
【イナズマイレブン オリオンの刻印】総評
イナズマイレブンというコンテンツを華麗に締めくくったテレビアニメ、「イナズマイレブン オリオンの刻印」の総括記事となります。
総括と言っても試合回の評価のみとなります。本当は各キャラクターについての感想も書く予定だったのですが、書いていたら思った以上にキャラクターに対する中傷と捉えられかねない文章となってしまったので断念しました。悪いのはキャラではないのですが。
全て粗探しするのは不可能なので触れてない部分もありますが、良かったらお時間のある時にでも読んでください。このアニメを愛してやまないという人は読まないでください。
★★★☆☆

今思うとここまで必殺技の応酬が繰り広げられた試合は、韓国戦が最初で最後でした。
敵チームが合体ドリブル技を使ってきたり、シュート技を二種持っていたりと、当時は興奮しましたね。
こちらも『アイスグランド』や『スピニングフェンス』で迎え撃っていたので、DFがDFしてたという意味でも唯一の試合だったかもしれません。
そして、豪炎寺の新たなる必殺技、『ラストリゾート』が登場した回。
シナリオ中でも日本サッカー界の歴史を変える必殺技ということで、大々的に取り上げられました。かくいう自分も『マキシマムファイア』以来の豪炎寺の個人技ということもあって、感動した覚えがあります。
そんな強すぎた『ラストリゾート』も、敵のラフプレーで豪炎寺が故障させられたことによって封印されてしまいました。
これには「これからどうなってしまうんだ!?」というワクワクを大いに感じさせられました。
流石に豪炎寺はチートすぎたから一旦休んでもらって、一先ず灰崎やヒロトへスポットライトを当てようと。予選決勝や本戦一回戦辺りで颯爽と戻ってきてくれるんだろうと、この時は思っていましたね。
その後豪炎寺がこんなしょうもない怪我のさせられ方で約10か月間ベンチの置物と化したことや、『ラストリゾート』が馬鹿みたいに神格化された上で最終的に株をどん底に落としたことを含めれば、評価はもっと下がります。
★☆☆☆☆

敵キャプテンのサタン・ゴール君は、円堂相手にハットトリックを決めるという偉業を成し遂げました。実績的にはハオやフロイとは比べ物にならないぐらい強い、FFI最強のストライカーと言えるかもしれません。
それに対する円堂の『風神雷神ゴースト』も、風神雷神から進化すんの早っ!とは思いましたが、三色団子から必殺技を編み出すというのはイナズマイレブンらしいおバカな展開で面白かったです。
円堂vsサタンの対決自体は敵の強敵具合や新必殺技の習得過程に味があって面白く、本戦の試合達も見習って欲しいぐらいでしたが、その後が全てを持っていきました。
まず、敵選手のルシ。本作が殺人未遂アニメと言われている理由のひとつです。よもや公式の世界大会の試合中に刃物を持ち出してくる人間が登場するとは。
これに対して影の薄かった坂野上が、超次元サッカーらしく必殺技を使って打ち破ったという、攻略方法自体は中々良かったと思います。坂野上はまさかこれが最後の活躍になるなんて思いませんでしたが……。
このシリーズのシナリオの整合性がガバガバなのはいつものことではありますが、流石に警察沙汰案件になると不快にもなります。
そして、鬼道の反撃です。試合後の展開を含めれば、これってロシア戦の明日人離脱並には最悪のイベントだったのではないでしょうか。
鬼道が一星をリンチするために声をかけた相手が、明日人との出会いや王帝戦を乗り越えてサッカーの楽しさを知った灰崎、必殺奥義「パス」をタツヤから教わりチームプレーの重要さを知ったヒロト。
結果的に鬼道は簡単に一星に嵌められてしまい、自分で鬼道を一星にけしかけときながらリンチを見ているだけで止めもせず「鬼道君ならもっとスマートなやり方をしてくれると思っていたのですがw」と酷評する趙金雲、同じく鬼道に非があるような言い方をする風丸、鬼道が捕まってしまっても全く感情を出さずになんの根拠もなしに「一星は仲間じゃないかw」と宣う円堂、それを「円堂君らしいわねw」と評する夏未。
そして、一星を庇うような行動を起こして結果的に鬼道が離脱する原因を作った明日人。これで彼自身が思い悩んで後に成長するきっかけとなったり、一星の心を動かして改心の一歩目となったかと思いきや、何事もなかったかのように物語は進んでいきました。
なんだかもうキャラが脚本に動かされてるんだなぁと痛感しました。野坂さんの為に鬼道には退場してもらおうってことですよね要するに。
★☆☆☆☆

鬼道と円堂の離脱によって喧嘩し始めるイナズマジャパン。
レジェンド級の選手二人の離脱は確かにメンタル的に痛かったかもしれませんが、選手が二人離脱するだけで仲間割れする日本代表もどうなんでしょう。
一応は初対面の中学生達なので精神的には幼いということなのかもしれません。が……そこに颯爽と現れたのは、イナズマジャパンの選手達とは比べ物にならないほど精神的にもオトナである"救世主"……野坂悠馬!!
「僕は皇帝でなくてもいい」と言ってからの「僕は戦術の皇帝だ」発言はどういう意図だったのか私には理解できなかったので、考察班の方々よろしくお願いします。
審判が買収されていることが発覚した初めての試合であり、リアルサッカーに真っ向から喧嘩を売っていることが判明しました。
それを正々堂々フェアプレーで打ち砕くという構図ならまだしも、禁じ手として扱われていた『グリッドオメガ』で潰すというのも面白い。
ちなみにこのアニメをワールドカップに合わせて放送しようとしていたらしいですね。
★★★★★★★★

吹雪のサウジダンスがイナズマイレブン史上最高に面白いシーンだったので、最高点をあげます。
敵の必殺技の名前も『バーニング・火の鳥』というセンスに溢れるネーミングだったので、もしかしたらこの試合から本格的にギャグアニメに方針転換したのかもしれません。
人狼・一星にずっとかき回されていたイナズマジャパンでしたが、野坂さんにかかれば彼を改心させるのもピースオブケイクでしたね。
その手段は自分を人質にして一星を追いつめるというものであり、とてもひky…自分の犠牲をも厭わないイケメンオーラが迸っていました。
まあ……マジレスすると流石に新キャラクターの改心ぐらいは主人公が担当するべきだったのではないでしょうか。いくら皇帝の参謀として親睦を深めさせたかったとはいえ、これでは明日人が空気過ぎます。
個人的に一星に対しては特にポジティブな感情もネガティブな感情もないんですよね。
この回放送前に「改心させないほうが個性が出ていて面白い」なんて意見を見かけましたが、本当にその通りだったかもしれません。
☆☆☆☆☆

自分が本格的に本作に対して懐疑的な目を向け始めたのは、中国戦からでした。
初めてオリオンの息がかかっていないチームが相手というのがポイントですね。一星が改心した直後ということもあり、ようやく普通のサッカーが見れるということに期待していたのですが、野坂さんの片足にその希望も打ち砕かれました。
この試合は真剣勝負だなんて趙金雲が言っていましたが、どう考えても中国の方が有利なんですよね。
なんせイナズマジャパンは監督が不在です。加えて日本の特訓・試合を間近で見てきた趙金雲とハオが堂々と裏切りました。
彼らは円堂のキャッチ技の弱点を10人シュートで的確に突いてくるレベルにはメタっていました。そ、そんな相手に勝てるわけが……😭
しかし、そんな10人がかりの合体シュート技である『天空隼弾』の実際の威力はというと、野坂さんの片足以下でした。
これはまあ野坂さんが最強すぎるので仕方ないところはあるのですが、試合中に円堂が完成させた『ザ・アシュラ』によって完璧に対策されてしまいました。
中国代表は他にシュート技を覚えていないのか、完全に攻略されてもなお馬鹿のひとつ覚えのように『天空隼弾』を繰り返してきましたね。
そんなハオ君は灰崎に対して「芸がない」なんて言っていたので、連発していたことにも何かしら目的があったのかもしれません。あと一回撃てば必殺技が進化してたとか!
更には中国代表は守備面においても、『みんなでキョンシー』でゴールをガラ空きにして得点されるという衝撃のプレイングを発揮していました。
相手キーパーのキャッチ技自体はゴッデビを止めてきたので威力は高かったと思いますが、ゴールを空けてごっつぁんゴールされてる時点でもう台無しでした。
『マキシマムサーカス』って普通に止められてたシュート技ですからね。警戒する必要がなさすぎて逆に警戒できていなかったということでしょうか。
ということで、蓋を開けてみればこれまで戦ってきたラフプレー集団と比較しても弱い部類に入るという、衝撃の強さでした。
これがなんでイナズマイレブン史上最高に熱いゲームと思われていたのでしょう。あぁ、野坂さんが大活躍するからかぁ。
それにサッカーは勝っても負けても楽しいですからね。仕方ない。
★★★☆☆

思わず「これいる?」と言いたくなるような日常回の連続の後で放送されたスペイン戦。
中国戦とは違って正々堂々とサッカーをしており、敵の強さにも説得力があったので、これまでの試合の中では文句無しのベストバウトでした。
吹雪兄弟の繰り出した『氷結のグングニル』はかっこよかったですね。ぽっと出の禁断の技を味方が使うという構図は中々ご都合じみていましたが、それでも演出は本作で登場した必殺技の中でも最高クラスだったと思います。
本作では「追加メンバーは次の試合で大活躍する」というのがお決まりと化していましたが、この試合はアツヤが大暴れするというよりも、メインは円堂とクラリオの対決だったという印象です。
クラリオはライバルキャラの中では一番好きになりました。日本を舐めてかかるわけでもなく、誇張でも謙遜でもない自信を持っているのがとてもいいですね。
チームに潜んでいた刻印選手を自らの手で葬っちゃう辺りはイケメンすぎました。試合後のロシア戦とアメリカ戦でどんどん株を落としていくわけですが……。
物議を醸したのは円堂の設定ですね。
円堂はあくまで努力の天才であって、決してあんな天性のサッカーセンスを持つキャラではありません。
確かに円堂は無印では大介の秘伝書を足がかりとして必殺技を身に付けまくってきましたから、実は「言葉を形にする」ということにかけては既に天才と呼べる領域に到達しており、他の選手の必殺技をコピーするスキルは高かったという可能性もあります。
それでも円堂は『ムゲン・ザ・ハンド』みたいな技はいくら特訓しても習得できなかったし、何よりこんな二秒でコピーされるような真似をされたら西陰の立場がなさすぎます。「天性のセンスがある」じゃなくて「特訓によってセンスが磨かれた」みたいな言い方だったら良かったんですけどね。
二話目までは円堂の謎設定を除けばかなり面白かったですが、三話目は何もかもが酷かったです。
最後の明日人の単体突進はイナスト勢へのメッセージか何かかと疑いました。ドリブル強い設定を付加されて無双し始めたことに関しては別にいいんですけど、『サンライズブリッツ』を出すならば最低でもここでしたね。
★★★★☆

やはりアメリカ戦とラスボス戦の二強でしょうかね。
試合中に敵が†本当のサッカー†に目覚めるという展開は御影戦や月山国光戦のようで、中々に熱かったです。
というかこういう刻印選手の立場からの描写というのは、他の試合でももっとやるべきだったと思いますけどね。刻印の使徒達がどういう気持ちで反則を連発していたのかとか、予選は知る由もありませんでした。
改心のさせ方は一星よりは面白みがあったので良かったです。
敵側に焦点が当たって良かったというのもあるのですが、無印ファンとしてはアフロディの大活躍が一番嬉しかったです。
味方として活躍したこと自体が無印二期の二試合とドリームマッチぐらいでしかなかったので、アフロディの頼もしい姿を見ることができたのは非常に新鮮でしたね。
『GGG線上のアリア』は岩戸、ヒロト、アフロディという、異色にもほどがある組み合わせ。
回想で特訓描写がされるのは良くなかったかもしれませんが、特訓描写がないよりは余程マシでした。
コンプレックスを抱えているキャラクターに対して他のチームメイトが干渉し、共に解決して乗り越えていく。そして生まれる夢の組み合わせの合体技。世界編ならではの、お手本とも言うべきエピソードかと。
苦難を乗り越えて人間的に成長したヒロトとアフロディだからこそ、岩戸の悩みを解消する手助けができたのだと思います。
本作ではこういう岩戸のような掘り下げをずっと待ち望んでいました。悩んで解決という流れはある種テンプレではありますが、キャラを立てるという意味ではこれ以上ないぐらいわかりやすいです。
まあ、岩戸以外にそういうエピソードはひとつもなかったんですけどね。強いて言うなら『ザ・アシュラ』が完成した時ぐらいがギリギリそう言えるかもしれない程度です。
オリオンの良心とも言うべき神回だったと思いますが、強いて言うならアフロディが無双しすぎだったかもしれません。一人で相手タクティクスを攻略し、全得点を一人で担ってしまいました。
ただ『ヘブンズタイム』は結局相手に攻略されてしまいましたし、『ゴッドノウズ・インパクト』も最終的にはキーパーに止められかけてしまったので、言うほど無双はしてなかったと思います。
何より彼はアメリカ戦以降は全く出番が貰えませんでしたからね。アレスでもダイジェストの刑を被っていたので、これくらいの優遇は許されても良いでしょう。
☆☆☆☆☆

