
【オリオンの刻印】2話(感想)
・疾風ディフェンダーしてる疾風ディフェンダー
『アイスグランド』
ご存知吹雪の得意技がオリオンの刻印でも登場しました。吹雪士郎といえば『エターナルブリザード』と『アイスグランド』ですよね。
無印三期でも吹雪は『スノーエンジェル』しか使いませんでしたから、この技がアニメで映るのはとても久し振りのことです。
やっぱりかっこいい必殺技ですね。個人的な話になってしまいますが、脅威の侵略者ではあらゆる選手にこの必殺技を覚えさせて遊んでいた覚えがあります。鬼道とか風丸とかほとんどの雷門キャラにスケートをさせてました。
『特攻バッファロートレイン』
レッドバイソンが繰り出したドリブル技。『ホーントレイン』という似たような必殺技が無印にありましたね。
ラフプレー慣れしていた氷浦にはかわされましたが、本来は相手に突撃して吹っ飛ばす技なのだと思われます。
三人技なだけあって強そうですね。ゲームにおいては三人で突っ込む系の技は見た目どれだけ弱そうでも威力が最強クラスに設定されるのが鉄板です。『トリプルダッシュ』しかり『マッドエクスプレス』しかり。
『レッドブレイク』
ペク・シウのシュート技です。
命名もモーションもとてもシンプルな必殺技。ゲームだと南雲辺りが自力習得してそうです。
円堂が必殺技を使うまでもなく、風丸の新必殺技に阻まれました。
『スピニングフェンス』
風丸の新必殺技です。
風丸は「疾風ディフェンダー」という二つ名で名を馳せているのにも関わらず、味方の時にブロック技を一切使わないことで有名でした。記憶が正しければダークエンペラーズ時代に『分身ディフェンス』、大人になってから『ディープジャングル』を使用していたのみです。
しかし、ここに来てついにその名に恥じぬブロック技を習得してしまいました。まさか彼がブロック技を使う日が来るなんて……。(イナストではさも当然のように使いまくって猛威を振るっているのは内緒)

始動時のシュッと五人に分身するモーションが特徴です。
ボールを食い止めたような描写こそなかったものの、相手のシュートに対して反応している以上はシュートブロック技ですよね。イナズマジャパンは他にシュートブロック技を使える選手が岩戸ぐらいしかいないようなので、頼もしい存在となりそうです。
無印では円堂と壁山が力を合わせてゴールを守っていた印象がありましたが、オリオンの刻印では円堂と風丸の二人が要となりそうですね。別世界線では敵対していた親友同士の連携は、なんだか感慨深いものがあります。
『バイソンホーン』
ペク・シウの二つ目のシュート技です。
二つも単体シュート技が貰えるなんて破格の待遇ですよね。彼は一応キャプテンではないはずなのですが、チーム内では間違いなく一番目立っています。
目くらましアシストの甲斐もあってか、円堂の『風神雷神』をも突破してしまいました。サッカーのルールはよく知らないのですが、あれって反則に入るのですね……。
『柔と剛』
イナズマジャパンの必殺タクティクスです。
見た限りでは、MFで横に続けてショートパスを出した後にFWで一気にロングパスでボールを運ぶ、という戦術でしょうか。
ボールコントロール力の高いMFが「柔」、力強いキック力を持っているFWが「剛」と形容されていました。
『ラストリゾート』
第2話の目玉とも言うべき必殺技。
書きたいことが多すぎるので詳細は後述します。
『ファイアウォール』
敵チームのGK、シン・レウォンの必殺技。なんだかコンピュータセキュリティのような技名です。
残念ながら『ラストリゾート』には歯が立たず、吹き飛ばされてしまいました。
アレスの天秤では敵チームのGKが頑なに必殺技を使おうとしなかったので、こうして噛ませでも良いからキーパー技を見せてくれるのは良かったですね。
・日本のサッカーの歴史を変える必殺技
なんというか、アレスの天秤とはなんだったのか、と言いたくなるほどにサッカーしてる話でしたね。
今回登場した新必殺技の数は7つであり、必殺技が発動した回数は計10回以上です。
アレスの天秤における戦略の応酬のようなサッカーも悪くはなかったのですが、やはりイナズマイレブンはこうでなくては、と感じました。
今回の最大のポイントは、なんと言っても豪炎寺の『ラストリゾート』。
「強い」とか「威力が高い」を通り越して、「スゴい」と評された必殺技でした。

