
【オリオンの刻印】6話(感想)
・新必殺技を噛ませにされる男
『マキシマムサーカス』

不動の新必殺技です。
イナストでは技のレパートリーが豊富だった不動ですが、彼の個人技がアニメで登場するのは実は初めてのことです。無印三期でも皇帝ペンギン3号ぐらいしか必殺技に参加しているシーンがなかったので、超次元サッカーとは縁がない男でした。
まともな必殺技をひとつも持っていなかった不動明王に、ついに個人必殺技が。不動ファン垂涎の演出だったのではないでしょうか。
……と言いたい所なのですが、相手GKに普通に止められてしまいました。
新シュート技がキャッチされるって中々ないですよね。それだけ世界の壁は厚いということなのかもしれませんが、その後『ラストリゾート』の10分の1の威力であるはずの必殺技が得点しまっている辺り、そういうことなんだろうと思います。
技自体はイメージに合っててとてもかっこいいと思うのですが、今後この必殺技が陽の目を見る時は来るのでしょうか。
『太陽のギロチン』
オーストラリアのGKの必殺技です。
不動の活躍の機会を奪ってしまった罪深きキャッチ技でした。
1-4という点差からして後々彼が得点ラッシュで逆転を喰らうのは自明なことでしたが、その前にちゃんと活躍ができて良かったですね。
『氷の矢(坂野上)』
坂野上の記念すべき最初の必殺技です。
鬼道に引き続き、またも味方の必殺技をパクる選手が現れました。彼の場合は氷浦の技がかっこいいから真似して習得したという素直な理由でしたが。
初の必殺技がパクり技というのは個性を欠いてしまいますが、一周回ってこれが坂野上の個性となるかもしれません。青山のように今後もラーニングした必殺技で戦っていく選手となる可能性も。
『デスクラッシャーゾーン』
鬼道、灰崎、不動の合体技です。
曰くオーバーライド技らしいですね。『氷の槍』と『デスゾーン』を組み合わせて発動する、とかでしょうか?
これまでのデスゾーン系の必殺技は縦に上昇していくのが特徴的でしたが、この必殺技はゴール一直線に飛んでいくモーションが異彩を放っていました。
いつの間に習得していたのかという突っ込みどころはありますが、こうしてイナズマジャパン初の三人合体技が登場しました。やはり代表選手同士の合体技は熱いですね。
『グランドファイア』や『皇帝ペンギン3号』のように、今後もイナズマジャパンの切り札として活躍していくことになりそうです。まあ……今後誰も離脱者が出なければの話ですが。
・ルシ、必ず殺る

悪人面した監督コーチがフィールドに降臨()させてきた控え選手、ルシ・ファノス。
一体どんなプレーをしてくるのかと思いましたが、またもやラフプレー大好きマンでした。もはやラフプレーと呼べるものなのか怪しいほどにやりに来ていましたが。
オリオンの刻印ではあらゆる反則行為が行われてきましたが、流石にスパイクに刃物を仕込むのはライン越えてるのでは。
下手したら選手生命や生命そのものが失われていた危険性もあったので、もっとおおごとにしなければいけない問題です。あるいはおおごとにしてしまったら国際問題になってしまうので、あえて穏便に済ませたという判断があったのかもしれませんが……それはそれで闇が深すぎます。
普通に考えれば試合が中止になるとか以前に警察のお世話になるレベルなのですが、まさかの試合続行でした。
これまで喧嘩のような荒れた試合が続いてきましたが、まさか刃物を持ち込む人間が出てくることになるとは思いませんでした。
坂野上がターゲットにされてしまいましたが、彼の機転によって死傷者が出ることはなく、無事反則行為の暴露に成功していました。
『氷の矢』を使って刃を折ったのは面白かったですね。とても特異でしたが、結果的には必殺技の特性を利用して敵の戦略を攻略したので、超次元サッカーしてたと言えるのかもしれません。
・鬼道の反撃