グループ予選最終試合!
スペインを大差で下したチームなだけあって、さぞ強敵なんだろうなぁと思いきや……追加メンバーののりかによってほぼ完封されるという中国並の強さでした。
これに関しては「のりかがすごい!」と見ることもできますが、のりかを突破できずにロシアが取った行動があまりにも醜かったです。
イレブンバンドからの催涙ガスとスタンガン、加えてゴールネットからの催眠ガス。ここまでスマブラしてきたチームは後にも先にもロシアのみです。
スタンガンの時点で既にやばいのですが、何よりも特徴的だったのがゴールネットへの仕込みですね。笑い取りに来てました。
やりたい放題してくる系のチームは予選に一チームだけ存在する程度なら面白いと思うのですが、こんなのもう親の顔より見た光景です。
加えて言うならよりによってグループ予選最終試合の、優勝候補として登場してきたチームのすることではありません。
ロシアの一点目はのりかが日和っているところへ得点、二点目はアース・イナームに戸惑っているところへ得点、三点目は催眠ガスを喰らわしているところへ得点……ということで、実力でゴールを破った描写がひとつもありません。
実力的には圧倒的に日本>>>ロシアでした。こんな変なチームに0-6で負けたクラリオさん;;
また、砂木沼が活躍した最初で最後の試合でした。
あちこちで言われていることですが、「クリーンな試合では活躍できない」と明言されたのが可哀想でした。公式曰く趙金雲のジョークらしいですが。
対反則用の選手として代表に抜擢したのならば、これまでの試合でいくらでも出場するチャンスはあったはずですよね。そもそもそれならGKとして代表入りさせる意味もないわけですが。
というか無印の砂木沼もアレスの砂木沼も、そんな試合が荒れた時にしか機能しないようなキャラではありません。無印三期で代表入りできなかったキャラが代表入りできただけでもラッキーだったという意見もありますが、こんな変なキャラにされるぐらいなら代表入りしないほうがまだ良かったです。
明日人離脱のくだりにしても、はっきり言っていらないイベントだったと思います。
明日人が洗脳されて敵になったかと思いきや、まさかの声だけ一緒の完全新規キャラクターの変装でしたというオチ。視聴者の意表を突ければなんでも良かったのでしょうか。
本当に洗脳されていたのなら、洗脳から明日人を救おうとする伊那国雷門メンバーの奮闘や、一度味方に牙を剥いてしまった明日人の葛藤など、散々空気と言われていた主人公の内面を描写する機会にはなっていました。
変装していたカシムが重要なキャラクターになるのかと思いきや、何の台詞も説明もないままチョウキンウンズ入りしてました。なんで明日人の必殺技使えたんだろうとか以前に、そもそも何者だったのかすらわかりませんでした。
『イノセント・ドライブ』も『オーバーサイクロン』も『マジン・ザ・ウェイブ』もかっこいい必殺技だったので、星1ぐらいはあげても良かったかもしれませんが、マイナス点が印象強すぎたので星0です。
★★☆☆☆

水神矢提案の反則するフリ作戦。
まず、小道具持ち出したり敵をこけさせたりしてる時点で、フリでもなんでもないやんという話ですよね。味方が反則のフリをするというおバカな発想は面白かったかもしれませんが、それがフリになってなかったのでもう台無しでした。
この反則するフリ作戦をする前の『地雷原』にしてもそうです。流石にあのまま使うわけがないのでパワーは抑えているのでしょうけど、不動をゲームから除外させたにっくき必殺タクティクスである以上、何かしら説明は欲しかったです。
ブラジルさんは日本と当たるまで無失点で勝ち上がったらしいですが、キーパー技の『マカロニスパゲッティ』は伝説的な強さでした。
これで無失点ってどうなってるんですかね。今まで当たった相手が全員刻印の使徒だったから八百長で勝ち進んでたとかでしょうか。
星1ではなく星2の理由は、単純に試合中に敵が改心して普通のサッカーをやり出す展開が好きなのと、アルトゥールがまあまあいいキャラだったという個人的な感情が入っています。
確かにアルトゥールの回想は無駄に長い上に中国代表のコピペという新鮮味のなさでしたが、無駄に長かっただけあって自分の中では印象に残りました。尤も敵チームに焦点を当てすぎていて日本の掘り下げがおざなりになっている以上、褒められたことではなかったと思いますが。
反則するフリ作戦については、このシリーズのシナリオがガバガバなのはいつものことだと思えばまあ許せました。
不快に思うとか以前にくだらなすぎて笑えました。無論この試合の後のイタリア戦の明日人の格言まで含めたら擁護できることではないのですが。
まあ、キャラが露骨にぞんざいに扱われたり敵チームが三下集団だった試合と比べれば、若干マシな試合ではありました。
神

この試合を準決勝でやろうとしたということに恐れ入りました。
敵チームの行動が支離滅裂、のりかキーパー起用が完全に失敗、豪炎寺が復活したはいいものの『ファイアトルネード』を撃って止められただけ、何故か散々神格化されて対策したところでどうしようもないと言われていた『ラストリゾート』が突然通用しない設定になった上に安売りされる、前代未聞のKO勝利をニッコニコで実況するマクスターランド……など。
突っ込みどころは挙げたらキリがないのですが、何よりも明日人の言動・行動が常軌を逸していました。
ようやくスポットライトが当たると思われていた離脱イベントも結局何の意味もなかったので、ろくに掘り下げられないままこのイタリア戦に突入してしまっただけあって、完全にやばいやつというイメージがついてしまいました。
五億年振りに登場した明日人の新技の『サンライズブリッツ』でしたが、相手GKを担架送りにする技としてめでたく誕生しました。いやー、これが主人公に対する扱いなんですね。
なんかもうネタにもできないぐらい最悪の試合だったのでこれ以上は書きません。
★★★★☆

