさん

引き分け 4-4
自分のチームとダンデマニアさんのチームですが、相性としては五分ぐらいだと対戦前は思っていました。
ポセイドン塔子ヘパイス相手にカノンを使っておきながら五分!?と怒られてしまいそうですが、というのもこちらのガードAジャングル陣では相手のFW集団がどうしても重かったのが理由です。
ダンデマニアさんの2TOPの木瀧とマークはこちらのチームでは手も足も出ず、御門も子供ジャングル以外では止まらない上にレイジングクロウでロータスを平気で貫通してきます。
加えて本人の単体突進の精度が全一レベルなので、相手のミスをお祈りすることもできません。あの人と対戦したことがある人ならわかると思いますが、物凄く独特なかわし方をしてきます。
それだけだとこちらが不利なのですが、FWが止まらないのはおあいこであるということと、何よりも単純なチームパワーの差で圧倒的に分があったと思っているので、五分に落ち着くという印象でした。
こちらとしては、相手のFWを対策することができない以上殴り合いを避けることはできないので、やはり守備面の手薄さを突いていくのが勝ち筋になると思いました。
具体的にはチェインを狙っていくのはもちろんのこと、アツヤや吹雪のウルフレジェンドによる単騎得点も得点ルートとしていくことを考えていました。直前の練習試合でシュラやコヨーテに壊された時のように。
後半はゲージの遅い豪炎寺よりもアツヤをFWとして起用し、ポセイドンをいじめていくプランで臨みました。
木瀧vsカノンのノーガードの殴り合い、開戦だ!
試合内容としては操作ミスがとても多くて、お世辞にも褒められるものではなかったです。
開幕吹雪を失敗するだけでなく、ウルフレジェンド得点確定場面でも何度もスライディングでボールを奪われてしまったので、ダメダメでした。どうしても調子が出なかったです。
結局アツヤをFW起用した采配は合っていたのかどうか、未だにわかりません。ダンデマニアさんのチームは技威力が低いとはいえゲージが早いDFは揃っていますし、素直に豪炎寺でチェインを狙っていった方が流石に良かったですかね。どうせポセイドンならマキシマムワンチェインも止めてこないだろうし。
相手のフォーメーションがデスゾーンだったので、サイドからシュートを撃とうにもDFの枚数が多くて邪魔をされやすいというのもありました。ミドルブロック相手なら二人ケアするだけで大丈夫なんですけどね。
それと、ガード8振る意味もそこまでなさそうでしたね。子供ジャングルで御門が止められなくなるのが嫌だから一応ガードに振ったのですが、結果的にキモロとドラッヘを入れたことによってゲームメイクがしづらくなり、裏目になったと感じました。
大会中当たった相手の中で唯一勝ちを拾えませんでした。まあ、チーム相性と本人の単体突進の精度の高さを考えると、なるべくしてなったとは思いました。
ただ、自分のチームの下位互換みたいなチェインチームを使っているあきひささんが、ダンデマニアさんには白星を挙げていたんですよね。自分の想像以上にポセイドンがやばかったということだと思うので、馬鹿の一つ覚えのようにチェインを連打しまくっていれば、実際のところ微有利はあったかもしれません。
これだけ強い人が予選落ちするAブロックどうなってんの?????
二戦目 VSマンソンさん

勝ち 4-3
直前の慣らし試合で2-6という大敗を喫した相手です。まともなチームを使っておきながらあそこまで大差で負けたことは、自分のイナスト人生においても中々なかったことです。
マンソンさんのチームはどう見てもドリブル軸だったので、ガード補正差をつけることができればダンデをも止めてしまえるマルコをDFに置いていたのですが、結果的にそこからコヨーテやシュラに必殺シュートを通されまくりました。当然ロータス君が止めるはずもなく。
ただ、本番前にこの情報を知れたということはとても大きかったと思います。今回の対戦ではDFにマルコを置かず、いつものジャングルDF三人体制で試合に臨みました。
チーム相性としては、五分~微有利ぐらいだったでしょうか。
特段こちらのチームの誰かが刺さっていたというわけではないのですが、単純にカノンや神童やフェイのキャラパワーが高すぎるので、焦らずにチェインを通していけば勝てるマッチだと思っていました。DFの技火力がそこまで高くなく、SB枚数も少なかったので、チェインは通しやすい部類でした。
対するマンソンさん側の勝ち筋としては、前述の通りシュラやコヨーテの横スマで破壊することももちろんですが、メインの得点手段としてはハイデュプリの二人を通すことだったと思います。こちらの手札でラベンを止められるのは大人佐久間のみ、ダンデを止められる選手に至っては一人もいません。
ただ、ダンデはゲージ速度や技範囲がFWとして使うには若干足りないキャラなので、こいつ一人重いぐらいならなんとかできるとは踏んでいました。そういう意味で微有利に近かったと思います。
試合開始。前半カノンのチェインを二回通すことで2-0でリードできたので、かなり余裕ができました。
しかし、続く後半では開始二分で失点。更には錦とラベンにノーマルシュートを決められ、後半22分時点では3-3で同点に持ち込まれてしまい、手に汗握る死闘となりました。
後半終了間際にサイドからのカノンのチェインがなんとか通り、それが決勝点となりました。
結果は4-3で辛勝となりました。危ない試合だったと思います。
こちらとしてはラーメンを食わせたカノンがブロック技を誤爆してしまったのが痛かったです。当たり前ですがカノンを使ってるときは迂闊に守備指示を出せませんね。
練習試合ではロータスがシュラやコヨーテにボコボコにされたせいで大会棄権したくなるような内容でしたが、今回は奴らには暴れられなかったのが良かったです。