毒を以って毒を制するとはこのことでしょうか。反撃というよりもはや復讐の域ですね。
パスミスを装って一星を攻撃していくのかと思いましたが、直接必殺技をぶち込んだりもしていたのでやる気満々でした。
これまで猫被って好き放題してきた一星が初めてボコボコにされる展開なので、スカッとできた人もいると思います。
鬼道の策に乗った「そういうこと」に向いている奴らとして、灰崎とヒロトが選ばれました。
孤高の反逆児という二つ名を持っているあの人は参加しませんでしたね。正直無印三期で正しいことしかしてこなかった彼がチンピラ紛いのことをするのは、何かが違うと思っているので良いのですが。
味方選手にボールをぶつけまくっているのは、観戦している人からすればなんだこれって思いますよね。
というか純粋に日本代表を応援しているサポーターからしてみれば、なんだこれじゃ済まされない事案です。一応今後勝ちに行くために止む無くしていることではあるのですが、傍から見ればただの喧嘩でした。
鬼道の反撃に首を傾げ、「正々堂々とサッカーがしたい」と言う明日人。
主人公としては当然の反応だと思いますが、このまま一星を野放しにしていたら選手達が潰れていくだけですから、鬼道としてはこうするのがベストだったのでしょうね。ましてや鬼道からしてみれば一星は豪炎寺の仇ですから。
正々堂々とサッカーをして勝つには、それこそ一星が先に考えを改めるしかないと思います。
味方選手にボールをぶつけまくったり、刃物を持参する選手が現れたりと、なんだか凄まじいことになってきました。
ここまでサッカーしろよと言いたくなる回は初めてではないでしょうか。公式試合以外の所でやっているのならまだしも、世界大会という大舞台でお互いやりたい放題してるのが常軌を逸していますよね。
ラフプレーが目立っているものの、試合展開的には鬼道・坂野上・円堂の三人が敵の策を攻略しにかかり、いよいよ反撃の狼煙をあげたというような内容でした。三話に渡って試合回を描いてくれるのはアレスの天秤ではなかったことなので、嬉しかったです。
次回予告では、この荒れた試合は思いもよらぬ結末を迎えると言われていました。
果たして「仕組まれた罠」とはなんなのか、鬼道や一星はどうなってしまうのか、注目ですね。
『マキシマムサーカス』

不動の新必殺技です。
イナストでは技のレパートリーが豊富だった不動ですが、彼の個人技がアニメで登場するのは実は初めてのことです。無印三期でも皇帝ペンギン3号ぐらいしか必殺技に参加しているシーンがなかったので、超次元サッカーとは縁がない男でした。
まともな必殺技をひとつも持っていなかった不動明王に、ついに個人必殺技が。不動ファン垂涎の演出だったのではないでしょうか。
……と言いたい所なのですが、相手GKに普通に止められてしまいました。
新シュート技がキャッチされるって中々ないですよね。それだけ世界の壁は厚いということなのかもしれませんが、その後『ラストリゾート』の10分の1の威力であるはずの必殺技が得点しまっている辺り、そういうことなんだろうと思います。
技自体はイメージに合っててとてもかっこいいと思うのですが、今後この必殺技が陽の目を見る時は来るのでしょうか。
『太陽のギロチン』
オーストラリアのGKの必殺技です。
不動の活躍の機会を奪ってしまった罪深きキャッチ技でした。
1-4という点差からして後々彼が得点ラッシュで逆転を喰らうのは自明なことでしたが、その前にちゃんと活躍ができて良かったですね。
『氷の矢(坂野上)』
坂野上の記念すべき最初の必殺技です。
鬼道に引き続き、またも味方の必殺技をパクる選手が現れました。彼の場合は氷浦の技がかっこいいから真似して習得したという素直な理由でしたが。
初の必殺技がパクり技というのは個性を欠いてしまいますが、一周回ってこれが坂野上の個性となるかもしれません。青山のように今後もラーニングした必殺技で戦っていく選手となる可能性も。
『デスクラッシャーゾーン』
鬼道、灰崎、不動の合体技です。
曰くオーバーライド技らしいですね。『氷の槍』と『デスゾーン』を組み合わせて発動する、とかでしょうか?
これまでのデスゾーン系の必殺技は縦に上昇していくのが特徴的でしたが、この必殺技はゴール一直線に飛んでいくモーションが異彩を放っていました。
いつの間に習得していたのかという突っ込みどころはありますが、こうしてイナズマジャパン初の三人合体技が登場しました。やはり代表選手同士の合体技は熱いですね。
『グランドファイア』や『皇帝ペンギン3号』のように、今後もイナズマジャパンの切り札として活躍していくことになりそうです。まあ……今後誰も離脱者が出なければの話ですが。
・ルシ、必ず殺る