ラスボス戦については個別感想で書いた通りです。
相手が正々堂々戦ってきたのがラスボス戦だけというのが本作の異常さを物語っていますが、ドリームチームによる必殺技ラッシュは見応え抜群であり、アメリカ戦と並ぶ最高の試合だったと思います。
あとはユリカがえっちでした。おわり。
振り返ってみると凄まじいアニメでしたね。
どこが酷いのかと聞かれたら存在自体と答えたくなってしまうレベルですが、ざっくり言うと二点が悪目立ちしていたでしょうか。
個人的に一番見ててつまらないと感じた部分が、敵がチンピラだらけという点でした。
少年サッカーアニメなのにも関わらず、ほとんどの相手が反則殺人未遂チームってどうなんでしょうね。それを正々堂々と正義のサッカーで更生していくという物語ならまだしも、主人公陣営が『グリッドオメガ』やら『地雷原』などの必殺タクティクスを使い始める始末です。
描写が痛々しくて見てられずに視聴を止めたというファンの方も見かけました。自分は見るに堪えないとは思わなかったのですが、終始ナイフやら審判買収やら暴虐の限りを尽くしているのにも関わらず負けている相手チームが、小物に見えて仕方がありませんでした。
とにかく敵が弱すぎて何の爽快感も生まれなかったです。本作で強敵っぽく感じられた相手は、スペイン代表とアメリカ代表とラスボスチームぐらいなものでした。
日本と世界には大きな差があるという、リローデッドでの描写はなんだったのでしょうね。これだけ豪華なメンバーが集まったのだから、無印三期のように普通に世界大会に臨んで欲しかったです。
そして、おそらくは一定のファン(主に女性ファン)の怒りを最も買っていたのが、キャラクターの描写が雑すぎるという部分だと思われます。
これは無印キャラだけでなく新規キャラも含めてです。元より魅力的なキャラクターに溢れているということで爆発的に売れたコンテンツである以上、そのキャラクター達がぞんざいな扱いをされたら荒れるに決まっていました。
三大主人公らしい活躍をしたと言えるキャラは野坂さんのみであり、明日人や灰崎は酷いもんでした。坂野上・氷浦・万作の三人は新必殺技すら会得していません。
ちなみに記事内では散々野坂さんをネタにしていますが、野坂さん自体は自分の好きなキャラです。ドラゴンボールのジレンぐらい好きです。
本作を見ていると、そもそも無印キャラと新規キャラを同じチームに混ぜてしまったのが失敗だったのかな、とも思いました。オールスターとも言うべきメンバーが集まったのはいいですが、パワーバランスの調整が難しすぎます。
無印キャラを円堂のように活躍をさせすぎても「神格化すんな!明日人達を掘り下げろ!」と、鬼道のように活躍をさせなくても「扱い酷すぎ!こいつはそんなキャラじゃない!」と古参の人は怒るので、ちょうどいい塩梅で描くのが非常に大変だったと思います。
もちろんその中でも各キャラクターの扱いについてはもっとやりようがあったとは感じたので、仕方ないで済まされることではありませんが。試合中の活躍量とか以前に別人と化しているんですよね。
放送前は4クール以上もあるなら影が薄かった主人公も報われるかとか、世界を相手に戦う豪炎寺と灰崎のアツい絡みが見れるのかなとか期待していましたが、そんなことはなかったです。
ここまで空気化していたキャラが多かったのは、冗長な反則描写や明日人離脱イベントなど、変なところに尺を割いていたのが主な原因だったと考えています。
催涙ガスや経穴殺法の説明とかしてる暇があるならば、『GGG線上のアリア』発動回のようなエピソードを試合毎に設けてくれれば良かったです。反則殺人未遂集団を相手にしていくという筋書きに、意味があるとは思えませんでした。
このブログの今後についてはどうするか悩んでいます。
ブログのモチベーションは正直地に落ちている状態なのですが、一週間に一回か二回ほどしょうもない記事を投稿していこうかと考えています。
ネタがない時は記事というか日記レベルの数行の文章になることもあると思いますが、生存報告代わりにやっていこうと思います。
当ブログの読者の方々が望んでいるのはイナズマイレブンの記事だと思いますが、公式がこうしてコンテンツとして一区切りを迎えてしまった以上、自分がイナズマイレブンのゲームからは離れてスマブラやエロゲーにかまけている以上、書いていくのは厳しいかもしれません。
アニメ感想検索で来ていた方とはもうご縁がなくなってしまうかもしれません。しかし、もちろんイナズマイレブンSDや英雄たちのグレートロードの続報が来れば、記事にしていこうと思います。
最後に、前回の記事に来たコメントの返信もここで済ませちゃおうと思います。
思った以上にたくさんのコメントをいただけました。感謝です。
>練習無しで連携シュート撃てるのはなんでしょうかねwあの世界にはある程度シュートに楽譜みたいなレパートリーがあって、初顔合わせの演奏家同士でカルテットが弾けるみたいな感じなんでしょうか。
今回登場した合体技は誰発案の必殺技なのかすらも謎であり、それがポンポン出てくるのだから若干置いてけぼりになってしまいました。
アニメの『イナズマブレイク』や『キラーフィールズ』のように、これまで一緒にプレーしたこともない選手同士が突然合体技を発動することは昔もありましたから、深く考えるものでもないのかもしれません。無論今回のような全く絡みがない選手同士の連携は超次元ドリームマッチ以来だったので、やはり違和感はありました(笑)
>ペンギンシャークも皇帝ペンギン使える人なら誰でもパートナーになれる…ということは水神矢の役割はシュートの練習というよりはシュートの企画開発、アイデア面での貢献なんですかね。
思えば『皇帝ペンギン2号』はシリーズ史上最高にパートナー枠が自由な合体技でしたね。
feat.シャークは結局一得点もすることもなくその生涯を終えてしまいましたが、ユリカの顔色を変えていたので意味はあったと思いたいです。
>一星は宇宙系の技が多かったので永世のほうがお似合いですが星章入り。とはいえ星章のスポンサーも吉良財閥系列なのでセーフ。地球破壊爆弾はネタ技としてバズらせる予定だったんだろうなぁ…(邪推)
一星は確か王帝月ノ宮に行きましたね。すっかり西蔭を差し置いて野坂さんの副官ポジションに落ち着いた気がします。
『プラネットブレイク』は地球を破壊しているようにしか見えなかったですね。映像はイメージですってことなのでしょうか。
>ラスボス(名前忘れた)の最終技は火の玉達磨くん(名前忘れた)のジャングルディープ(うろ覚え)みたいに動物がワラワラいてました可愛い技ですね。あれ改心したら黒いオーラが解けて平和なけものフレンズ的な技になる演出も見たかったですが、それだとジャングルブレイクと被ってしまうかorz
ジャングルディープということは例のゲームを嗜んでいる方でしょうか(笑)
動物が大行進するあたりは確かに小僧丸の『オーバーサイクロン』っぽい演出だなーと思いました。
『オーバーサイクロン』の方はクマやサイなどの猛々しい動物達が召喚されていたので、ユリカはウサギやリスなどの小動物を召喚するようにすれば差別化できるかもしれません。
>最終回は本当に、捨て猫にエサやるヤンキーでしたわ。騙されないゾ
恐ろしいことに本作で唯一ちゃんとサッカーしてた試合でしたからね。相対的に面白く見えてしまうのも仕方ないです。
>実にオリオンらしい試合だった。もう各地で散々言われてることだが、PKでいいよもう...
普通にサッカーしていたとはいえ、チョウキンウンズだけ選手交代し放題なのはアンフェアでしたね。なんかドリブルしながらいつの間にか交代してましたし。
>いやー、やっと終わったな。燃えることもなくひっそりと終焉を迎えたか。本スレも全く進まないし終わりだね
最終回が絶望的に酷かったらまだ話題になっていたかもしれませんが、試合自体は歴代のラスボス戦と比べても面白い部類に入ると感じました。まあ、打ち切りまっしぐらな駆け足展開ではありましたが……。
公式としてはまだまだコンテンツに鞭打って続ける気満々ですが、イナズマイレブンSDやら†英雄たちのグレートロード†はどうなるのでしょうね。
>最終回視聴お疲れ様です、私が気になってたことが文章化されてていつも共感しながら見てました。
そちらもお疲れ様でした。
記事に対して否定意見が来ることも少なくなかったので、自分の筆に自信がなくなることは正直何度かありましたが、そう言っていただけるとありがたいです。
>榊遊矢に勝てそうなアニメで日野坂、あくまでFFで優勝しただけの世界線のはずなのに神格化されてる天才設定の円堂さん、そして超次元サッカーが低次元ラフプレーで負けさせられたロシア戦辺りで本格的に一時視聴を断念したので最終回まで見てブログ書き切るのはすごいことだと思いますわ…
予選の野坂さんはすごかったですね。過去作のキャラクターを踏み台にして上位互換として登場、病弱不幸設定を持っている、主人公やキャプテンの活躍をかっさらいまくる、周りからは終始「流石!」と言われてチヤホヤされる、ヒロインと恋仲になっている……ということで、典型的な二次創作なんかにいるやばいオリキャラ設定をコンプリートしていました。本戦ではマイルドになったので最終的な印象は落ち着きましたが、正直中国戦の片足クリアを見た時は自分の中で世界一嫌いなキャラクターになってました。
円堂が天性のセンスを持っているという謎の持ち上げ方もやめて欲しかったですね。特訓によってセンスが磨かれた、という言い方ならまだ良かったのですが。
自分の周りではロシア戦で視聴を辞めた方は実際に多かった印象です。自分としては中国戦、ロシア戦、イタリア戦がウルトラスーパー試合でした。
>細かいところは考えないとして、必殺技のオンパレードだったのは純粋にワクワクしました…!
そもそも発売されるかすら分からないですが誰がワザの始動なのか?とか、ゲームが発売されたらこのキャラの技構成はどんなんだろう?とか考えるのもゲーム原作であるアニメのいいとこだと思います。 そもそも発売されるかすr((
イナズマイレブンの魅力といえば少年心をくすぐるかっこいい必殺技ですからね。他の部分がガバガバだとしても必殺技がかっこよければ、それはそれで素晴らしいことなのかもしれません。
アニメは初代以外はゲームに先駆けて放送を開始しているので、そういった妄想ができるのは楽しかったですね。
無印3は円堂の技構成どうすんねんとか思いながら見ていました。オリオンでは無印3の数倍そう思わされましたが。
>総括記事も書かれるということなので、とても楽しみです!!
総括記事は微妙に手抜きとなりましたが、一応は書き終えました。ハクセイさんとはしばしば愚痴り合ったと思うのでそれで許してください(小声)
>感想の完走お疲れ様でした(激ウマギャグ)
ありがとうございます。想像以上に異常なアニメでした。
>まあそんなことは置いといて、最後までシュートとキャッチだけのお話でしたね…
オフェンスやディフェンスのボールの奪い合いは、タクティクスでやりくりしていることが多かった印象です。
それでもドリブル技やブロック技はアレスにすら出ていたので、もうちょっとなんとかならなかったのかと思いました。
>キーパーやたら多かったのはこのためだったのかもしれません(キャッチ技の種類稼ぎ的意味で)。アシュラあたりはキーパー多い理由になってよかったんですがね…(完成までの野坂あれは無しだけど)
キャッチ技の種類は歴代と比べても遥かに多かったですね。円堂だけでいくつ新技作るんだよって思いました。
視聴中はキーパー四人もどうやって活躍させるんだろうと不安に思っていましたが、案の定円堂が強すぎて全部円堂でいいじゃんとなっていました。砂木沼とか一度もキーパーできてないという……。
『ザ・アシュラ』はDFを二人犠牲にする代わりにゴールを徹底的に固めるという、キーパーの最終奥義的な立ち位置になれば面白かったと思うのですが、結局一度しか使わずに終わってしまったのが残念でした。
>ゲームの方もなんだかやばそう…、個人的な経験則としては延期は2回以上から地雷率がかなり上がって、開発体制の変更も地雷率が上がる要因なのですがそのどちらもとはどうなることやら…
延期回数は言わずもがな、開発体制も二回変更していますから、何かがあったんじゃないかと勘ぐってしまいます。まあ、何かがなかったらこんな事態が起こるわけないのですが。
タイトルもシステムも変えて開発するということは、一から作り直すと見てよろしいのでしょうか。来年春……うーむ。
>あっ後個人的には榊遊矢の勝ちです、最後でデュエルでなくなった榊遊矢と違って最後にちゃんと超次元サッカーしてたので(笑)
流石に最終回でカルタ取りをしたアニメには勝ってしまいましたか(笑)
オリオンもオリオンでラスボス戦以外はエンタメサッカーでしたけどね。
>こんにちは、ヤッシブーンです。
しばらくコメント出来ていなかったのに、僕の名前を記事に書いて頂けた事に、感謝しか無いです。
ヤッシブーンさんは唯一のコテハンの常連さんですから、最初に挙げるしかなかったです。
明日人推しにとってはあまりにも辛すぎるアニメだったのに、最後まで視聴お疲れ様でした。
>このアニメ全てがクソ!って言うより、ずっと予想の斜め下を行き続けた、と言うのが悪くなった原因だと思っています。
イナズマジャパンは無印のキャラも含めたオールスターチーム。
八年振りに豪炎寺達の世界での活躍が見れるのか、なんなら明日人や灰崎との連携が見れるのかと、期待してしまうのも無理もない話ですよね。
>韓国戦、オーストラリア戦でオリオンが反則してくるけど恐ろしい組織だな、ってのは分かって、そこまでいい感じだったと思いましたが、野坂が来てヌルゲーになってしまったのが良くなかったんだと思います。緊迫感が無さすぎたので………。
「敵が弱すぎてつまらなかった」ということには激しく同意します。自分もキャラクターの扱いやシナリオの整合性云々よりも、最もつまらないと感じた部分がそこでした。反則しかしない癖に弱すぎるんですよね。
野坂さんは本戦では三大主人公相応の活躍量という印象でしたが、予選では加入以降中国戦までずっと無双していましたからね。天空隼弾の片足クリアには流石に溜息が出てしまいました。
加えて言うなら明日人と灰崎がどう考えても三大主人公相応の出番を貰えていなかったので、どうしても野坂の活躍が尖って見えました。
>あと、離脱も中途半端でした。
個人的にはたくさん離脱しても良いので、一キャラに一回は、単体での大活躍を見せて欲しかったです。
スペイン戦の吹雪の様に。
氷浦、万作、坂野上なんてオリジナルの新必殺技をひとつも貰えませんでしたからね。
氷浦と万作がアース・イナームに踊らされていたところは本当に可哀想でした。氷浦は日常パートではやたら出番が多かったですが、ファンが望んでいるのはそんな方向性の違う掘り下げではなく、イナズマイレブンのキャラらしく新必殺技を使って勝利に貢献してこそだと思います。
坂野上は氷の矢を出したりルシをタイマンでねじ伏せたりしていましたが、あれで大活躍したとは到底思えません。前作ではミラクルリベロらしいところを全く見せてくれなかったので、今作では期待していたのですが……。
>あとやっぱり明日人の掘り下げはアレスでやっておくべきでしたよね。
アレスでも全く主人公らしいことをしていなかったので、それは間違いないですね。
オリオンでもほぼ掘り下げられないままイタリア戦へと突入し、結果やべーやつというレッテルを貼られてしまった印象です。
>あと、本戦に入ってからのオリオンは、反則では無く、地雷原の様な危険なサッカーにしたら面白いと思いました。
ロシア、ブラジルがせこすぎたので………。
途中からはもはや「次はどんな反則をされるのかな~」という点がアニメの見どころになっていましたね。
ロシアをはじめとした手段を選ばないラフプレーをしてくるようなチームについては、ひとつはこんなチームがあったら物語が盛り上がるのかもしれませんが、あんなに無数に登場してきたらお腹いっぱいです。
その点地雷原は必殺タクティクスを使っていたのでまだ面白みがあったと思います。
>あとなんか、1話ごとにパラレルを見てる様な感じでもないありました。
それも予想の斜め下を行きすぎた結果ですかね………。
キャラクターの描写がブレブレだったという話でしょうか。
一部の無印キャラについては別人と化していましたね。ベンチから冷静に敵を分析する孤高の反逆児が、敵タクティクスに無策に突っ込んで負傷していたり。
明日人もブラジル戦~イタリア戦にかけて行動が破綻させられていたので、見てられませんでした。
>その中でも、良い回は結構ありました。
ラストリゾートがカッコよかった2話、ゴッデビの3話、オリオンらしい反則合戦の6話、スペイン戦25話、26話、アメリカ戦30、31、32話、のりかと小僧丸がカッコよかった35話、水神矢の戦略が光った41話、そして今回の最終回………。
