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【オリオンの刻印】9話(感想)

・皇帝の帰還


『王者のタクト』

 野坂が引っさげてきた新しい必殺タクティクスです。
 説明するまでもなくGOにおける神童拓人の必殺タクティクス、『神のタクト』がモチーフとなっています。
 あるいはこの世界線ではむしろ『王者のタクト』の方が『神のタクト』のモチーフとなるのかもしれません。時系列的に。
 野坂は元のポジションはFWだったのに、司令塔としての才能が完全に開花していますね。


『忘却のソナタ』

 ウズベキスタン代表のGKのキャッチ技です。
 『ペンギン・ザ・ゴッドアンドデビル』のオクターブを見誤ったため止められませんでした。そもそもどういう技なんだ……?
 『レクイエムダスト』といい、真面目に戦っているのに必殺技が変なせいでどうもコミカルなチームに見えてしまいます。


『月光丸・燕返し』

オリオン9話C

 野坂の新シュート技になります。『キングス・ランス』もかっこよかったですが、こちらもいいですね。
 「皇帝でなくてもいい」と、二つ名にこだわることを捨てた野坂の必殺技ということでしょうか。その後思いっ切り自分のことを戦術の皇帝と言っていたので違う気もしますけど。
 リハビリ中にこんな必殺技を習得して来るなんて野坂さんは流石でした。


『アルテミスリング』

 西蔭の新たなるキャッチ技。
 西蔭の技はこれで三つ目です。これにてイナストに出演した暁にはLv1技からLv3技まで使いこなせるGKになれますね。

 これまで新技を出さなかった理由は、野坂に一番最初に見せたかったからとも予想されていましたが、通りすがりの美少女曰く『アルテミスリング』は有効範囲が限られているキャッチ技だかららしいです。
 キャッチ技に有効範囲があるとか考えたこともなかったですね。一応ブラージの『コロッセオガード』なんかは角度のないところからのシュートは止めるとか言われていましたが。
 仮に有効範囲が限られている技がゲームに実装されたら、横抜けで蹂躙される未来が見えます。


『グリッドオメガver2.0』

 大人数でスピニングウィンドを発生させることによって成し得た必殺タクティクス。
 スピニングウィンドはおそらく『スピニングフェンス』で発生する竜巻のことを表しているのだと思います。単純に明日人が技名を間違えた説もありますが。

 さながら毒を以って毒を制すようなやり方でした。勝つためなら手段は選ばないとは言っていましたが、王帝月ノ宮に所属中は禁断のタクティクスとして留めていた辺り、手段は割と選んでいる人のような気も。
 前回は選手をラフプレーで潰そうとする鬼道に対して反発した明日人君。『グリッドオメガ』は許容するんですね。ターゲットが敵なのか味方なのかの違いでしょうか。



・野坂と太陽 それぞれの道

 『スカイウォーク』だったり『王者のタクト』だったり、これまでGOの要素もしばしば登場してきましたが、ここにきてついにキャラクターが直接登場を果たしました。

オリオン9話B

 随分流暢に喋っていましたが、時系列的に年齢は三歳か四歳ですよね。
 イナストで使えるようになったりしませんかね。もちろんミキシトランスはありで。そうすれば一世を風靡するサッカープレイヤーになれること間違いなしです。

 GOシリーズはオリオンの刻印とは当然世界線の違う物語であり、キャラクターの年齢も三歳~五歳です。
 ですからGOキャラの登場はまずないかと思われていましたが、こうして顔見せしてくれるのは嬉しいですね。

 何かを成し遂げること、運命を変えることを悦びとしていた野坂は、奇しくも一人の少年によってその運命を変えられたのでした。
 たとえ以前のようにプレーすることができないとしても、サッカーをすることが彼の今一番やりたいことです。
 まあ、その後のプレーを見る限り、どこが衰えていたのか全くわからないレベルだったわけですが。
 
 

・FFI(笑)

オリオン9話A

 この人達真面目に勝負する気ないんですかね。追い詰められたウズベキスタンは案の定反則に走りました。
 今回は改造スパイクを持ち込むなんてことはせず、スライディングで直接やりに来るという潔い方法で潰しに来ました。反則に潔いも何もない気もしますが、韓国やオーストラリアと比べるととても古典的なやり方でしたね。 