そのインパクトは鬼道には「日本のサッカーの歴史を変える」と言わしめ、灰崎には「『パーフェクトペンギン』の10倍の威力はある」と言わせたほどです。明確に「あの技の○倍の威力」なんて定義されたことって、イナズマイレブンだと初めてでしょうか。
それにしても10倍は凄まじいですね。『パーフェクトペンギン』といえば灰崎最強のシュート技だったはずですが、その10倍とは……。
クラリオの言っていた日本人選手とは、豪炎寺のことでした。
私は一星だと予想していたのですが違いましたね。日本人選手たちがクラリオの話に対して見当も付かないようなリアクションをしていたことから、てっきりノーマークの一星が実力を隠しているのかなーなんて思っていました。
こうして豪炎寺が最強のストライカーであると実感させられるエピソードが、まさか無印が終わってから8年後に来るとは思いません。
無印二期の「復活の爆炎」が好きな人には堪らない回だったと思います。円堂の「やっぱお前は豪炎寺だな」という台詞は、正に視聴者の気持ちを代弁していたのかもしれません。
今回はこのひとつの必殺技、『ラストリゾート』にこれでもかとスポットライトが当てられました。
アレスの天秤では必殺技が試合においてはあまり目立つことはなく、いつの間にか覚えていたor監督の策のオマケという場合が多かったので、こういったドラマを生むことは稀でした。
やはり必殺技がクローズアップされてこその超次元サッカーですね。
・失われた最終兵器
「最終兵器」と比喩された豪炎寺の『ラストリゾート』。ということは、今回のタイトルが意味するのは……。

;;
豪炎寺は無印三期ではずっとスタメンとして活躍し続け、試合途中に怪我で退場したことも一切なかったという唯一の選手だったのですが、ここに来てその戦歴に傷が付いてしまいました。
豪炎寺が怪我するのは御影戦以来でしょうか。お相手がスパイクに鏡を仕込むというプロすぎる反則をしてきたので、仕方のないことでした。
この試合のみの退場かと思いきや、鬼道が「お前を失うわけにはいかない」とやけに深刻な様子で言っていたので、次の試合で早々に完治というわけにはいかないかもしれません。
このように『パーフェクトペンギン』の10倍の強さのシュートを放てるストライカーが味方チームに常駐しているとなると、予選がヌルゲーになってしまう……というより他のストライカーの立場がなくなってしまいますから、こうなってしまうのは詮無いことだったかもしれません。悲しすぎますが。
豪炎寺だけでなく、今後もスペックが高すぎる選手は他の代表選手の活躍を描くためにも、今回のように何かしらの事情でお休みになる機会が増えてくるかもしれませんね。
特に円堂はかなり危険な気がします。控えキーパーが二人もいるわけですから……。
怪我した豪炎寺の代わりにピッチに立つのは、永世のゴッドストこと吉良ヒロト。いい引きでしたね(色んな意味で)。
アレスの天秤においては究極の個人技で無双していた彼ですから、舞台が変わってもフィールドを荒らしてくれることでしょう。
それにしても灰崎とヒロトの2トップとは、何かが起こりそうで楽しみです。
作画が少し安定していなかったのが気になりましたが、必殺技がたくさん見れたし豪炎寺かっこよすぎたしで、概ね満足の良回でした。
久し振りに次回が待ち遠しくなりました。
『アイスグランド』
ご存知吹雪の得意技がオリオンの刻印でも登場しました。吹雪士郎といえば『エターナルブリザード』と『アイスグランド』ですよね。
無印三期でも吹雪は『スノーエンジェル』しか使いませんでしたから、この技がアニメで映るのはとても久し振りのことです。
やっぱりかっこいい必殺技ですね。個人的な話になってしまいますが、脅威の侵略者ではあらゆる選手にこの必殺技を覚えさせて遊んでいた覚えがあります。鬼道とか風丸とかほとんどの雷門キャラにスケートをさせてました。
『特攻バッファロートレイン』
レッドバイソンが繰り出したドリブル技。『ホーントレイン』という似たような必殺技が無印にありましたね。
ラフプレー慣れしていた氷浦にはかわされましたが、本来は相手に突撃して吹っ飛ばす技なのだと思われます。
三人技なだけあって強そうですね。ゲームにおいては三人で突っ込む系の技は見た目どれだけ弱そうでも威力が最強クラスに設定されるのが鉄板です。『トリプルダッシュ』しかり『マッドエクスプレス』しかり。
『レッドブレイク』
ペク・シウのシュート技です。
命名もモーションもとてもシンプルな必殺技。ゲームだと南雲辺りが自力習得してそうです。
円堂が必殺技を使うまでもなく、風丸の新必殺技に阻まれました。
『スピニングフェンス』
風丸の新必殺技です。
風丸は「疾風ディフェンダー」という二つ名で名を馳せているのにも関わらず、味方の時にブロック技を一切使わないことで有名でした。記憶が正しければダークエンペラーズ時代に『分身ディフェンス』、大人になってから『ディープジャングル』を使用していたのみです。
しかし、ここに来てついにその名に恥じぬブロック技を習得してしまいました。まさか彼がブロック技を使う日が来るなんて……。(イナストではさも当然のように使いまくって猛威を振るっているのは内緒)