これらは単体で見ればかなり面白かったです。
その辺りの試合回は細かい突っ込みどころはあったものの、見ていて爽快感がありましたね。
必殺技にスポットライトが当てられたり意外なキャラクターが大活躍している回は、やはり気持ちが良かったです。
何度も言いますが、話としての出来は、かなり悪いものだと言う事には変わりありません。
ですが、ファンとしてする事は、批判じゃ無いですよね。
僕は、次こそは成功するものを作ってくれることを祈るばかりです。
主観的な感想でもいいので酷かったものを酷かったと評すことは、ファンとしては悪いことではないと存じます。ファンの声がなければ変わるものも変わらないので。
ただ、今後についても頭ごなしに否定するという行為はマイナスにしかならないかもしれませんね。SDの公式アカウントに攻撃的なリプライを送ったり。
>途中日野坂ヌルゲーにキレてた僕でしたが、今は反省しております、はい。
思えば一星充が跋扈してた時も中々に辛辣でしたね(笑)
このアニメはキャラクターに対しての思い入れが強ければ強いほど見てて辛くなると思いました。
>ゲームは買います、面白そうなので。
自分もなんだかんだで買ってしまうと思います。イナストっぽいゲーム画面でしたし。
>お疲れさまでしたいつも楽しく読ませていただきました
そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます。
>ストーリーについてそのものはおいておくとしても個人的にはリーグ戦以降
(中断した決勝ロシア以外)ずーっと日本が3失点なのが気になりました
言われてみればそうでしたね。
本作の味方キーパーはそれなりに固いイメージがありましたが、なんだかんだで三失点していたのは意外です。それだけ反則されていたってことなのでしょうけど。
必殺技でパス技が出てきた時はいいな、と思ったのですが結局氷の矢だけで終わっちゃったんでしたっけ・・・
キャラコンテストのカケハシツグはわざわざパス技考えてくれたりしたのに
パス技はせっかくの新カテゴリなのですから、もう少し種類が欲しかったですね。鬼道や野坂や一星などの司令塔ポジションのキャラにはパス技が似合いそうでした。
音村やぽん子は十分に目立っていたのに、カケハシツグちゃんは終始シナリオに振り回されていたので残念でした。
>まぁオーバーライドとかシュートチェインがある世界だから結局シュートをパス代わりに使えばすんじゃいますし実際氷の矢も氷の槍というシュートになってそんな使われ方をしていましたしね
シュート技がパスとして使われていたケースは歴代でもありましたからね。染岡さんの必殺技はもちろんのこと、シュートチェインも言ってみれば全部パスですから。
パス技はボールを蹴るという点でシュート技と一緒なので、それっぽい必殺技を作るのは難しそうだと感じました。
>というか、ドリブルやブロックすら敵で使ったのアジア予選くらいまでだった気がしますしね
敵のドリブル技なんて全部ひっくるめても『特攻バッファロートレイン』だけでしたっけ。
ブロック技についても『レッドホットチリ・メテオ』『爆喰獅子』『ザ・シェルター』だけだった覚えです。少ない……。
>ところでソードオブダルタニアンはあれですかね、本来はフランスの用意した必殺技だったんですかね
名前的にその可能性はありそうですね。
どこからどこまでが打ち切りによって割を食ったのかあまりわかっていませんが、本来ならフランスとの試合もちゃんと描く予定だったのかなとは見てて感じました。
>スーパーメガトンヘッドは両手が光ってるのでハンドでは…?
無印でハンドになりかけていた正義の鉄拳とはモーションが若干似てましたね。
まあ、両手が光ってるだけでハンドになるなら抵触する技はたくさんあるし、そもそもオフサイドをスルーしまくってるようなシリーズなので、特段気になりませんでした。
>あとメガトンヘッド→イナズマブレイクの間でなんか交代入ってるのは笑っちゃいました
選手交代のタイミングとかあったか…?
チョウキンウンズはフィールドに18人選手を投入してるんじゃないかと錯覚するレベルでしたね。
テロップで交代を表示している辺りは尺に余裕がないということを感じさせられました。
>あと必殺技がなかったアフロ、ペンギンに添えるだけだった不動、一瞬しかいなかった風丸あたりはどう考えてもいらなかったかと
アフロディと不動は友情のゴッドハンドに加担していました。まあ、あれは適当な選手からパワーを吸い取っていただけにしか見えなかったし、彼らである必要性も特にないわけですが。
風丸はDFの要みたいな顔してずっと出場していましたが、やはりオリオンのDFの例に漏れず常時ヘブンズタイムでした。円堂が止められないシュートを風丸がクリア、みたいなシーンを楽しみにしてたんですけどね。
>まさか西蔭がここまで外野に押しやられるとは…アレスの時からほとんど成長もしてませんし完全にシナリオのお荷物でしたね
イナズマジャパンの半数以上がそれ以下の状態ですけども西蔭は格から言って一層ひどく見えます
西蔭はあれでも前作ラスボスチームのGKのはずなのですが、本作では終始円堂の下位互換として扱われていましたね。
他の選手との絡みもほぼないのでずっと野坂の腰巾着からは卒業できず、そもそもそのポジションですら一星に半ば奪われてしまってました。
新技自体は二つも貰えたのだから習得エピソードが欲しかったです。
>相変わらずシュート技ばかり…超次元テクニックを必殺技として描写したり技を使ってボールを奪って反撃につなげることはできなかったのでしょうか
アレスの頃は戦略のついでにドリブル技やブロック技を使うという形式が多かった印象です。それでもいいから欲しかったなあと。
フロイやアルトゥールのドリブル無双、タツヤがDFとして評価されている辺りでは、必殺技を使ったほうが説得力が生まれたと思います。
>新規のシュート技やブラックシールドは結構好きです
鬼チェイン戦法もなんだかんだラストバトルっぽくて良いですね
ラスボスチームの必殺技は良かったと思います。
最後も新必殺技かと思いきや、新キャラ五人のシュートチェインでゲームを決めたのも面白かったですね。シュートチェイン生きとったんかワレ。
>イリーナのガバガバさ加減はまぁ元々イナズマイレブンとしてはそこまで重要なポイントでもないので…
シナリオが破綻しているのはいつものことだからどうでもいいとして、ここまで黒幕の思慮が浅いのは初めてだったので笑いました。
>新条も変な意地張りすぎですがプロサッカー選手の嫁になっておいて島にこもって、さらに悪いことしてないのに夫を死んだことにして言って回る母親もだいぶアレなのでどっちもどっちです
自分は海外に挑戦するだけで死んだことにする嫁とそれを信じ切った息子のいる家庭にはあんまり帰りたくないです
母ちゃんが新条を死んだことにする意味は果たしてあったのでしょうか。手紙には「自分がもっと勇気を出していれば」的な後悔を綴っていたのにも関わらず、やってることがはちゃめちゃでした。
新条にしても生まれつき身体の弱かった妻の最期を看取らなかった時点で、もはや家庭崩壊してるとしか言いようがなかったです。
>まぁアレスの最終回よりは遥かにマシだったんじゃないでしょうか
スペイン戦とアメリカ戦、それとラスボス戦がまぁまぁ観れる出来だったぶんオリオンは無駄ではなかったと信じたいですね
アレスのオチは最悪でしたね。オリオンはオチだけは入念に考えてたんだろうなぁと見てて感じました。
スペイン戦は円堂がキャラ崩壊しているのと三話目だけが酷かったですが、それ以外は概ね面白かったです。アメリカ戦とラスボス戦は良心でした。
なんだかんだでコンテンツの売りである、個性的なキャラクターと魅力的な必殺技はいくつか生まれましたからね。尤も企業としてはボロクソに叩かれる失敗作が生まれたという事実が、一番無駄ではなかったこととなるのかもしれませんが。
>マリクはオープニングでやたらでかい扱いされてる割にアレでした
アレス、オリオンのキャラはちゃんと使ってあげたいのでゲームには期待したいのですがシナリオとそれ以上に新規のOF・DF技がとても不安です
ちゃんと作ってくれ…
明日人の生き別れの兄弟とかラスボスチームのキャプテンとか、色々言われてましたけどなんだかよくわからないまま幕を閉じました。結局フロイのが100倍目立っていましたね。
ドリブル技とブロック技はこれからゲーム用に作っていくのでしょうかね。このままだとほとんどのメインキャラの技構成が剣城みたいになりかねないです。
>ユリカは結構いいラスボスでしたね
目にカナブンが入っているのは置いといてビジュアルもまぁまぁですし
円堂の夏秋冬や天馬の葵、カトラのように明日人にとってのヒロインが存在しないとずっと言われてきましたが最終的にはユリカがそれに当たるのかもしれません
カプ厨的な目も入ってるかも知れませんがなんか良い感じでしたし
萌え豚的な目も入ってるかも知れませんが歴代の女キャラと比べてもビジュアルは一番好きでした。
ただでさえ打ち切りで尺がないのにこんなポッと出のラスボスを掘り下げられるわけないと思っていましたが、思った以上に喋ってくれたので嬉しかったです。
そういえば明日人だけヒロインがいませんでしたね。視聴前はマネージャーの杏奈とくっつくのかと思ってましたが、杏奈はアレスでは野坂くん野坂くん言ってただけであり、オリオンでは完全にフェードアウトしてました。
>次はイナズマSDですね
それと日野はきちんと開発ブログを週一くらいで更新してくれることを期待します
SDはクオリティが心配ですけど自社開発ではないらしいので楽しみにしています。
開発ブログ、今月中には流石に更新してくれますよね。ウン。
>お久しぶりです。ブログ、書かれていたのですね。アニメの感想、全てではないですが目を通させて頂きました。アスペクトさんのブログをまた読める事に嬉しさを感じつつ、です😌
赤砂さん、物凄くお久し振りですねー。
ブログは移転を繰り返しながらも2010年頃から続けているわけなので、赤砂さんとは9年以上の付き合いということになるのでしょうか。
>アレスオリオン両方に言えることですが過去キャラ新キャラ共に要らないキャラの方が多かったですね。中途半端に過去キャラを置物として出すくらいなら学校名等はそのままで過去キャラが全くいない完全なパラレルワールドとしてストーリーを進めた方がまだよかったと思います。
過去作キャラクターを変に混ぜるのが失敗だった、ということは自分も感じました。
単純に「円堂や豪炎寺の活躍がまた見れる!」ということで我々としては期待してしまいますが、彼らの株を落とさないように新キャラクター達も掘り下げていくというのは、非常に難易度が高いです。
GOでも無印キャラはうじゃうじゃ登場していましたが、GOの第一線から引いた10年後の姿と、戦神シリーズの神格化された現役のサッカープレイヤーを同じチームにぶっこむのでは、わけが違いました。
>アフロディ、不動、ヒロト(タツヤ)、吹雪、昔好きだったキャラは登場してましたがそこにいた彼等は昔好きだった彼等じゃありませんでしたね。
不動なんかはもはや別人でしたね。真帝国学園の一件がなかったパラレルワールドだからと言ってしまえばそれまでですが、それでも完全に別キャラの彼を登場させる意味はあったのかと、疑問に思いました。
無印キャラを活躍させすぎると「神格化しすぎ!」となるし、活躍させないと「扱い酷すぎ!」となってしまうので、ミックスさせたこと自体が失敗だった説はありました。それにしてももう少しやりようはあったと思いましたが。
>無印3は1、2の丁寧なキャラの掘り下げによる積み重ねがあったからこそイナズマジャパンは応援する気になれたけど、今回のイナズマジャパンは過去キャラは全員別人だし、新キャラのストーリーも薄っぺらいし。灰崎は純粋なサッカー少年に改心したと思いきやただのチンピラに成り下がるしで、全く愛着がありませんでした。
オリオンがキャラの掘り下げをしていないというよりも、そもそもの積み重ねが足りていないというのは感じました。ただでさえキャラ数が多いのに。
尤も冗長な反則描写や明日人離脱等の無駄イベントがあったのは事実なので、もう少し掘り下げに尺を割けたとは思います。
灰崎は三大主人公の中では一番好きなキャラなのですが、一星にボールをぶつけまくっていたところなんかは完全にチンピラでした。三大主人公相応の活躍をしたと言えるキャラが野坂だけなんですよね。
>オリオンでは世界編という事で無印3の代表も復活するか?と思いきやマークとディランしか出てこない上に小道具でネチネチ反則を犯すだけの小物やぽっと出のよくわからんキャラが殆どで観てるのがひたすら苦痛でしたね
オリオン放送前の情報によると、過去作のライバルキャラは出さないという方針でしたね。ユニコーンの連中は特別に出演できたようですが。
敵が小物ばかりで全く爽快感が感じられないのが本当につまらなかったです。これならライバルキャラを復活させて普通の世界大会にしたほうが全然マシでした。
>それでもダラダラ観続けて気づけば決勝戦なのですが、あんなにもワクワクしない決勝戦は他にないでしょうね。マーマがあの場で世界に宣戦布告(?)するシーンがありましたが、いくらイナイレとはいえど神聖な世界大会の決勝の舞台であんな事するのは超次元ではありません。非常識です。いかに無印3のストーリー構成がよく出来ているかを痛感しましたね。
他のチームと協力して戦うという展開自体は面白かったかもしれませんが、よもやチームガルシルド戦ポジションの試合がラスボス戦に回されるとは思いませんでした。オリオンはあれだけ序盤から終盤にかけて茶々を入れてきたのだから、ラスボスになったこと自体は理解はできますが、納得はできません。
>超次元と非常識はイコールではなく、今作は最初から最後まで不快な「非常識」の連続でした。もちろんそこにイナイレ特有の「熱さ」はありませんでした
全体を通して言えることですが、本作の反則祭りなんかは正に超次元ではなく非常識だったと思います(笑)
やっぱり少年サッカーアニメなのにも関わらず、「反則殺人未遂集団を相手に戦っていく!」という前提がまずかったです。
>最終回は怒涛の技ラッシュで面白かったのですが、終盤に出てきたぽっと出の、強さもよく分からないキャラクター相手に熱くなるはずもなく。その場で小学生が思いついた程度の超次元でユリカ達と観客を救ってハッピーエンドなんてバカバカしすぎて。思わずその場で録画の再生を止めましたね。
最終回だけちゃんとサッカーしていたということで自分としては斬新に感じましたが、どう考えてもちゃんとサッカーしてなかった今までが異常だったんですよね。
最終回を見て本作が最終的に伝えたいことは「国境を越えた絆」だったのかなと思いましたが、ラスボス戦に至るまで他国の選手が日本の選手にナイフやスタンガンを向けまくってきていましたから、説得力は皆無でした。
>なんか後日談が話題になってましたが、それも全く観る気になれなかったので「ああ、俺はこの作品に愛着なんて無かったんだな」って納得して終わりでした。
後日談は超展開でしたね。後日談だけでももう一話ぐらい欲しかったです。まあ、無理だったんでしょうけど。
流石に坂野上が何の説明もなくGKと化していたのはショックでした。伊那国vs雷門にしても説明が何もなかったので。
>ゲーム、発売されるといいですね。キャラデザ自体は悪くないなと思ってるし、かっこいい必殺技もそこそこあったと思う(殆ど覚えてないけど)超金が余ってたら僕も買ってプレーしてみようかなと思います。
大前提として発売されるかどうかを危惧してしまいますよね(笑)
やはりコンテンツ随一の魅力である、キャラデザと必殺技に関しては悪くなかったと思います。
自分は信者なのでなんだかんだでプレイしちゃいそうです。曲がりなりにもイナズマイレブン唯一のオンライン対戦ゲームをやりこんでいた口なので。
>超自分語り。申し訳ないです。
いえいえ。コメントありがとうございました。
それでは皆さん、今までのご閲覧ありがとうございました。
台風にはお気をつけください。
総括と言っても試合回の評価のみとなります。本当は各キャラクターについての感想も書く予定だったのですが、書いていたら思った以上にキャラクターに対する中傷と捉えられかねない文章となってしまったので断念しました。悪いのはキャラではないのですが。
全て粗探しするのは不可能なので触れてない部分もありますが、良かったらお時間のある時にでも読んでください。このアニメを愛してやまないという人は読まないでください。
試合回評価
VS韓国代表「レッドバイソン」
★★★☆☆