 ……と思いきや、審判までグルというまさかの展開が待ってました。
 こんなのありなんですかね。「これは公式な世界大会だ!こんなことをしてただで済むと思うな!」という言葉はどう考えても突っ込み待ちのギャグでした。
 「敵全員刻印選手」というのは予選決勝辺りでやってくるネタかと思っていましたが、案外早かったですね。


 結局相手の戦術は趙金雲の密告と、『グリッドオメガver2.0』の暴力によって無に帰し、一先ずは乗り越えることができました。審判の不正行為とは一体なんだったのかは気になりますが。
 しかし、今後審判や観客が敵に回る可能性が浮上したというのはただ事ではありませんよね。これまでやりたい放題だとか散々言われてきましたが、中立の運営が機能しないのではもはや無法地帯です。
 尤もこれまでも審判なんて無能オブ無能だったので今更感もありますが……。

 刻印を持つ者が自チームや敵チームだけでなく、FFI運営にまで現れるとは思いませんでした。
 そこまでしてイナズマジャパンを負かそうとしてくる、オリオン財団とは果たして何が目的なのでしょうか。


 それにしても、イナズマジャパンは韓国戦からずっと格下を相手にしているような気分ですね。 
 一応『レクイエムダスト』は『王家の盾』を突破するほど強かったとはいえ、新技には敵いませんでしたし。挙句の果てにはフィールドプレイヤー全員が野坂一人に抜かれてしまいました。
 野坂は運動神経が低下しているとか言われていましたが、ただの最強キャラですね。一応中継で動きを見切っておいたとか言っていたので、以前よりも理論派プレイヤーっぽさがアップしているのかもしれません。

 世界の壁は厚いだなんて度々言われていましたけど、イナズマジャパンが本気を出せば相手にならないような連中ばかりです。
 今作は内情がメインとはいえこれでは盛り上がりに欠けてしまうので、もう少し強敵を出して欲しいなぁと思いました。これでは世界が強いんじゃなくてクラリオが強いだけみたいです。



 話としては、野坂さいつよな内容でした。
 前回「ようやくまともなチームが来た」という話をしましたが、そんなことは全くありませんでしたね。今後も小物臭い敵キャラが反則を連発してくるような酷い試合が続いていきそうです。
 話自体は面白いので続きが気になります。

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本当この世界の大人は...
無能しかいなくて笑っちゃいますね
もうこうなってくると本当に無法地帯ですよね 監督も全面的に信用はできませんしせめて一人くらいまともな大人の味方が欲しいですねw

まあ、鬼道や円堂を捕まえた奴もグルだったんでしょうねえ……。
でなけりゃあんなガバガバなはずないですし……。
野坂がかっこ良くて嬉しい反面、
明日人くんの出番無くて悲しいです。
それで好き放題言われるのどうかと思うんですよね。
前に言ってたイナイレのac、
やって見ました。
楽しいゲームですが、
接触が悪すぎてカードが読み込めないせいで豪炎寺さんしか使えなかったのが悲しいです。
折角カード何枚もあるのに……。
まあ、いつか慣れると思いますが……………。

追記

最近、「舞台はでっかい方がいい」や
「彗星ガールズ」や「立ち上がリーヨ」リローデッド
バージョンのフルバージョンが公開されて嬉しいです。
友達とカラオケで歌いたいですね〜。

もしかしたら、各チームに送り込まれるオリオンの使徒は、サッカーの上手さよりサッカー選手を潰す能力優先で選ばれていて、複数使徒がチーム入りしている海外代表は軒並み弱体化しているのかもしれません。
今のところ刻印によってオリオンの使徒が強化されているなどのような描写はありませんし・・・

ウズベキスタンのゴールキーパー、技含めて楽しそうなキャラクターだったのに・・・勿体ないです。次回再試合?があるようですが・・・・・

> さん

少年向けアニメにおいて大人キャラが活躍しすぎて子供キャラの出番を奪ってしまうという展開は問題視されやすいですが、ここまで何もしてくれないのはいくらなんでも……と思います(笑)


>ヤッシブーンさん

オリオン財団が警察にまで手が及んでいるとしたら相当やばい組織ですよね。確かにガバガバだとは感じました。
予選からブレイク組のみが目立ち続け、今回の試合でも野坂にスポットライトが当てられたもので、明日人君は中々出番に恵まれていませんよね。つくづく脚本に愛されていないキャラだと思います。

せっかく集めたカードが使えないのは残念でしたね。イレブンバンドをあまり読み込んでくれないという報告を目にしたことがあるので、ACの方に問題がありそうです。
早くもオリオンの曲がカラオケに収録されたのですね。楽しんできてください。