再戦の誓いを立て、次の試合へ。
三戦目 VSあきひささん

負け 6-7
フィディオを取られた因縁の相手との対決。(フィディオよりカノンの方が強いと思ってるので、取られたことは別に恨んでいませんが。)
大会開始数分前に参加申請したこともだけど、キック8チェインって戦法からして大会荒らし感バリバリなんですよね。ザンギエフで大会出てるようなもんですよこの人。
チーム相性としては、流石にこちらが微有利だろうと思っていました。どのキャラが刺さっているとか以前に、こちらのチームはあきひささんのチームの上位互換と言っても過言ではないからです。
DFはジャングルを揃えているこちらの方が強いことは言わずもがな、中盤のキャラ性能もミキシを内包しているこちらの方が上です。唯一の懸念点はGKの火力差だけでしたが、お互いのエースがワンチェインで相手GKを貫通できることは変わりないので、気にならない範疇だと思(って)いました。
この試合ではチェインミラーな上に相手のGKが山属性なので、ジャパン豪炎寺をベンチに下げてFWにダンペラ風丸を配置しました。
秘策、FWダンペラ風丸。登録ポジションはFWなので何らおかしくないですね。

これはディープジャングルによって相手のチェイン始動を妨害したり、悠長なパス回しにちょっかいをかけて〝神ゲー〟を狙う為です。キャンディもダンペラ風丸に与えていました。
風丸FWはジャングル統一でもない限りそこまで見かけない采配ですが、実際チェインチームを使ってるときにやられたら死ぬほどウザいと思います。自分がやられたら老けます。
カノン軸VSフィディオ軸、チェインチーム頂上決戦です。
結果としてはご存じの通り、6-7というおバカなスコアとなりました。
中央からの爆熱スクリューチェインでロータスが吹き飛んだり、相手がチェイン始動撃った時に必ずこちらのDFのゲージが消えていたり、魔王の斧をSB挟んでもロータスが貫通されたり、ロータスがザルだったりしましたが、一番痛かったのは前半開始早々超ジャンプを二回通されて0-2からスタートしたことだと思います。
あれは本当に自分が悪かったですね。シュウ止められないし相手の先攻だったしで一点は仕方ないとはいえ。
違っていたら申し訳ないのですが、ムーブからして相手がこちらのDFのゲージ周期を計算してチェインを通していたとは思えなかったので、割と下振れていた試合ではありました。しかし、このチームを使って七失点は下振れていたとしても下手だったと思うので、反省点が多かったです。
結果的にはドラフト杯唯一の負け試合となりました。こればかりは大分ヘコみましたね。
試合自体はかなり熱い点の取り合いであり、自分があきひささんだったらイナスト人生最高の神試合認定していたかもしれませんが、サッカーは勝てなければ楽しくないものです。悔しすぎました。
まあ、この試合以降大差で勝つ試合が増えたから、必要な経験ではあったのかも。
四戦目 VSまけにとさん