今思うとここまで必殺技の応酬が繰り広げられた試合は、韓国戦が最初で最後でした。
敵チームが合体ドリブル技を使ってきたり、シュート技を二種持っていたりと、当時は興奮しましたね。
こちらも『アイスグランド』や『スピニングフェンス』で迎え撃っていたので、DFがDFしてたという意味でも唯一の試合だったかもしれません。
そして、豪炎寺の新たなる必殺技、『ラストリゾート』が登場した回。
シナリオ中でも日本サッカー界の歴史を変える必殺技ということで、大々的に取り上げられました。かくいう自分も『マキシマムファイア』以来の豪炎寺の個人技ということもあって、感動した覚えがあります。
そんな強すぎた『ラストリゾート』も、敵のラフプレーで豪炎寺が故障させられたことによって封印されてしまいました。
これには「これからどうなってしまうんだ!?」というワクワクを大いに感じさせられました。
流石に豪炎寺はチートすぎたから一旦休んでもらって、一先ず灰崎やヒロトへスポットライトを当てようと。予選決勝や本戦一回戦辺りで颯爽と戻ってきてくれるんだろうと、この時は思っていましたね。
その後豪炎寺がこんなしょうもない怪我のさせられ方で約10か月間ベンチの置物と化したことや、『ラストリゾート』が馬鹿みたいに神格化された上で最終的に株をどん底に落としたことを含めれば、評価はもっと下がります。
VSオーストラリア代表「シャイニングサタンズ」
★☆☆☆☆