> さん

なるほど、そう考えると各国の代表が実力で劣っていることも納得できますね。中でも今回の相手チームは全員刻印選手(?)のようですし。
韓国とオーストラリアにしても刻印選手が何人か無理矢理加入している時点で、チームワークは取りづらいでしょうね。実際韓国戦では喧嘩をしていました。
忘却のソナタの人は面白かったのでもっと喋って欲しかったです。

私がエアプなのかもしれませんが、グリッドオメガに関して解せない所が多いです。
GKに及ぶペンギンカーニバルと言えば強すぎるという意味で卑怯ですが。
アレス時代の対策も負傷を防いだものの得点は防げないまま使われなかったりと色々な場面で疑問に思う所がありました。
次回予告から見るに敵はこのタクティクスを喰らってもまた動けるようになってましたが、その辺りもちゃんと触れてくれるのでしょうか。

すごいどうでもいい話なんですけど、
イナギャラまでのキャラで今の日本代表を再現するとしたらどうなるか考えてみました。

円堂→円堂
坂野上→虎丸(見た目と雰囲気)
不動→不動
吹雪→吹雪
鬼道→鬼道
風丸→風丸
氷浦→涼野(氷つながり、ノーザンインパクト)
明日人→天馬orカノン(主人公つながり、雰囲気)
ヒロト→白竜orアフロディ(白竜に関しては性格、ポジション、雰囲気 アフロディに関しては神つながり)
豪炎寺→豪炎寺
灰崎→剣城orバダップ(雰囲気、バダップに関しては中の人つながり)
剛陣→染岡(まんま)
一星→瞬木(雰囲気)
野坂→神童orアフロディor白竜(神童は司令塔、アフロディはラスボス、白竜は中の人つながり)
タツヤ→旧ヒロト
ゴーレム→壁山(まんま)
万作→ウィンディ(コトアールの風丸でなんか似てる)
砂城沼→砂城沼
西陰→千宮寺(ラスボスのキーパーつながり)

ほぼ雰囲気ですね。
ただ明日人→天馬
灰崎→剣城
野坂→神童
にしたい感は感じます。
それなら明日人を天馬くらい活躍させて欲しいですね......(怨念)

>ヤッシブーンさん

もしもGOシリーズで純粋な世界編が展開されたらという話、私もよく妄想していたので懐かしみを感じます。
と言ってもこれはバダップやウィンディが候補にいることから、”現在のメインキャラは旧作キャラの誰に似ているのか?”、というのが論点でしょうか。

剛陣、岩戸辺りは旧作キャラのリビルドと言っても差し支えないほどに酷似していますよね。
天馬神童剣城もやはり三大主人公とダブります。オリオンではポジションも完全に一緒になりましたね。
明日人はそろそろいいところがもらえるといいなぁと切に願います。

↑で再試合と書いてしまったのですが
10話は再試合ではなく普通に後半の続きでしたね。
てっきり、これまでのグリッドオメガのようにまともにくらうと試合続行不可能→試合終了になるものだと、
更に、その後趙金雲が交代させた審判をFFIが調査した結果審判の不正の詳細が発覚→ウズベキスタン戦のジャッジの公正さが疑問視され再試合、
の流れだと勝手に思い込んでいましたが、全くそんな事はありませんでした・・・

グリッドオメガver2.0は、相手選手を必要以上に痛めつけないよう威力調整をねらったものなのでしょうか。
ぶっつけ本番で試すのは危険な気もしますが。

> さん

ああまで超次元な展開が続いてしまうと、むしろ再試合しないほうがおかしいレベルですから、勘違いしてしまうのも無理もないと思います。
これだけのことがあったのにも関わらず正式な試合として済まされている辺り、今大会の闇の深さが伺えます。

グリッドオメガver2.0はどうなのでしょうね。必殺技を使用している以上グリッドオメガよりも痛そうに見えますが、相手へのダメージは穏やかになっていましたね。
確かにぶっつけ本番で試してよく無事に成功したものだと思いました。
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【好きなゲーム】
・イナズマイレブンGOストライカーズ2013
・科学ADVシリーズ
・大乱闘スマッシュブラザーズSP

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イナズマイレブンGOストライカーズ2013というゲームのオンライン対戦で、最終ランキング3位でした。今でも遊んだりゲームの考察を当ブログで落とすことがあります。
科学ADVシリーズは全作品プレイ済みで、CHAOS;CHILDについては三週しました。
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