勝ち 7-1
去年五年振りぐらいに奇跡の再会を果たしました。
現役時代ではよく対戦していましたが、こうして代替鯖で対戦するのは何気に初めてのことでしたね。
対戦前、チーム相性は微有利だと思っていました。
理由としては、まけにとさんのチームはゲージの遅い選手が多く、こちらのゲームスピードについていくのが厳しいと思ったからです。
壁山・ヤシャ・狩屋・江島など、ガードSでLv3技を扱える強力なDFを多く指名されていましたが、いずれもゲージ速度は遅めです。ドリブル軸のチームに対しては比較的強く出ることができますが、チェインチームに対しては戦いづらいと考えられました。
MFの性能においてもこちらに分があります。こちらはフェイや真帝国不動などの使いやすい始動要員がいるものの、お相手のチェイン始動要員として優秀と言える選手はサンぐらいでした。
それでも有利ではなく微有利となったのは、相手の大人豪炎寺が死ぬほど重いからという一点に尽きました。
こちらのガードAジャングル組は奴のラウンドスパークに後出しで突破される上に、ロータスもマキシマムワンチェインで当然の如く突破されてしまいます。
あとはチェインミラーに強い剣城がいることと、こちらではどうやっても止められない一位指名貴志部が地味に重かったのが不安要素でした。
お相手はチェインチームである上に、火属性に世界一強いGKである信助が守護神なので、あきひささん戦同様ダンペラ風丸をFW起用することは決まっていました。
結果は7-1で勝利となりました。
カノンのチェインで四点、ダンペラ風丸のノーマルシュートで三点決められたので、全てが噛み合っていました。前半15分の時点で3-0にできているんですよね……。
チェインもノーマルシュートも全然ミスしなかったので、全てが上手くいってました。直前の試合の敗北もあって追い込まれていたせいかもしれません。
五戦目 VSインフィさん

勝ち 3-2
インフィさんの体調不良につき、別日程での対戦となりました。
本人は申し訳ないと言っていましたが、最強の優勝候補が遅れて試合消化するって展開は、大会的には中々盛り上がったんじゃないですかね。
誰もが認める最強の戦闘狂ですが、対戦前からチーム相性としては有利だと思っていました。というのも、こちらの大人佐久間とマルコがぶっ刺さっているからです。
大人佐久間は青山や総介などの広範囲ドリブラーに対して強く、後出しで抜いてくるのはゲージが遅く機動力もない井出のみ。マルコに至ってはその井出すらも止めてしまうので、怖いのはウィンディぐらいなものでした。
加えて言えば編成の都合上相手はボディ8振ることができず、こちらはガード8振ることができるので、後半は更に優位に立つことができます。
明確に自分側に傾くカードだったと考えていますが、懸念するべきは相手チームが尋常じゃないぐらい固いという点でした。DFが今大会で圧倒的に凶悪なのはもちろんのこと、相手のフィールドプレイヤーのほとんどがブロック技持ちであり、チェイン始動を撃つ前に防がれてしまうことも大いに考えられます。
何よりも、日頃から貴志部で風丸やトーブの守備を幾度となく崩し、ガードC軍団で木瀧や天馬の攻撃を捌いてきたこの男に対しては、どれだけ相性有利であってももはや関係ないと思っているので、油断なんてできるはずがありませんでした。
こちらの戦略としては、神童をベンチに置くことで中央からの2チェインは完全にあきらめて、サイドからカノンで延々とチェインを通していくのが狙いでした。
というのも、SBの先行入力が安定しているプレイヤーに対して真ん中からチェインを通そうとするのは、かなり分の悪い運ゲーになるからです。運ゲーが嫌なのはお互い様ではあると思いますが、チェインチームの2チェインが失敗するとリソース面で大きく痛手を負うので、負けに直結する可能性すらあります。
相手のサイドには速水やウィンディなどのゲージと機動力に秀でるブロッカーが配置されることが予想されますし、DFのジャングル集団もチェインを始動の段階でがっちり止めてくるでしょうから、そういう面で厳しい戦いになることは間違いありませんでした。
イナスト ドラフト杯
試合では護巻FWという予想外の秘策に翻弄されるものの、後半ロスタイムに放ったゴッドキャノンチェインが決勝点となり、ギリギリ3-2で勝利できました。有利とは一体。
カノン一人のチェインのみで五点や六点が取れるとは思ってないので、ロースコアゲームとなるのは致し方ありませんが。
驚いたのはこちらのエターナルブリザード→ゴッドキャノンのチェインが子供円堂に止められてしまったことでした。多少距離は離れていたとはいえ、グレイトさん強すぎませんか?
あとロータスがでかすぎたせいで超ジャンプにブロック技を挟めずに得点された時はキレました。高身長なほど超ジャンプを止めやすいとはなんだったのか。
割と下振れを引いていたのかもしれませんが、相手もノーマルシュートを何度か失敗していたので、どっこいどっこいでしょうね。
ちなみにこの試合の結果に関わらず自分が三位通過なのはほぼ確定してしまっていたので、自分の手の内を隠すためにネタ編成で挑むというリトルギガントのような戦略も考えたのですが、流石に寒すぎるのでやめました。隠したところで効果も微量でしょうし。
まあ、ここまでの暫定順位では三位or四位通過濃厚というお恥ずかしい結果だったので、いいところが見せられて良かったです。
ワイルドカードシリーズ
予選の結果は3勝1分1敗。勝ち点10であきひささんと並び、直接対決の判定の末、三位通過。
二位通過の民は本戦ではぬくぬくと勝者側トーナメントで試合ができるものの、三位通過はここからリーグ戦を制さなければならず、勝ち抜いたところで敗者側からスタートという茨の道でした。
負けた自分が全部悪いのですが、同じ勝ち点でここまで差が出るのも泣きたくなりました。得失点差では自分が大幅に勝っているので余計に。逆だったかもしれねェ……。
一戦目 VS幽谷全一さん