敵キャプテンのサタン・ゴール君は、円堂相手にハットトリックを決めるという偉業を成し遂げました。実績的にはハオやフロイとは比べ物にならないぐらい強い、FFI最強のストライカーと言えるかもしれません。
それに対する円堂の『風神雷神ゴースト』も、風神雷神から進化すんの早っ!とは思いましたが、三色団子から必殺技を編み出すというのはイナズマイレブンらしいおバカな展開で面白かったです。
円堂vsサタンの対決自体は敵の強敵具合や新必殺技の習得過程に味があって面白く、本戦の試合達も見習って欲しいぐらいでしたが、その後が全てを持っていきました。
まず、敵選手のルシ。本作が殺人未遂アニメと言われている理由のひとつです。よもや公式の世界大会の試合中に刃物を持ち出してくる人間が登場するとは。
これに対して影の薄かった坂野上が、超次元サッカーらしく必殺技を使って打ち破ったという、攻略方法自体は中々良かったと思います。坂野上はまさかこれが最後の活躍になるなんて思いませんでしたが……。
このシリーズのシナリオの整合性がガバガバなのはいつものことではありますが、流石に警察沙汰案件になると不快にもなります。
そして、鬼道の反撃です。試合後の展開を含めれば、これってロシア戦の明日人離脱並には最悪のイベントだったのではないでしょうか。
鬼道が一星をリンチするために声をかけた相手が、明日人との出会いや王帝戦を乗り越えてサッカーの楽しさを知った灰崎、必殺奥義「パス」をタツヤから教わりチームプレーの重要さを知ったヒロト。
結果的に鬼道は簡単に一星に嵌められてしまい、自分で鬼道を一星にけしかけときながらリンチを見ているだけで止めもせず「鬼道君ならもっとスマートなやり方をしてくれると思っていたのですがw」と酷評する趙金雲、同じく鬼道に非があるような言い方をする風丸、鬼道が捕まってしまっても全く感情を出さずになんの根拠もなしに「一星は仲間じゃないかw」と宣う円堂、それを「円堂君らしいわねw」と評する夏未。
そして、一星を庇うような行動を起こして結果的に鬼道が離脱する原因を作った明日人。これで彼自身が思い悩んで後に成長するきっかけとなったり、一星の心を動かして改心の一歩目となったかと思いきや、何事もなかったかのように物語は進んでいきました。
なんだかもうキャラが脚本に動かされてるんだなぁと痛感しました。野坂さんの為に鬼道には退場してもらおうってことですよね要するに。
VSウズベキスタン代表「エターナルダンサーズ」
★☆☆☆☆

鬼道と円堂の離脱によって喧嘩し始めるイナズマジャパン。
レジェンド級の選手二人の離脱は確かにメンタル的に痛かったかもしれませんが、選手が二人離脱するだけで仲間割れする日本代表もどうなんでしょう。
一応は初対面の中学生達なので精神的には幼いということなのかもしれません。が……そこに颯爽と現れたのは、イナズマジャパンの選手達とは比べ物にならないほど精神的にもオトナである"救世主"……野坂悠馬!!
「僕は皇帝でなくてもいい」と言ってからの「僕は戦術の皇帝だ」発言はどういう意図だったのか私には理解できなかったので、考察班の方々よろしくお願いします。
審判が買収されていることが発覚した初めての試合であり、リアルサッカーに真っ向から喧嘩を売っていることが判明しました。
それを正々堂々フェアプレーで打ち砕くという構図ならまだしも、禁じ手として扱われていた『グリッドオメガ』で潰すというのも面白い。
ちなみにこのアニメをワールドカップに合わせて放送しようとしていたらしいですね。
VSサウジアラビア代表「アラブの火の鳥軍団」
★★★★★★★★

吹雪のサウジダンスがイナズマイレブン史上最高に面白いシーンだったので、最高点をあげます。
敵の必殺技の名前も『バーニング・火の鳥』というセンスに溢れるネーミングだったので、もしかしたらこの試合から本格的にギャグアニメに方針転換したのかもしれません。
人狼・一星にずっとかき回されていたイナズマジャパンでしたが、野坂さんにかかれば彼を改心させるのもピースオブケイクでしたね。
その手段は自分を人質にして一星を追いつめるというものであり、とてもひky…自分の犠牲をも厭わないイケメンオーラが迸っていました。
まあ……マジレスすると流石に新キャラクターの改心ぐらいは主人公が担当するべきだったのではないでしょうか。いくら皇帝の参謀として親睦を深めさせたかったとはいえ、これでは明日人が空気過ぎます。
個人的に一星に対しては特にポジティブな感情もネガティブな感情もないんですよね。
この回放送前に「改心させないほうが個性が出ていて面白い」なんて意見を見かけましたが、本当にその通りだったかもしれません。
VS中国代表「足球雑技団」
☆☆☆☆☆

自分が本格的に本作に対して懐疑的な目を向け始めたのは、中国戦からでした。
初めてオリオンの息がかかっていないチームが相手というのがポイントですね。一星が改心した直後ということもあり、ようやく普通のサッカーが見れるということに期待していたのですが、野坂さんの片足にその希望も打ち砕かれました。
この試合は真剣勝負だなんて趙金雲が言っていましたが、どう考えても中国の方が有利なんですよね。
なんせイナズマジャパンは監督が不在です。加えて日本の特訓・試合を間近で見てきた趙金雲とハオが堂々と裏切りました。
彼らは円堂のキャッチ技の弱点を10人シュートで的確に突いてくるレベルにはメタっていました。そ、そんな相手に勝てるわけが……😭
しかし、そんな10人がかりの合体シュート技である『天空隼弾』の実際の威力はというと、野坂さんの片足以下でした。
これはまあ野坂さんが最強すぎるので仕方ないところはあるのですが、試合中に円堂が完成させた『ザ・アシュラ』によって完璧に対策されてしまいました。
中国代表は他にシュート技を覚えていないのか、完全に攻略されてもなお馬鹿のひとつ覚えのように『天空隼弾』を繰り返してきましたね。
そんなハオ君は灰崎に対して「芸がない」なんて言っていたので、連発していたことにも何かしら目的があったのかもしれません。あと一回撃てば必殺技が進化してたとか!
更には中国代表は守備面においても、『みんなでキョンシー』でゴールをガラ空きにして得点されるという衝撃のプレイングを発揮していました。
相手キーパーのキャッチ技自体はゴッデビを止めてきたので威力は高かったと思いますが、ゴールを空けてごっつぁんゴールされてる時点でもう台無しでした。
『マキシマムサーカス』って普通に止められてたシュート技ですからね。警戒する必要がなさすぎて逆に警戒できていなかったということでしょうか。
ということで、蓋を開けてみればこれまで戦ってきたラフプレー集団と比較しても弱い部類に入るという、衝撃の強さでした。
これがなんでイナズマイレブン史上最高に熱いゲームと思われていたのでしょう。あぁ、野坂さんが大活躍するからかぁ。
それにサッカーは勝っても負けても楽しいですからね。仕方ない。
VSスペイン代表「無敵のジャイアント」
★★★☆☆

思わず「これいる?」と言いたくなるような日常回の連続の後で放送されたスペイン戦。
中国戦とは違って正々堂々とサッカーをしており、敵の強さにも説得力があったので、これまでの試合の中では文句無しのベストバウトでした。
吹雪兄弟の繰り出した『氷結のグングニル』はかっこよかったですね。ぽっと出の禁断の技を味方が使うという構図は中々ご都合じみていましたが、それでも演出は本作で登場した必殺技の中でも最高クラスだったと思います。
本作では「追加メンバーは次の試合で大活躍する」というのがお決まりと化していましたが、この試合はアツヤが大暴れするというよりも、メインは円堂とクラリオの対決だったという印象です。
クラリオはライバルキャラの中では一番好きになりました。日本を舐めてかかるわけでもなく、誇張でも謙遜でもない自信を持っているのがとてもいいですね。
チームに潜んでいた刻印選手を自らの手で葬っちゃう辺りはイケメンすぎました。試合後のロシア戦とアメリカ戦でどんどん株を落としていくわけですが……。
物議を醸したのは円堂の設定ですね。
円堂はあくまで努力の天才であって、決してあんな天性のサッカーセンスを持つキャラではありません。
確かに円堂は無印では大介の秘伝書を足がかりとして必殺技を身に付けまくってきましたから、実は「言葉を形にする」ということにかけては既に天才と呼べる領域に到達しており、他の選手の必殺技をコピーするスキルは高かったという可能性もあります。
それでも円堂は『ムゲン・ザ・ハンド』みたいな技はいくら特訓しても習得できなかったし、何よりこんな二秒でコピーされるような真似をされたら西陰の立場がなさすぎます。「天性のセンスがある」じゃなくて「特訓によってセンスが磨かれた」みたいな言い方だったら良かったんですけどね。
二話目までは円堂の謎設定を除けばかなり面白かったですが、三話目は何もかもが酷かったです。
最後の明日人の単体突進はイナスト勢へのメッセージか何かかと疑いました。ドリブル強い設定を付加されて無双し始めたことに関しては別にいいんですけど、『サンライズブリッツ』を出すならば最低でもここでしたね。
VSアメリカ代表「ネイビー・インベーダー」
★★★★☆

やはりアメリカ戦とラスボス戦の二強でしょうかね。
試合中に敵が†本当のサッカー†に目覚めるという展開は御影戦や月山国光戦のようで、中々に熱かったです。
というかこういう刻印選手の立場からの描写というのは、他の試合でももっとやるべきだったと思いますけどね。刻印の使徒達がどういう気持ちで反則を連発していたのかとか、予選は知る由もありませんでした。
改心のさせ方は一星よりは面白みがあったので良かったです。
敵側に焦点が当たって良かったというのもあるのですが、無印ファンとしてはアフロディの大活躍が一番嬉しかったです。
味方として活躍したこと自体が無印二期の二試合とドリームマッチぐらいでしかなかったので、アフロディの頼もしい姿を見ることができたのは非常に新鮮でしたね。
『GGG線上のアリア』は岩戸、ヒロト、アフロディという、異色にもほどがある組み合わせ。
回想で特訓描写がされるのは良くなかったかもしれませんが、特訓描写がないよりは余程マシでした。
コンプレックスを抱えているキャラクターに対して他のチームメイトが干渉し、共に解決して乗り越えていく。そして生まれる夢の組み合わせの合体技。世界編ならではの、お手本とも言うべきエピソードかと。
苦難を乗り越えて人間的に成長したヒロトとアフロディだからこそ、岩戸の悩みを解消する手助けができたのだと思います。
本作ではこういう岩戸のような掘り下げをずっと待ち望んでいました。悩んで解決という流れはある種テンプレではありますが、キャラを立てるという意味ではこれ以上ないぐらいわかりやすいです。
まあ、岩戸以外にそういうエピソードはひとつもなかったんですけどね。強いて言うなら『ザ・アシュラ』が完成した時ぐらいがギリギリそう言えるかもしれない程度です。
オリオンの良心とも言うべき神回だったと思いますが、強いて言うならアフロディが無双しすぎだったかもしれません。一人で相手タクティクスを攻略し、全得点を一人で担ってしまいました。
ただ『ヘブンズタイム』は結局相手に攻略されてしまいましたし、『ゴッドノウズ・インパクト』も最終的にはキーパーに止められかけてしまったので、言うほど無双はしてなかったと思います。
何より彼はアメリカ戦以降は全く出番が貰えませんでしたからね。アレスでもダイジェストの刑を被っていたので、これくらいの優遇は許されても良いでしょう。
VSロシア代表「パーフェクトスパーク」
☆☆☆☆☆

