
【アレスの天秤】22話(感想)
・元祖最強の必殺技「マジン・ザ・ハンド」
「氷の矢(シュートバージョン)」
氷浦が繰り出した付け焼き刃のシュート技。
「氷の矢」は元々シュート技でもおかしくないような必殺技だったので、違和感は全くなかったです。
ゲームでは「スーパースキャン」のように同名だけどタイプの違う必殺技として実装……されるかもしれません。
「マジン・ザ・ハンド」
みんな大好き「マジン・ザ・ハンド」。アニメの設定上では、無印一期最強の必殺技と言ってもいいでしょう。
少なくとも初登場した時点ではこの世で一番強い必殺技だったと思います。正史ではその後宇宙人がやってきてあっさり破られてしまうんですけどね。

アウターコードではノーマルシュートにあっさり破られていたので、この青いマジンさんにはあまり強いイメージはありませんでしたが、雷門相手には大活躍です。
実質新シュート技である「氷の矢」、初見殺し技である「ファイア弾道補正」を難なく止めてしまいました。やはり元祖最強というのは伊達ではなかったです。
「ファイアトルネード」なんて必殺技を出すまでもなく止められてしまいましたし、雷門が円堂相手にゴールを割ることは果たしてできるのでしょうか。少なくともあと二点は取らなければいけないわけですが……。
「天竜」
利根川東泉の二人組ストライカーが放った合体技。
横文字の多いイナズマイレブンにおいては珍しい、二文字の必殺技です。無印1の「呪い」「怨霊」「残像」以来でしょうか?
威力はそれなりに高いようで、のりかの「ウズマキ・ザ・ハンド」を破ってしまいました。
無印一期から常々思っていたのですが、GKがわざと弱い必殺技を使う現象は一体どういう理由があるのでしょうか。原作と同じで強い技ほど消耗が激しいとか、強い技ほどモーションが長くて間に合わないことが多いのか、色々な考え方ができますが。
・弱小中学が準決勝へと登り詰めるまで
利根川東泉のサッカー部は円堂が一から全て作ったというわけではなく、部員は一応最初から四人はいたようですね。
部の創設に携わったのは、おそらく坂野上。足りない部員の勧誘も円堂ではなく、坂野上がやってくれました。
円堂が強化委員としてこの学校に来たのは、どうやら本人の意志だったようです。わざわざこの無名中学に来た理由は、利根川東泉の置かれている状況が雷門に似ているから、とのこと。
というのは利根川東泉が弱小だからお情けで来たというわけではなく、この学校が全国を目指せる力を持っていると思ったからです。
それも、円堂とそっくりなガッツの持ち主である坂野上の存在が大きいのでしょう。部員からも「勧誘が強引すぎて断れなかった」と言われていますし、まさしく道のないところに道を作れるエネルギーを彼は持っていました。
利根川東泉が円堂のおかげで成り立っているチームというのは間違いありませんが、その輪の中心にいるのは坂野上なのかもしれません。
ちなみに利根川東泉の六豹条と狸ヶ原ぽん子は、イナズマウォーカーにおける「キャラクターコンテスト」という企画の応募から選ばれたキャラクターです。
今回はぽん子の姿が見えませんでしたが、彼女が登場するのは来週からのようですね。次回予告を見た感じではかなり目立っていました。やっぱりあの狸の正体が……?
・キャプテンとは
仲睦まじい利根川東泉とは対照的に、伊那国雷門は前日のピリピリした空気を引きずったままであり、喧嘩しまくりでした。
何抜かれてるんだよとか試合中に言っちゃうの、いくらなんでもやばくないですか。万作は公式設定では「面倒見がよく頼りになる」と説明されていたはずなのですが……。
これも全ては監督が離脱してしまったせいなのでしょうか。一応個人プレーにこだわったり悪態を突いたりしていた小僧丸も、キャプテンの一言をきっかけに剛陣との連携プレーを見せていました。
円堂の「目標の人物になろうとするな」というアドバイスは、尾刈斗戦を思い出します。
それを言われた道成は、かつて自分が伊那国島中のキャプテンに任命された時のことを思い出していました。キャプテンとして一番大切なのは心であり、お前はお前なりにやればいいと。
ここまで監督っぽいことをやってる監督、この作品においては珍しすぎてやたらかっこよく見えました。ちなみに井本勝則という名前らしいです。
雷門は今まで勝つことにこだわりすぎていたという話でしたが、予選最終試合の星章学園戦辺りでもめちゃめちゃサッカーを楽しんでいたと思うので、少し違和感がありました。まあ、少なくとも利根川東泉戦では今まで頼りにしていた監督がいなくなってしまったこともあって、プレッシャーがあったというのは間違いないかもしれません。
尤も、その監督は今着ぐるみを着て戯れているわけですが。彼が道成に渡した手紙のことも考えると、これは道成をキャプテンとして成長させるための策だったのでしょうか。
準決勝という大事な試合でなんてことを……まあ歴代のイナズマイレブンの監督はこのくらいのことはよくやっていましたが。
「サッカーを楽しむ気持ちを忘れるな」とチームを鼓舞する姿は、まさしく精神的支柱。これが道成の辿り着いたキャプテンとしての在り方なのでした。
前半が異様に長かった永世戦とは違い、今回はあっさり後半戦に突入しましたね。
0-1で負け越している状態で相手GKは円堂。さらにDFの皮を被ったストライカーこと坂野上もまだ実力を発揮していませんし、絶望的な状況です。
しかし、道成キャプテンが殻を破ってチームをひとつにまとめたことによって、雷門にも追い風が吹いてきました。今回の試合は彼が鍵となりそうですね。
「氷の矢(シュートバージョン)」
氷浦が繰り出した付け焼き刃のシュート技。
「氷の矢」は元々シュート技でもおかしくないような必殺技だったので、違和感は全くなかったです。
ゲームでは「スーパースキャン」のように同名だけどタイプの違う必殺技として実装……されるかもしれません。
「マジン・ザ・ハンド」
みんな大好き「マジン・ザ・ハンド」。アニメの設定上では、無印一期最強の必殺技と言ってもいいでしょう。
少なくとも初登場した時点ではこの世で一番強い必殺技だったと思います。正史ではその後宇宙人がやってきてあっさり破られてしまうんですけどね。

アウターコードではノーマルシュートにあっさり破られていたので、この青いマジンさんにはあまり強いイメージはありませんでしたが、雷門相手には大活躍です。
実質新シュート技である「氷の矢」、初見殺し技である「ファイア弾道補正」を難なく止めてしまいました。やはり元祖最強というのは伊達ではなかったです。
「ファイアトルネード」なんて必殺技を出すまでもなく止められてしまいましたし、雷門が円堂相手にゴールを割ることは果たしてできるのでしょうか。少なくともあと二点は取らなければいけないわけですが……。
「天竜」
利根川東泉の二人組ストライカーが放った合体技。
横文字の多いイナズマイレブンにおいては珍しい、二文字の必殺技です。無印1の「呪い」「怨霊」「残像」以来でしょうか?