勝ち 6-1
この方と対戦するのは現役時代以来であり、数年振りとなりました。
幽谷全一という名前の通り幽谷のスペシャリストであり、現役時代は幽谷とメイガーの2TOPという前衛的なチームで野良に潜っていました。幽谷とメイガーの2TOPって、キーパーイレブンの三国とフォクスの2TOPの下位互換と言っても過言ではない性能だというのに、よくやりますよね……。
似たようなジャングルチェインパ対決となりましたが、相性としては明確にこちら側が有利だと思っていました。
何よりもチェインミラーは中盤のキャラ性能の格差が響いてくるマッチです。幽谷さんのチームはFWとDFにおいては今大会でもトップクラスに強力な選手の獲得に成功していますが、MFにはそこまで優秀な選手がいません。
ミキシキャラがいないだけでなく、単純にシュート・ドリブル・ブロックを両立できている選手が少なかったです。真帝国佐久間とゴウズぐらいしかいないので、チェイン始動要員として使える駒が限られていました。
対するこちらのチームは、チェインパにおいて非常に優秀なミキシキャラである神童とフェイを確保できている上に、真帝国不動や大人吹雪などのゲージの早い始動要員も揃っています。
ここに関しては会議での指名でうまいこと差をつけられていた。ということにさせてください。
また、稲葉とダンペラ染岡はワンチェインでロータスを突破することができますが、どちらも高火力のドリブル技と併せて使ってこそ真価を発揮できる両刀FWです。
しかし、稲葉もダンペラ染岡もこちらの大人佐久間で止めることができるので、ドリブル技で崩される心配は(あまり)ありません。したがってチェイン勝負としゃれこむことになりますが、その場合はカノンや神童を率いているこちらに確実に分がありました。
試合結果は6-1でこちらの勝利となりました。
この試合はお互いに前半しか得点していないという異様な結果となりました。つまりは前半に六点もねじ込むことができたのですが、後半は一点も取れなかったんですよね。
神童やフェイが使えなくなる後半は攻撃力が低下するのも仕方ないとはいえ、それにしてもプレイが甘かったです。心のどこかで慢心していたのかもしれません。
前半に六点も取れた理由ですが、こちらがカノンと大人吹雪を配置しているサイドの、お相手のDFが壁山でMFがベータだったので、必殺シュートに対する耐性がほぼなかったというのが大きかったです。完全に配置勝ちでした。
大人吹雪のクロスファイアで三得点決めることができました。なんだこのスーパーザナークは。
「山GKを対策する為に大人吹雪を指名!」というドラフト会議の時点でやりたかったことが、ようやく叶った形となりました。なお、クロスファイアを決められた試合はこれが最初で最後だった模様。
二戦目 VSマンソンさん

勝ち 5-0
またまたマンソンさんとの対決となりました。
チーム相性的には五分から微有利だと思いますが、練習試合では2-6で敗北し、予選では4-3で辛勝した相手なので、紛れもなく強敵です。実際の大会順位で見ても、新規勢最強と言っても過言ではないかもしれません。
フォーメーションは予選で使った時のものが最適解だと思ったので、特に変更は加えないで行きました。
幽谷さん戦の勢いのままチェインを噛み合わせ、5-0で勝利できました。キモロのスルーパスダイレクトが決まったのが嬉しかったです。
大人吹雪では得点することができませんでしたが、「大人吹雪でチャージ→パンドラにブロック技を使わせる→そこからカノンを通す」というムーブはできたので、意味はあったということにしておきましょう。
お相手はドラフト会議終盤で「もう残りは目金と甲子でもいい」という旨のことを言っていましたが、ちゃっかり十四位指名のパンドラと十六位指名のウィーズをスタメン起用していましたね。実際チェインに対してはゲージが早いシュートブロッカーのが大事になるので、彼女らも大いに役に立つカードだったと思います。
この試合はお相手の交代ミスにも助けられましたが、自分のチェインの感覚が段々と取り戻せてきたという自覚がありました。カノン神童フェイなんて使ってるんだからこれぐらいは得点できないとダメなんですけどね……。
本戦でもこいつらにキャリーされながら頑張ろうと心に決めました。
結果:ワイルドカード一位抜け!
後編に続きます。