グループ予選最終試合!
スペインを大差で下したチームなだけあって、さぞ強敵なんだろうなぁと思いきや……追加メンバーののりかによってほぼ完封されるという中国並の強さでした。
これに関しては「のりかがすごい!」と見ることもできますが、のりかを突破できずにロシアが取った行動があまりにも醜かったです。
イレブンバンドからの催涙ガスとスタンガン、加えてゴールネットからの催眠ガス。ここまでスマブラしてきたチームは後にも先にもロシアのみです。
スタンガンの時点で既にやばいのですが、何よりも特徴的だったのがゴールネットへの仕込みですね。笑い取りに来てました。
やりたい放題してくる系のチームは予選に一チームだけ存在する程度なら面白いと思うのですが、こんなのもう親の顔より見た光景です。
加えて言うならよりによってグループ予選最終試合の、優勝候補として登場してきたチームのすることではありません。
ロシアの一点目はのりかが日和っているところへ得点、二点目はアース・イナームに戸惑っているところへ得点、三点目は催眠ガスを喰らわしているところへ得点……ということで、実力でゴールを破った描写がひとつもありません。
実力的には圧倒的に日本>>>ロシアでした。こんな変なチームに0-6で負けたクラリオさん;;
また、砂木沼が活躍した最初で最後の試合でした。
あちこちで言われていることですが、「クリーンな試合では活躍できない」と明言されたのが可哀想でした。公式曰く趙金雲のジョークらしいですが。
対反則用の選手として代表に抜擢したのならば、これまでの試合でいくらでも出場するチャンスはあったはずですよね。そもそもそれならGKとして代表入りさせる意味もないわけですが。
というか無印の砂木沼もアレスの砂木沼も、そんな試合が荒れた時にしか機能しないようなキャラではありません。無印三期で代表入りできなかったキャラが代表入りできただけでもラッキーだったという意見もありますが、こんな変なキャラにされるぐらいなら代表入りしないほうがまだ良かったです。
明日人離脱のくだりにしても、はっきり言っていらないイベントだったと思います。
明日人が洗脳されて敵になったかと思いきや、まさかの声だけ一緒の完全新規キャラクターの変装でしたというオチ。視聴者の意表を突ければなんでも良かったのでしょうか。
本当に洗脳されていたのなら、洗脳から明日人を救おうとする伊那国雷門メンバーの奮闘や、一度味方に牙を剥いてしまった明日人の葛藤など、散々空気と言われていた主人公の内面を描写する機会にはなっていました。
変装していたカシムが重要なキャラクターになるのかと思いきや、何の台詞も説明もないままチョウキンウンズ入りしてました。なんで明日人の必殺技使えたんだろうとか以前に、そもそも何者だったのかすらわかりませんでした。
『イノセント・ドライブ』も『オーバーサイクロン』も『マジン・ザ・ウェイブ』もかっこいい必殺技だったので、星1ぐらいはあげても良かったかもしれませんが、マイナス点が印象強すぎたので星0です。
VSブラジル代表「オーレ・デ・サンバ」
★★☆☆☆

水神矢提案の反則するフリ作戦。
まず、小道具持ち出したり敵をこけさせたりしてる時点で、フリでもなんでもないやんという話ですよね。味方が反則のフリをするというおバカな発想は面白かったかもしれませんが、それがフリになってなかったのでもう台無しでした。
この反則するフリ作戦をする前の『地雷原』にしてもそうです。流石にあのまま使うわけがないのでパワーは抑えているのでしょうけど、不動をゲームから除外させたにっくき必殺タクティクスである以上、何かしら説明は欲しかったです。
ブラジルさんは日本と当たるまで無失点で勝ち上がったらしいですが、キーパー技の『マカロニスパゲッティ』は伝説的な強さでした。
これで無失点ってどうなってるんですかね。今まで当たった相手が全員刻印の使徒だったから八百長で勝ち進んでたとかでしょうか。
星1ではなく星2の理由は、単純に試合中に敵が改心して普通のサッカーをやり出す展開が好きなのと、アルトゥールがまあまあいいキャラだったという個人的な感情が入っています。
確かにアルトゥールの回想は無駄に長い上に中国代表のコピペという新鮮味のなさでしたが、無駄に長かっただけあって自分の中では印象に残りました。尤も敵チームに焦点を当てすぎていて日本の掘り下げがおざなりになっている以上、褒められたことではなかったと思いますが。
反則するフリ作戦については、このシリーズのシナリオがガバガバなのはいつものことだと思えばまあ許せました。
不快に思うとか以前にくだらなすぎて笑えました。無論この試合の後のイタリア戦の明日人の格言まで含めたら擁護できることではないのですが。
まあ、キャラが露骨にぞんざいに扱われたり敵チームが三下集団だった試合と比べれば、若干マシな試合ではありました。
VSイタリア代表「ガーディアンズオブクイーン」
神

この試合を準決勝でやろうとしたということに恐れ入りました。
敵チームの行動が支離滅裂、のりかキーパー起用が完全に失敗、豪炎寺が復活したはいいものの『ファイアトルネード』を撃って止められただけ、何故か散々神格化されて対策したところでどうしようもないと言われていた『ラストリゾート』が突然通用しない設定になった上に安売りされる、前代未聞のKO勝利をニッコニコで実況するマクスターランド……など。
突っ込みどころは挙げたらキリがないのですが、何よりも明日人の言動・行動が常軌を逸していました。
ようやくスポットライトが当たると思われていた離脱イベントも結局何の意味もなかったので、ろくに掘り下げられないままこのイタリア戦に突入してしまっただけあって、完全にやばいやつというイメージがついてしまいました。
五億年振りに登場した明日人の新技の『サンライズブリッツ』でしたが、相手GKを担架送りにする技としてめでたく誕生しました。いやー、これが主人公に対する扱いなんですね。
なんかもうネタにもできないぐらい最悪の試合だったのでこれ以上は書きません。
VS「シャドウ・オブ・オリオン」
★★★★☆