始動時のシュッと五人に分身するモーションが特徴です。
ボールを食い止めたような描写こそなかったものの、相手のシュートに対して反応している以上はシュートブロック技ですよね。イナズマジャパンは他にシュートブロック技を使える選手が岩戸ぐらいしかいないようなので、頼もしい存在となりそうです。
無印では円堂と壁山が力を合わせてゴールを守っていた印象がありましたが、オリオンの刻印では円堂と風丸の二人が要となりそうですね。別世界線では敵対していた親友同士の連携は、なんだか感慨深いものがあります。
『バイソンホーン』
ペク・シウの二つ目のシュート技です。
二つも単体シュート技が貰えるなんて破格の待遇ですよね。彼は一応キャプテンではないはずなのですが、チーム内では間違いなく一番目立っています。
目くらましアシストの甲斐もあってか、円堂の『風神雷神』をも突破してしまいました。サッカーのルールはよく知らないのですが、あれって反則に入るのですね……。
『柔と剛』
イナズマジャパンの必殺タクティクスです。
見た限りでは、MFで横に続けてショートパスを出した後にFWで一気にロングパスでボールを運ぶ、という戦術でしょうか。
ボールコントロール力の高いMFが「柔」、力強いキック力を持っているFWが「剛」と形容されていました。
『ラストリゾート』
第2話の目玉とも言うべき必殺技。
書きたいことが多すぎるので詳細は後述します。
『ファイアウォール』
敵チームのGK、シン・レウォンの必殺技。なんだかコンピュータセキュリティのような技名です。
残念ながら『ラストリゾート』には歯が立たず、吹き飛ばされてしまいました。
アレスの天秤では敵チームのGKが頑なに必殺技を使おうとしなかったので、こうして噛ませでも良いからキーパー技を見せてくれるのは良かったですね。
・日本のサッカーの歴史を変える必殺技
なんというか、アレスの天秤とはなんだったのか、と言いたくなるほどにサッカーしてる話でしたね。
今回登場した新必殺技の数は7つであり、必殺技が発動した回数は計10回以上です。
アレスの天秤における戦略の応酬のようなサッカーも悪くはなかったのですが、やはりイナズマイレブンはこうでなくては、と感じました。
今回の最大のポイントは、なんと言っても豪炎寺の『ラストリゾート』。
「強い」とか「威力が高い」を通り越して、「スゴい」と評された必殺技でした。

そのインパクトは鬼道には「日本のサッカーの歴史を変える」と言わしめ、灰崎には「『パーフェクトペンギン』の10倍の威力はある」と言わせたほどです。明確に「あの技の○倍の威力」なんて定義されたことって、イナズマイレブンだと初めてでしょうか。
それにしても10倍は凄まじいですね。『パーフェクトペンギン』といえば灰崎最強のシュート技だったはずですが、その10倍とは……。
クラリオの言っていた日本人選手とは、豪炎寺のことでした。
私は一星だと予想していたのですが違いましたね。日本人選手たちがクラリオの話に対して見当も付かないようなリアクションをしていたことから、てっきりノーマークの一星が実力を隠しているのかなーなんて思っていました。
こうして豪炎寺が最強のストライカーであると実感させられるエピソードが、まさか無印が終わってから8年後に来るとは思いません。
無印二期の「復活の爆炎」が好きな人には堪らない回だったと思います。円堂の「やっぱお前は豪炎寺だな」という台詞は、正に視聴者の気持ちを代弁していたのかもしれません。
今回はこのひとつの必殺技、『ラストリゾート』にこれでもかとスポットライトが当てられました。
アレスの天秤では必殺技が試合においてはあまり目立つことはなく、いつの間にか覚えていたor監督の策のオマケという場合が多かったので、こういったドラマを生むことは稀でした。
やはり必殺技がクローズアップされてこその超次元サッカーですね。
・失われた最終兵器
「最終兵器」と比喩された豪炎寺の『ラストリゾート』。ということは、今回のタイトルが意味するのは……。

;;
豪炎寺は無印三期ではずっとスタメンとして活躍し続け、試合途中に怪我で退場したことも一切なかったという唯一の選手だったのですが、ここに来てその戦歴に傷が付いてしまいました。
豪炎寺が怪我するのは御影戦以来でしょうか。お相手がスパイクに鏡を仕込むというプロすぎる反則をしてきたので、仕方のないことでした。
この試合のみの退場かと思いきや、鬼道が「お前を失うわけにはいかない」とやけに深刻な様子で言っていたので、次の試合で早々に完治というわけにはいかないかもしれません。
このように『パーフェクトペンギン』の10倍の強さのシュートを放てるストライカーが味方チームに常駐しているとなると、予選がヌルゲーになってしまう……というより他のストライカーの立場がなくなってしまいますから、こうなってしまうのは詮無いことだったかもしれません。悲しすぎますが。
豪炎寺だけでなく、今後もスペックが高すぎる選手は他の代表選手の活躍を描くためにも、今回のように何かしらの事情でお休みになる機会が増えてくるかもしれませんね。
特に円堂はかなり危険な気がします。控えキーパーが二人もいるわけですから……。
怪我した豪炎寺の代わりにピッチに立つのは、永世のゴッドストこと吉良ヒロト。いい引きでしたね(色んな意味で)。
アレスの天秤においては究極の個人技で無双していた彼ですから、舞台が変わってもフィールドを荒らしてくれることでしょう。
それにしても灰崎とヒロトの2トップとは、何かが起こりそうで楽しみです。
作画が少し安定していなかったのが気になりましたが、必殺技がたくさん見れたし豪炎寺かっこよすぎたしで、概ね満足の良回でした。
久し振りに次回が待ち遠しくなりました。