
【オリオンの刻印】36話(感想)
【イナズマイレブン展 グッズについてのお知らせ】
— HMV&BOOKS SHINSAIBASHI (@hmvbookssinsaib) 2019年6月26日
発売日未定でした「クリアファイルセット」と「パスケース」ですが6月27日(木)より販売を開始いたします。
「クリアファイルセット」は大阪会場からの新商品となりますので
この機会に是非ゲットしてくださいね⚽⚡#イナズマイレブン pic.twitter.com/Atyx15GBxr
発売日未定だったものが急に翌日販売開始になるってマジ!?
〝希望〟見えてきたね。
第36話「孤独なフロイ」
必殺技まとめ
『ブルースターダスト』

一星初の必殺技です。
ここから得点に繋げるわけでもなく、さらっと出してきましたね。シュート技は供給過多だったのでドリブル技で良かったです。
ACではサザンクロスカットなんかも使えるらしいので、星をイメージした技を今後も出してきそうです。エイリア勢と若干被りますが。
『オーロラウェーブ』
今回の火種となった必殺タクティクスです。
オーロラで相手の目を潰すとかどんな危険な物質が含まれてんだよ……。と思いきや流石にそんな細菌兵器のようなタクティクスではなく、オーロラウェーブとは別にどさくさに紛れて催涙ガスをばらまいていたという反則技でした。
ちなみにこのオーロラウェーブの特性自体は野坂さんが一発で見抜いてくれました。さすが野坂さんだ。尤も事前に予習していたのかもしれませんが。
一星&フロイ ズッ友

今週はこれまでの話にありがちだった必殺技同士のぶつかり合いや能力バトルチックな展開はなく、一星とフロイの回想が全面的に描かれました。構成としてはアレスの天秤19話に似ていました。
日本の中学に所属していなかった一星にとって、彼が人生で最も親しくした相手はフロイだったと思われます。
一星の「いつだって全力を出し切らなきゃ、前には進めない」という台詞が今日の格言でした。フロイは一星から色々なことを教わったんだなぁ。
しかし……この一星って人格統合前なんですよね。こんな楽しそうにサッカーをしていますが、この後イナズマジャパンをかき乱しまくることになります。
「あのフロイがオリオンに染まるはずがない!」とか、ついこないだまでオリオンに染まりまくってた男が言うのは違和感がありました。
まあ、統合前の一星は普遍的な価値観では考えられないほどに人格がぐちゃぐちゃになっていましたから、ちょっとした命令でオリオンに服従してしまうのも無理もないことだったのかもしれません。
ギリカナンから弟のことを持ち出されただけで言いなりにはなってしまうでしょう。そうなってしまえば親友の声も届かなくなってしまいます。
それでもこんなカッコいい台詞を言えるぐらいサッカーに前向きだった一星が、円堂や野坂のカウンセリングを経てようやく改心できたというのは、やっぱりしっくり来ないかもしれないです。
オリオンが唯一恐れた男

Bパートでは上述の『オーロラウェーブ』を利用したパーフェクトスパークの反則行為が、イナズマジャパンに牙を剥きました。
そこで活躍したのは坂野上でした。すっかり「あー!」って言って反則を見破るキャラになってますね。もうマネージャーとかのが向いてるのでは。
試合前にチェックを受けてるとか違反のしようがないとか、言い訳こいてたのは結局なんだったのでしょう。チェックを担当してる奴にオリオンの息がかかってるかチェックがガバガバなだけでしょうか。予選で仕込みスパイクとか散々見てきましたし。
あと砂木沼さんも敵のイレブンバンドを分捕る活躍を見せていました。
今回失敗シーンばかり描かれていたのは次週以降で覚醒するフラグかと思っていましたが、こんな見せ場が用意されていたとは。
荒れた試合では力を発揮し、クリーンな試合ではそう活躍できないと、監督様からお褒めの言葉をいただきました。は?
そしてフロイがしたのは、試合中なのにも関わらずフィールドを去るという、まさかの選択でした。
自分以外の全員が裏切り者と化していた以上、スペイン戦でのクラリオのようにケジメをつけることはできませんでしたが、オリオンに従わないという意志はしっかりと見せてきましたね。
君とは違うとユーリに言われたフロイの返しが、「一人のサッカープレイヤーであることは同じ」。これは一星が教えてくれたことでした。
万能坂戦の剣城のように寝返って共闘してくれればもっと良かったかもしれませんが、そうしたところで強制交代を告げられるだけだと思うので、あまり意味はないでしょうか。
というより、そもそもフロイはオリオンのことを認めないとは言ってたものの、イナズマジャパンのように絶対に許せないとは思っていないようにも見えます。兄弟仲は悪くなさそうですからね。
今日はオリオンのしがらみなんて関係なしに、ただ一星とのサッカーを楽しみにしていただけのように感じました。
あと唐突にフロイに同行することを決めた背番号8番の奴がイケメンでした。
今までろくに喋ってない男が急に同調するとは。まあ、この後マリクも入るから数合わせってことなんでしょうけど。
黒いバンダナの戦士登場!

なんだこのバンダナ!?
全てが謎に包まれている男ですが、果たして正体は何森明日人なのでしょうか。
というか案外早く再登場してくれましたね。このままラスボス戦手前まで未登場とかになったら酷すぎるので当たり前かもしれませんが。
これまで日本代表してプレイしてた選手が翌日速攻で別チームに入るのは、FFI規約的にセーフなのかどうかが気になります。顔バレしてないからオッケーなんか?
対抗してこっちも子分君が助っ人として参戦してくれたりしませんかね。なんだかグリフォンみたいな展開ですが。
物凄く失礼なことを言ってしまうと、明日人がフロイの代役となってジャパンを潰せるほどのパワーを持ってるとは到底思えません。
今までチーム内でも空気だった彼が敵になった瞬間ジャパンの脅威と化したら不自然すぎますが、その辺りはどう説明を付けるのでしょうか。今まで味方だったから動きが読めるとかはあるかもしれませんが、『シャイニングバード』が『マジン・ザ・ウェイブ』を突破する光景が描かれたら流石に笑います。
今はちょうどのりかと小僧丸もピッチに立っているので、友情パワーで蘇って~的な展開が見れるかもしれません。
タイトル通りのフロイ回でした。フロイはライバルキャラの中ではしっかりと自己を確立しており、ライバルキャラの中ではオリオン屈指の良キャラとなっていますね。ここまで台詞が用意されるとは。
ここで退場してしまうのは非常に勿体無いと思うので、また出番がありそうな気もします。