ラスボス戦については個別感想で書いた通りです。
相手が正々堂々戦ってきたのがラスボス戦だけというのが本作の異常さを物語っていますが、ドリームチームによる必殺技ラッシュは見応え抜群であり、アメリカ戦と並ぶ最高の試合だったと思います。
あとはユリカがえっちでした。おわり。
総括
振り返ってみると凄まじいアニメでしたね。
どこが酷いのかと聞かれたら存在自体と答えたくなってしまうレベルですが、ざっくり言うと二点が悪目立ちしていたでしょうか。
個人的に一番見ててつまらないと感じた部分が、敵がチンピラだらけという点でした。
少年サッカーアニメなのにも関わらず、ほとんどの相手が反則殺人未遂チームってどうなんでしょうね。それを正々堂々と正義のサッカーで更生していくという物語ならまだしも、主人公陣営が『グリッドオメガ』やら『地雷原』などの必殺タクティクスを使い始める始末です。
描写が痛々しくて見てられずに視聴を止めたというファンの方も見かけました。自分は見るに堪えないとは思わなかったのですが、終始ナイフやら審判買収やら暴虐の限りを尽くしているのにも関わらず負けている相手チームが、小物に見えて仕方がありませんでした。
とにかく敵が弱すぎて何の爽快感も生まれなかったです。本作で強敵っぽく感じられた相手は、スペイン代表とアメリカ代表とラスボスチームぐらいなものでした。
日本と世界には大きな差があるという、リローデッドでの描写はなんだったのでしょうね。これだけ豪華なメンバーが集まったのだから、無印三期のように普通に世界大会に臨んで欲しかったです。
そして、おそらくは一定のファン(主に女性ファン)の怒りを最も買っていたのが、キャラクターの描写が雑すぎるという部分だと思われます。
これは無印キャラだけでなく新規キャラも含めてです。元より魅力的なキャラクターに溢れているということで爆発的に売れたコンテンツである以上、そのキャラクター達がぞんざいな扱いをされたら荒れるに決まっていました。
三大主人公らしい活躍をしたと言えるキャラは野坂さんのみであり、明日人や灰崎は酷いもんでした。坂野上・氷浦・万作の三人は新必殺技すら会得していません。
ちなみに記事内では散々野坂さんをネタにしていますが、野坂さん自体は自分の好きなキャラです。ドラゴンボールのジレンぐらい好きです。
本作を見ていると、そもそも無印キャラと新規キャラを同じチームに混ぜてしまったのが失敗だったのかな、とも思いました。オールスターとも言うべきメンバーが集まったのはいいですが、パワーバランスの調整が難しすぎます。
無印キャラを円堂のように活躍をさせすぎても「神格化すんな!明日人達を掘り下げろ!」と、鬼道のように活躍をさせなくても「扱い酷すぎ!こいつはそんなキャラじゃない!」と古参の人は怒るので、ちょうどいい塩梅で描くのが非常に大変だったと思います。
もちろんその中でも各キャラクターの扱いについてはもっとやりようがあったとは感じたので、仕方ないで済まされることではありませんが。試合中の活躍量とか以前に別人と化しているんですよね。
放送前は4クール以上もあるなら影が薄かった主人公も報われるかとか、世界を相手に戦う豪炎寺と灰崎のアツい絡みが見れるのかなとか期待していましたが、そんなことはなかったです。
ここまで空気化していたキャラが多かったのは、冗長な反則描写や明日人離脱イベントなど、変なところに尺を割いていたのが主な原因だったと考えています。
催涙ガスや経穴殺法の説明とかしてる暇があるならば、『GGG線上のアリア』発動回のようなエピソードを試合毎に設けてくれれば良かったです。反則殺人未遂集団を相手にしていくという筋書きに、意味があるとは思えませんでした。
お知らせ
このブログの今後についてはどうするか悩んでいます。
ブログのモチベーションは正直地に落ちている状態なのですが、一週間に一回か二回ほどしょうもない記事を投稿していこうかと考えています。
ネタがない時は記事というか日記レベルの数行の文章になることもあると思いますが、生存報告代わりにやっていこうと思います。
当ブログの読者の方々が望んでいるのはイナズマイレブンの記事だと思いますが、公式がこうしてコンテンツとして一区切りを迎えてしまった以上、自分がイナズマイレブンのゲームからは離れてスマブラやエロゲーにかまけている以上、書いていくのは厳しいかもしれません。
アニメ感想検索で来ていた方とはもうご縁がなくなってしまうかもしれません。しかし、もちろんイナズマイレブンSDや英雄たちのグレートロードの続報が来れば、記事にしていこうと思います。
最後に、前回の記事に来たコメントの返信もここで済ませちゃおうと思います。
思った以上にたくさんのコメントをいただけました。感謝です。
コメント返信
>あさん
>練習無しで連携シュート撃てるのはなんでしょうかねwあの世界にはある程度シュートに楽譜みたいなレパートリーがあって、初顔合わせの演奏家同士でカルテットが弾けるみたいな感じなんでしょうか。
今回登場した合体技は誰発案の必殺技なのかすらも謎であり、それがポンポン出てくるのだから若干置いてけぼりになってしまいました。
アニメの『イナズマブレイク』や『キラーフィールズ』のように、これまで一緒にプレーしたこともない選手同士が突然合体技を発動することは昔もありましたから、深く考えるものでもないのかもしれません。無論今回のような全く絡みがない選手同士の連携は超次元ドリームマッチ以来だったので、やはり違和感はありました(笑)
>ペンギンシャークも皇帝ペンギン使える人なら誰でもパートナーになれる…ということは水神矢の役割はシュートの練習というよりはシュートの企画開発、アイデア面での貢献なんですかね。
思えば『皇帝ペンギン2号』はシリーズ史上最高にパートナー枠が自由な合体技でしたね。
feat.シャークは結局一得点もすることもなくその生涯を終えてしまいましたが、ユリカの顔色を変えていたので意味はあったと思いたいです。
>一星は宇宙系の技が多かったので永世のほうがお似合いですが星章入り。とはいえ星章のスポンサーも吉良財閥系列なのでセーフ。地球破壊爆弾はネタ技としてバズらせる予定だったんだろうなぁ…(邪推)
一星は確か王帝月ノ宮に行きましたね。すっかり西蔭を差し置いて野坂さんの副官ポジションに落ち着いた気がします。
『プラネットブレイク』は地球を破壊しているようにしか見えなかったですね。映像はイメージですってことなのでしょうか。
>ラスボス(名前忘れた)の最終技は火の玉達磨くん(名前忘れた)のジャングルディープ(うろ覚え)みたいに動物がワラワラいてました可愛い技ですね。あれ改心したら黒いオーラが解けて平和なけものフレンズ的な技になる演出も見たかったですが、それだとジャングルブレイクと被ってしまうかorz
ジャングルディープということは例のゲームを嗜んでいる方でしょうか(笑)
動物が大行進するあたりは確かに小僧丸の『オーバーサイクロン』っぽい演出だなーと思いました。
『オーバーサイクロン』の方はクマやサイなどの猛々しい動物達が召喚されていたので、ユリカはウサギやリスなどの小動物を召喚するようにすれば差別化できるかもしれません。
>最終回は本当に、捨て猫にエサやるヤンキーでしたわ。騙されないゾ
恐ろしいことに本作で唯一ちゃんとサッカーしてた試合でしたからね。相対的に面白く見えてしまうのも仕方ないです。
> さん
>実にオリオンらしい試合だった。もう各地で散々言われてることだが、PKでいいよもう...
普通にサッカーしていたとはいえ、チョウキンウンズだけ選手交代し放題なのはアンフェアでしたね。なんかドリブルしながらいつの間にか交代してましたし。
>いやー、やっと終わったな。燃えることもなくひっそりと終焉を迎えたか。本スレも全く進まないし終わりだね
最終回が絶望的に酷かったらまだ話題になっていたかもしれませんが、試合自体は歴代のラスボス戦と比べても面白い部類に入ると感じました。まあ、打ち切りまっしぐらな駆け足展開ではありましたが……。
公式としてはまだまだコンテンツに鞭打って続ける気満々ですが、イナズマイレブンSDやら†英雄たちのグレートロード†はどうなるのでしょうね。
>ハクセイさん
>最終回視聴お疲れ様です、私が気になってたことが文章化されてていつも共感しながら見てました。
そちらもお疲れ様でした。
記事に対して否定意見が来ることも少なくなかったので、自分の筆に自信がなくなることは正直何度かありましたが、そう言っていただけるとありがたいです。
>榊遊矢に勝てそうなアニメで日野坂、あくまでFFで優勝しただけの世界線のはずなのに神格化されてる天才設定の円堂さん、そして超次元サッカーが低次元ラフプレーで負けさせられたロシア戦辺りで本格的に一時視聴を断念したので最終回まで見てブログ書き切るのはすごいことだと思いますわ…
予選の野坂さんはすごかったですね。過去作のキャラクターを踏み台にして上位互換として登場、病弱不幸設定を持っている、主人公やキャプテンの活躍をかっさらいまくる、周りからは終始「流石!」と言われてチヤホヤされる、ヒロインと恋仲になっている……ということで、典型的な二次創作なんかにいるやばいオリキャラ設定をコンプリートしていました。本戦ではマイルドになったので最終的な印象は落ち着きましたが、正直中国戦の片足クリアを見た時は自分の中で世界一嫌いなキャラクターになってました。
円堂が天性のセンスを持っているという謎の持ち上げ方もやめて欲しかったですね。特訓によってセンスが磨かれた、という言い方ならまだ良かったのですが。
自分の周りではロシア戦で視聴を辞めた方は実際に多かった印象です。自分としては中国戦、ロシア戦、イタリア戦がウルトラスーパー試合でした。
>細かいところは考えないとして、必殺技のオンパレードだったのは純粋にワクワクしました…!
そもそも発売されるかすら分からないですが誰がワザの始動なのか?とか、ゲームが発売されたらこのキャラの技構成はどんなんだろう?とか考えるのもゲーム原作であるアニメのいいとこだと思います。 そもそも発売されるかすr((
イナズマイレブンの魅力といえば少年心をくすぐるかっこいい必殺技ですからね。他の部分がガバガバだとしても必殺技がかっこよければ、それはそれで素晴らしいことなのかもしれません。
アニメは初代以外はゲームに先駆けて放送を開始しているので、そういった妄想ができるのは楽しかったですね。
無印3は円堂の技構成どうすんねんとか思いながら見ていました。オリオンでは無印3の数倍そう思わされましたが。
>総括記事も書かれるということなので、とても楽しみです!!
総括記事は微妙に手抜きとなりましたが、一応は書き終えました。ハクセイさんとはしばしば愚痴り合ったと思うのでそれで許してください(小声)
> さん
>感想の完走お疲れ様でした(激ウマギャグ)
ありがとうございます。想像以上に異常なアニメでした。
>まあそんなことは置いといて、最後までシュートとキャッチだけのお話でしたね…
オフェンスやディフェンスのボールの奪い合いは、タクティクスでやりくりしていることが多かった印象です。
それでもドリブル技やブロック技はアレスにすら出ていたので、もうちょっとなんとかならなかったのかと思いました。
>キーパーやたら多かったのはこのためだったのかもしれません(キャッチ技の種類稼ぎ的意味で)。アシュラあたりはキーパー多い理由になってよかったんですがね…(完成までの野坂あれは無しだけど)
キャッチ技の種類は歴代と比べても遥かに多かったですね。円堂だけでいくつ新技作るんだよって思いました。
視聴中はキーパー四人もどうやって活躍させるんだろうと不安に思っていましたが、案の定円堂が強すぎて全部円堂でいいじゃんとなっていました。砂木沼とか一度もキーパーできてないという……。
『ザ・アシュラ』はDFを二人犠牲にする代わりにゴールを徹底的に固めるという、キーパーの最終奥義的な立ち位置になれば面白かったと思うのですが、結局一度しか使わずに終わってしまったのが残念でした。
>ゲームの方もなんだかやばそう…、個人的な経験則としては延期は2回以上から地雷率がかなり上がって、開発体制の変更も地雷率が上がる要因なのですがそのどちらもとはどうなることやら…
延期回数は言わずもがな、開発体制も二回変更していますから、何かがあったんじゃないかと勘ぐってしまいます。まあ、何かがなかったらこんな事態が起こるわけないのですが。
タイトルもシステムも変えて開発するということは、一から作り直すと見てよろしいのでしょうか。来年春……うーむ。
>あっ後個人的には榊遊矢の勝ちです、最後でデュエルでなくなった榊遊矢と違って最後にちゃんと超次元サッカーしてたので(笑)
流石に最終回でカルタ取りをしたアニメには勝ってしまいましたか(笑)
オリオンもオリオンでラスボス戦以外はエンタメサッカーでしたけどね。
>ヤッシブーンさん
>こんにちは、ヤッシブーンです。
しばらくコメント出来ていなかったのに、僕の名前を記事に書いて頂けた事に、感謝しか無いです。
ヤッシブーンさんは唯一のコテハンの常連さんですから、最初に挙げるしかなかったです。
明日人推しにとってはあまりにも辛すぎるアニメだったのに、最後まで視聴お疲れ様でした。
>このアニメ全てがクソ!って言うより、ずっと予想の斜め下を行き続けた、と言うのが悪くなった原因だと思っています。
イナズマジャパンは無印のキャラも含めたオールスターチーム。
八年振りに豪炎寺達の世界での活躍が見れるのか、なんなら明日人や灰崎との連携が見れるのかと、期待してしまうのも無理もない話ですよね。
>韓国戦、オーストラリア戦でオリオンが反則してくるけど恐ろしい組織だな、ってのは分かって、そこまでいい感じだったと思いましたが、野坂が来てヌルゲーになってしまったのが良くなかったんだと思います。緊迫感が無さすぎたので………。
「敵が弱すぎてつまらなかった」ということには激しく同意します。自分もキャラクターの扱いやシナリオの整合性云々よりも、最もつまらないと感じた部分がそこでした。反則しかしない癖に弱すぎるんですよね。
野坂さんは本戦では三大主人公相応の活躍量という印象でしたが、予選では加入以降中国戦までずっと無双していましたからね。天空隼弾の片足クリアには流石に溜息が出てしまいました。
加えて言うなら明日人と灰崎がどう考えても三大主人公相応の出番を貰えていなかったので、どうしても野坂の活躍が尖って見えました。
>あと、離脱も中途半端でした。
個人的にはたくさん離脱しても良いので、一キャラに一回は、単体での大活躍を見せて欲しかったです。
スペイン戦の吹雪の様に。
氷浦、万作、坂野上なんてオリジナルの新必殺技をひとつも貰えませんでしたからね。
氷浦と万作がアース・イナームに踊らされていたところは本当に可哀想でした。氷浦は日常パートではやたら出番が多かったですが、ファンが望んでいるのはそんな方向性の違う掘り下げではなく、イナズマイレブンのキャラらしく新必殺技を使って勝利に貢献してこそだと思います。
坂野上は氷の矢を出したりルシをタイマンでねじ伏せたりしていましたが、あれで大活躍したとは到底思えません。前作ではミラクルリベロらしいところを全く見せてくれなかったので、今作では期待していたのですが……。
>あとやっぱり明日人の掘り下げはアレスでやっておくべきでしたよね。
アレスでも全く主人公らしいことをしていなかったので、それは間違いないですね。
オリオンでもほぼ掘り下げられないままイタリア戦へと突入し、結果やべーやつというレッテルを貼られてしまった印象です。
>あと、本戦に入ってからのオリオンは、反則では無く、地雷原の様な危険なサッカーにしたら面白いと思いました。
ロシア、ブラジルがせこすぎたので………。
途中からはもはや「次はどんな反則をされるのかな~」という点がアニメの見どころになっていましたね。
ロシアをはじめとした手段を選ばないラフプレーをしてくるようなチームについては、ひとつはこんなチームがあったら物語が盛り上がるのかもしれませんが、あんなに無数に登場してきたらお腹いっぱいです。
その点地雷原は必殺タクティクスを使っていたのでまだ面白みがあったと思います。
>あとなんか、1話ごとにパラレルを見てる様な感じでもないありました。
それも予想の斜め下を行きすぎた結果ですかね………。
キャラクターの描写がブレブレだったという話でしょうか。
一部の無印キャラについては別人と化していましたね。ベンチから冷静に敵を分析する孤高の反逆児が、敵タクティクスに無策に突っ込んで負傷していたり。
明日人もブラジル戦~イタリア戦にかけて行動が破綻させられていたので、見てられませんでした。
>その中でも、良い回は結構ありました。
ラストリゾートがカッコよかった2話、ゴッデビの3話、オリオンらしい反則合戦の6話、スペイン戦25話、26話、アメリカ戦30、31、32話、のりかと小僧丸がカッコよかった35話、水神矢の戦略が光った41話、そして今回の最終回………。
これらは単体で見ればかなり面白かったです。
その辺りの試合回は細かい突っ込みどころはあったものの、見ていて爽快感がありましたね。
必殺技にスポットライトが当てられたり意外なキャラクターが大活躍している回は、やはり気持ちが良かったです。
何度も言いますが、話としての出来は、かなり悪いものだと言う事には変わりありません。
ですが、ファンとしてする事は、批判じゃ無いですよね。
僕は、次こそは成功するものを作ってくれることを祈るばかりです。
主観的な感想でもいいので酷かったものを酷かったと評すことは、ファンとしては悪いことではないと存じます。ファンの声がなければ変わるものも変わらないので。
ただ、今後についても頭ごなしに否定するという行為はマイナスにしかならないかもしれませんね。SDの公式アカウントに攻撃的なリプライを送ったり。
>途中日野坂ヌルゲーにキレてた僕でしたが、今は反省しております、はい。
思えば一星充が跋扈してた時も中々に辛辣でしたね(笑)
このアニメはキャラクターに対しての思い入れが強ければ強いほど見てて辛くなると思いました。
>ゲームは買います、面白そうなので。
自分もなんだかんだで買ってしまうと思います。イナストっぽいゲーム画面でしたし。
> さん
>お疲れさまでしたいつも楽しく読ませていただきました
そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます。
>ストーリーについてそのものはおいておくとしても個人的にはリーグ戦以降
(中断した決勝ロシア以外)ずーっと日本が3失点なのが気になりました
言われてみればそうでしたね。
本作の味方キーパーはそれなりに固いイメージがありましたが、なんだかんだで三失点していたのは意外です。それだけ反則されていたってことなのでしょうけど。
必殺技でパス技が出てきた時はいいな、と思ったのですが結局氷の矢だけで終わっちゃったんでしたっけ・・・
キャラコンテストのカケハシツグはわざわざパス技考えてくれたりしたのに
パス技はせっかくの新カテゴリなのですから、もう少し種類が欲しかったですね。鬼道や野坂や一星などの司令塔ポジションのキャラにはパス技が似合いそうでした。
音村やぽん子は十分に目立っていたのに、カケハシツグちゃんは終始シナリオに振り回されていたので残念でした。
>まぁオーバーライドとかシュートチェインがある世界だから結局シュートをパス代わりに使えばすんじゃいますし実際氷の矢も氷の槍というシュートになってそんな使われ方をしていましたしね
シュート技がパスとして使われていたケースは歴代でもありましたからね。染岡さんの必殺技はもちろんのこと、シュートチェインも言ってみれば全部パスですから。
パス技はボールを蹴るという点でシュート技と一緒なので、それっぽい必殺技を作るのは難しそうだと感じました。
>というか、ドリブルやブロックすら敵で使ったのアジア予選くらいまでだった気がしますしね
敵のドリブル技なんて全部ひっくるめても『特攻バッファロートレイン』だけでしたっけ。
ブロック技についても『レッドホットチリ・メテオ』『爆喰獅子』『ザ・シェルター』だけだった覚えです。少ない……。
>ところでソードオブダルタニアンはあれですかね、本来はフランスの用意した必殺技だったんですかね
名前的にその可能性はありそうですね。
どこからどこまでが打ち切りによって割を食ったのかあまりわかっていませんが、本来ならフランスとの試合もちゃんと描く予定だったのかなとは見てて感じました。
> さん
>スーパーメガトンヘッドは両手が光ってるのでハンドでは…?
無印でハンドになりかけていた正義の鉄拳とはモーションが若干似てましたね。
まあ、両手が光ってるだけでハンドになるなら抵触する技はたくさんあるし、そもそもオフサイドをスルーしまくってるようなシリーズなので、特段気になりませんでした。
>あとメガトンヘッド→イナズマブレイクの間でなんか交代入ってるのは笑っちゃいました
選手交代のタイミングとかあったか…?
チョウキンウンズはフィールドに18人選手を投入してるんじゃないかと錯覚するレベルでしたね。
テロップで交代を表示している辺りは尺に余裕がないということを感じさせられました。
>あと必殺技がなかったアフロ、ペンギンに添えるだけだった不動、一瞬しかいなかった風丸あたりはどう考えてもいらなかったかと
アフロディと不動は友情のゴッドハンドに加担していました。まあ、あれは適当な選手からパワーを吸い取っていただけにしか見えなかったし、彼らである必要性も特にないわけですが。
風丸はDFの要みたいな顔してずっと出場していましたが、やはりオリオンのDFの例に漏れず常時ヘブンズタイムでした。円堂が止められないシュートを風丸がクリア、みたいなシーンを楽しみにしてたんですけどね。
>まさか西蔭がここまで外野に押しやられるとは…アレスの時からほとんど成長もしてませんし完全にシナリオのお荷物でしたね
イナズマジャパンの半数以上がそれ以下の状態ですけども西蔭は格から言って一層ひどく見えます
西蔭はあれでも前作ラスボスチームのGKのはずなのですが、本作では終始円堂の下位互換として扱われていましたね。
他の選手との絡みもほぼないのでずっと野坂の腰巾着からは卒業できず、そもそもそのポジションですら一星に半ば奪われてしまってました。
新技自体は二つも貰えたのだから習得エピソードが欲しかったです。
>相変わらずシュート技ばかり…超次元テクニックを必殺技として描写したり技を使ってボールを奪って反撃につなげることはできなかったのでしょうか
アレスの頃は戦略のついでにドリブル技やブロック技を使うという形式が多かった印象です。それでもいいから欲しかったなあと。
フロイやアルトゥールのドリブル無双、タツヤがDFとして評価されている辺りでは、必殺技を使ったほうが説得力が生まれたと思います。
>新規のシュート技やブラックシールドは結構好きです
鬼チェイン戦法もなんだかんだラストバトルっぽくて良いですね
ラスボスチームの必殺技は良かったと思います。
最後も新必殺技かと思いきや、新キャラ五人のシュートチェインでゲームを決めたのも面白かったですね。シュートチェイン生きとったんかワレ。
>イリーナのガバガバさ加減はまぁ元々イナズマイレブンとしてはそこまで重要なポイントでもないので…
シナリオが破綻しているのはいつものことだからどうでもいいとして、ここまで黒幕の思慮が浅いのは初めてだったので笑いました。
>新条も変な意地張りすぎですがプロサッカー選手の嫁になっておいて島にこもって、さらに悪いことしてないのに夫を死んだことにして言って回る母親もだいぶアレなのでどっちもどっちです
自分は海外に挑戦するだけで死んだことにする嫁とそれを信じ切った息子のいる家庭にはあんまり帰りたくないです
母ちゃんが新条を死んだことにする意味は果たしてあったのでしょうか。手紙には「自分がもっと勇気を出していれば」的な後悔を綴っていたのにも関わらず、やってることがはちゃめちゃでした。
新条にしても生まれつき身体の弱かった妻の最期を看取らなかった時点で、もはや家庭崩壊してるとしか言いようがなかったです。
>まぁアレスの最終回よりは遥かにマシだったんじゃないでしょうか
スペイン戦とアメリカ戦、それとラスボス戦がまぁまぁ観れる出来だったぶんオリオンは無駄ではなかったと信じたいですね
アレスのオチは最悪でしたね。オリオンはオチだけは入念に考えてたんだろうなぁと見てて感じました。
スペイン戦は円堂がキャラ崩壊しているのと三話目だけが酷かったですが、それ以外は概ね面白かったです。アメリカ戦とラスボス戦は良心でした。
なんだかんだでコンテンツの売りである、個性的なキャラクターと魅力的な必殺技はいくつか生まれましたからね。尤も企業としてはボロクソに叩かれる失敗作が生まれたという事実が、一番無駄ではなかったこととなるのかもしれませんが。
>マリクはオープニングでやたらでかい扱いされてる割にアレでした
アレス、オリオンのキャラはちゃんと使ってあげたいのでゲームには期待したいのですがシナリオとそれ以上に新規のOF・DF技がとても不安です
ちゃんと作ってくれ…
明日人の生き別れの兄弟とかラスボスチームのキャプテンとか、色々言われてましたけどなんだかよくわからないまま幕を閉じました。結局フロイのが100倍目立っていましたね。
ドリブル技とブロック技はこれからゲーム用に作っていくのでしょうかね。このままだとほとんどのメインキャラの技構成が剣城みたいになりかねないです。
>ユリカは結構いいラスボスでしたね
目にカナブンが入っているのは置いといてビジュアルもまぁまぁですし
円堂の夏秋冬や天馬の葵、カトラのように明日人にとってのヒロインが存在しないとずっと言われてきましたが最終的にはユリカがそれに当たるのかもしれません
カプ厨的な目も入ってるかも知れませんがなんか良い感じでしたし
萌え豚的な目も入ってるかも知れませんが歴代の女キャラと比べてもビジュアルは一番好きでした。
ただでさえ打ち切りで尺がないのにこんなポッと出のラスボスを掘り下げられるわけないと思っていましたが、思った以上に喋ってくれたので嬉しかったです。
そういえば明日人だけヒロインがいませんでしたね。視聴前はマネージャーの杏奈とくっつくのかと思ってましたが、杏奈はアレスでは野坂くん野坂くん言ってただけであり、オリオンでは完全にフェードアウトしてました。
>次はイナズマSDですね
それと日野はきちんと開発ブログを週一くらいで更新してくれることを期待します
SDはクオリティが心配ですけど自社開発ではないらしいので楽しみにしています。
開発ブログ、今月中には流石に更新してくれますよね。ウン。
>赤砂さん
>お久しぶりです。ブログ、書かれていたのですね。アニメの感想、全てではないですが目を通させて頂きました。アスペクトさんのブログをまた読める事に嬉しさを感じつつ、です😌
赤砂さん、物凄くお久し振りですねー。
ブログは移転を繰り返しながらも2010年頃から続けているわけなので、赤砂さんとは9年以上の付き合いということになるのでしょうか。
>アレスオリオン両方に言えることですが過去キャラ新キャラ共に要らないキャラの方が多かったですね。中途半端に過去キャラを置物として出すくらいなら学校名等はそのままで過去キャラが全くいない完全なパラレルワールドとしてストーリーを進めた方がまだよかったと思います。
過去作キャラクターを変に混ぜるのが失敗だった、ということは自分も感じました。
単純に「円堂や豪炎寺の活躍がまた見れる!」ということで我々としては期待してしまいますが、彼らの株を落とさないように新キャラクター達も掘り下げていくというのは、非常に難易度が高いです。
GOでも無印キャラはうじゃうじゃ登場していましたが、GOの第一線から引いた10年後の姿と、戦神シリーズの神格化された現役のサッカープレイヤーを同じチームにぶっこむのでは、わけが違いました。
>アフロディ、不動、ヒロト(タツヤ)、吹雪、昔好きだったキャラは登場してましたがそこにいた彼等は昔好きだった彼等じゃありませんでしたね。
不動なんかはもはや別人でしたね。真帝国学園の一件がなかったパラレルワールドだからと言ってしまえばそれまでですが、それでも完全に別キャラの彼を登場させる意味はあったのかと、疑問に思いました。
無印キャラを活躍させすぎると「神格化しすぎ!」となるし、活躍させないと「扱い酷すぎ!」となってしまうので、ミックスさせたこと自体が失敗だった説はありました。それにしてももう少しやりようはあったと思いましたが。
>無印3は1、2の丁寧なキャラの掘り下げによる積み重ねがあったからこそイナズマジャパンは応援する気になれたけど、今回のイナズマジャパンは過去キャラは全員別人だし、新キャラのストーリーも薄っぺらいし。灰崎は純粋なサッカー少年に改心したと思いきやただのチンピラに成り下がるしで、全く愛着がありませんでした。
オリオンがキャラの掘り下げをしていないというよりも、そもそもの積み重ねが足りていないというのは感じました。ただでさえキャラ数が多いのに。
尤も冗長な反則描写や明日人離脱等の無駄イベントがあったのは事実なので、もう少し掘り下げに尺を割けたとは思います。
灰崎は三大主人公の中では一番好きなキャラなのですが、一星にボールをぶつけまくっていたところなんかは完全にチンピラでした。三大主人公相応の活躍をしたと言えるキャラが野坂だけなんですよね。
>オリオンでは世界編という事で無印3の代表も復活するか?と思いきやマークとディランしか出てこない上に小道具でネチネチ反則を犯すだけの小物やぽっと出のよくわからんキャラが殆どで観てるのがひたすら苦痛でしたね
オリオン放送前の情報によると、過去作のライバルキャラは出さないという方針でしたね。ユニコーンの連中は特別に出演できたようですが。
敵が小物ばかりで全く爽快感が感じられないのが本当につまらなかったです。これならライバルキャラを復活させて普通の世界大会にしたほうが全然マシでした。
>それでもダラダラ観続けて気づけば決勝戦なのですが、あんなにもワクワクしない決勝戦は他にないでしょうね。マーマがあの場で世界に宣戦布告(?)するシーンがありましたが、いくらイナイレとはいえど神聖な世界大会の決勝の舞台であんな事するのは超次元ではありません。非常識です。いかに無印3のストーリー構成がよく出来ているかを痛感しましたね。
他のチームと協力して戦うという展開自体は面白かったかもしれませんが、よもやチームガルシルド戦ポジションの試合がラスボス戦に回されるとは思いませんでした。オリオンはあれだけ序盤から終盤にかけて茶々を入れてきたのだから、ラスボスになったこと自体は理解はできますが、納得はできません。
>超次元と非常識はイコールではなく、今作は最初から最後まで不快な「非常識」の連続でした。もちろんそこにイナイレ特有の「熱さ」はありませんでした
全体を通して言えることですが、本作の反則祭りなんかは正に超次元ではなく非常識だったと思います(笑)
やっぱり少年サッカーアニメなのにも関わらず、「反則殺人未遂集団を相手に戦っていく!」という前提がまずかったです。
>最終回は怒涛の技ラッシュで面白かったのですが、終盤に出てきたぽっと出の、強さもよく分からないキャラクター相手に熱くなるはずもなく。その場で小学生が思いついた程度の超次元でユリカ達と観客を救ってハッピーエンドなんてバカバカしすぎて。思わずその場で録画の再生を止めましたね。
最終回だけちゃんとサッカーしていたということで自分としては斬新に感じましたが、どう考えてもちゃんとサッカーしてなかった今までが異常だったんですよね。
最終回を見て本作が最終的に伝えたいことは「国境を越えた絆」だったのかなと思いましたが、ラスボス戦に至るまで他国の選手が日本の選手にナイフやスタンガンを向けまくってきていましたから、説得力は皆無でした。
>なんか後日談が話題になってましたが、それも全く観る気になれなかったので「ああ、俺はこの作品に愛着なんて無かったんだな」って納得して終わりでした。
後日談は超展開でしたね。後日談だけでももう一話ぐらい欲しかったです。まあ、無理だったんでしょうけど。
流石に坂野上が何の説明もなくGKと化していたのはショックでした。伊那国vs雷門にしても説明が何もなかったので。
>ゲーム、発売されるといいですね。キャラデザ自体は悪くないなと思ってるし、かっこいい必殺技もそこそこあったと思う(殆ど覚えてないけど)超金が余ってたら僕も買ってプレーしてみようかなと思います。
大前提として発売されるかどうかを危惧してしまいますよね(笑)
やはりコンテンツ随一の魅力である、キャラデザと必殺技に関しては悪くなかったと思います。
自分は信者なのでなんだかんだでプレイしちゃいそうです。曲がりなりにもイナズマイレブン唯一のオンライン対戦ゲームをやりこんでいた口なので。
>超自分語り。申し訳ないです。
いえいえ。コメントありがとうございました。
それでは皆さん、今までのご閲覧ありがとうございました。
台風にはお気をつけください。