威力はそれなりに高いようで、のりかの「ウズマキ・ザ・ハンド」を破ってしまいました。
無印一期から常々思っていたのですが、GKがわざと弱い必殺技を使う現象は一体どういう理由があるのでしょうか。原作と同じで強い技ほど消耗が激しいとか、強い技ほどモーションが長くて間に合わないことが多いのか、色々な考え方ができますが。
・弱小中学が準決勝へと登り詰めるまで
利根川東泉のサッカー部は円堂が一から全て作ったというわけではなく、部員は一応最初から四人はいたようですね。
部の創設に携わったのは、おそらく坂野上。足りない部員の勧誘も円堂ではなく、坂野上がやってくれました。
円堂が強化委員としてこの学校に来たのは、どうやら本人の意志だったようです。わざわざこの無名中学に来た理由は、利根川東泉の置かれている状況が雷門に似ているから、とのこと。
というのは利根川東泉が弱小だからお情けで来たというわけではなく、この学校が全国を目指せる力を持っていると思ったからです。
それも、円堂とそっくりなガッツの持ち主である坂野上の存在が大きいのでしょう。部員からも「勧誘が強引すぎて断れなかった」と言われていますし、まさしく道のないところに道を作れるエネルギーを彼は持っていました。
利根川東泉が円堂のおかげで成り立っているチームというのは間違いありませんが、その輪の中心にいるのは坂野上なのかもしれません。
ちなみに利根川東泉の六豹条と狸ヶ原ぽん子は、イナズマウォーカーにおける「キャラクターコンテスト」という企画の応募から選ばれたキャラクターです。
今回はぽん子の姿が見えませんでしたが、彼女が登場するのは来週からのようですね。次回予告を見た感じではかなり目立っていました。やっぱりあの狸の正体が……?
・キャプテンとは
仲睦まじい利根川東泉とは対照的に、伊那国雷門は前日のピリピリした空気を引きずったままであり、喧嘩しまくりでした。
何抜かれてるんだよとか試合中に言っちゃうの、いくらなんでもやばくないですか。万作は公式設定では「面倒見がよく頼りになる」と説明されていたはずなのですが……。
これも全ては監督が離脱してしまったせいなのでしょうか。一応個人プレーにこだわったり悪態を突いたりしていた小僧丸も、キャプテンの一言をきっかけに剛陣との連携プレーを見せていました。
円堂の「目標の人物になろうとするな」というアドバイスは、尾刈斗戦を思い出します。
それを言われた道成は、かつて自分が伊那国島中のキャプテンに任命された時のことを思い出していました。キャプテンとして一番大切なのは心であり、お前はお前なりにやればいいと。
ここまで監督っぽいことをやってる監督、この作品においては珍しすぎてやたらかっこよく見えました。ちなみに井本勝則という名前らしいです。
雷門は今まで勝つことにこだわりすぎていたという話でしたが、予選最終試合の星章学園戦辺りでもめちゃめちゃサッカーを楽しんでいたと思うので、少し違和感がありました。まあ、少なくとも利根川東泉戦では今まで頼りにしていた監督がいなくなってしまったこともあって、プレッシャーがあったというのは間違いないかもしれません。
尤も、その監督は今着ぐるみを着て戯れているわけですが。彼が道成に渡した手紙のことも考えると、これは道成をキャプテンとして成長させるための策だったのでしょうか。
準決勝という大事な試合でなんてことを……まあ歴代のイナズマイレブンの監督はこのくらいのことはよくやっていましたが。
「サッカーを楽しむ気持ちを忘れるな」とチームを鼓舞する姿は、まさしく精神的支柱。これが道成の辿り着いたキャプテンとしての在り方なのでした。
前半が異様に長かった永世戦とは違い、今回はあっさり後半戦に突入しましたね。
0-1で負け越している状態で相手GKは円堂。さらにDFの皮を被ったストライカーこと坂野上もまだ実力を発揮していませんし、絶望的な状況です。
しかし、道成キャプテンが殻を破ってチームをひとつにまとめたことによって、雷門にも追い風が吹いてきました。今回の試合は彼が鍵となりそうですね。