悪人面した監督コーチがフィールドに降臨()させてきた控え選手、ルシ・ファノス。
一体どんなプレーをしてくるのかと思いましたが、またもやラフプレー大好きマンでした。もはやラフプレーと呼べるものなのか怪しいほどにやりに来ていましたが。
オリオンの刻印ではあらゆる反則行為が行われてきましたが、流石にスパイクに刃物を仕込むのはライン越えてるのでは。
下手したら選手生命や生命そのものが失われていた危険性もあったので、もっとおおごとにしなければいけない問題です。あるいはおおごとにしてしまったら国際問題になってしまうので、あえて穏便に済ませたという判断があったのかもしれませんが……それはそれで闇が深すぎます。
普通に考えれば試合が中止になるとか以前に警察のお世話になるレベルなのですが、まさかの試合続行でした。
これまで喧嘩のような荒れた試合が続いてきましたが、まさか刃物を持ち込む人間が出てくることになるとは思いませんでした。
坂野上がターゲットにされてしまいましたが、彼の機転によって死傷者が出ることはなく、無事反則行為の暴露に成功していました。
『氷の矢』を使って刃を折ったのは面白かったですね。とても特異でしたが、結果的には必殺技の特性を利用して敵の戦略を攻略したので、超次元サッカーしてたと言えるのかもしれません。
・鬼道の反撃

毒を以って毒を制するとはこのことでしょうか。反撃というよりもはや復讐の域ですね。
パスミスを装って一星を攻撃していくのかと思いましたが、直接必殺技をぶち込んだりもしていたのでやる気満々でした。
これまで猫被って好き放題してきた一星が初めてボコボコにされる展開なので、スカッとできた人もいると思います。
鬼道の策に乗った「そういうこと」に向いている奴らとして、灰崎とヒロトが選ばれました。
孤高の反逆児という二つ名を持っているあの人は参加しませんでしたね。正直無印三期で正しいことしかしてこなかった彼がチンピラ紛いのことをするのは、何かが違うと思っているので良いのですが。
味方選手にボールをぶつけまくっているのは、観戦している人からすればなんだこれって思いますよね。
というか純粋に日本代表を応援しているサポーターからしてみれば、なんだこれじゃ済まされない事案です。一応今後勝ちに行くために止む無くしていることではあるのですが、傍から見ればただの喧嘩でした。
鬼道の反撃に首を傾げ、「正々堂々とサッカーがしたい」と言う明日人。
主人公としては当然の反応だと思いますが、このまま一星を野放しにしていたら選手達が潰れていくだけですから、鬼道としてはこうするのがベストだったのでしょうね。ましてや鬼道からしてみれば一星は豪炎寺の仇ですから。
正々堂々とサッカーをして勝つには、それこそ一星が先に考えを改めるしかないと思います。
味方選手にボールをぶつけまくったり、刃物を持参する選手が現れたりと、なんだか凄まじいことになってきました。
ここまでサッカーしろよと言いたくなる回は初めてではないでしょうか。公式試合以外の所でやっているのならまだしも、世界大会という大舞台でお互いやりたい放題してるのが常軌を逸していますよね。
ラフプレーが目立っているものの、試合展開的には鬼道・坂野上・円堂の三人が敵の策を攻略しにかかり、いよいよ反撃の狼煙をあげたというような内容でした。三話に渡って試合回を描いてくれるのはアレスの天秤ではなかったことなので、嬉しかったです。
次回予告では、この荒れた試合は思いもよらぬ結末を迎えると言われていました。
果たして「仕組まれた罠」とはなんなのか、鬼道や一星はどうなってしまうのか、注目ですね。