
【アレスの天秤】21話(感想)
体調不良で寝込んでいたため、アレスの天秤の視聴及び記事の投稿が大幅に遅れてしまいました。
毎週当ブログに足を運んでくださっている方々、申し訳ありませんでした。コメントがいつも励みになっています。
・準決勝の対戦相手、利根川東泉中
早くも準決勝ですね。無印の本戦は四試合、GOのホーリーロードの本戦は六試合あったと思うのですが、今回はその中間の五試合となるようです。
アレスの世界は正史の世界線以上にサッカーの人気が爆発しているので、GOよりも出場校が少ないというのは違和感もありますが、無印から一年しか経過してないことを考えるとこんなもんでしょうから。予選の形式からしてGOよりも絞っていたでしょうし。
準決勝の対戦相手は、利根川東泉中。
利根川東泉は無印でもGOでも登場しなかった中学であり、しばらくの間謎に包まれていましたが、その実態は弱小軍団ですらない素人軍団でした。
やる気のない部員だらけだった雷門とは違い、そもそもサッカー部すら存在しなかったという。
そんな中学に円堂はやって来ました。「弱小サッカー部を優勝へ導く」ということをまたもやこの男はやろうとしています。
メンバーを他の部から引き抜いたということは選手の運動能力はそれなりに高いと思うので、素人と一口には切捨てられないのかもしれません。
それでも一から部を作り上げるという労力は計り知れません。まずメンバーを集める段階から難しすぎます。
また、雷門のときはチームメイトが最初から友達同士だったからいいとして、初対面の連中を集めてひとつにまとめるというのも人間業では不可能に近いです。そんな悪条件でチームを準決勝まで導くとは、円堂さんは恐ろしや。

それにしても、気になるのは何故こんな中学に伝説のキャプテンが派遣されたかということです。
サッカー部すら存在していない中学に強化委員を派遣し、勧誘を繰り返して無理矢理サッカー部を作り上げるって、強化というかただの布教だと思うのですが……。
日本サッカーの活性化という意味ではありなのでしょうかね。あるいはそれをするだけのポテンシャルが利根川東泉にはあったのかもしれません。実は昔は強豪だったとか。
また、フットボールフロンティアは出場することすら相当な実力が要求されるという話だったのですが、その辺りは大丈夫だったのでしょうか。
そしてスポンサーがいないとそもそもサッカーができないという問題もあります。
まあ、これらは円堂守というブランド力のおかげで顔パスだったのかもしれませんね。そもそも強化委員の派遣自体がサッカー協会の意志によって決められていたことでしたから、その辺りの問題はコネでなんとかしてくれそうです。
なんにせよ、伊那国雷門の準決勝の相手は利根川東泉となりました。
非常に主人公感のあるチームであり、何よりもGKが今までとは格が違う相手です。これまでなんとなく流れでノーマルシュートで得点してきた雷門も、今回ばかりは通用しないのではないでしょうか。
明日人達はたとえ相手が伝説の存在であろうと前向きに練習をしようとしましたが、監督の趙金雲が唐突に家庭の事情でどこかへ行ってしまったことで、雷門もタイトル通りバラバラとなってしまいました。
趙金雲は歴代の監督達と同様に、序盤だけ異様に目立って中盤以降は空気化するといういつもの流れを踏襲していましたね。本戦では何もしてくれませんでした。
それでも歴代の監督と比べると、趙金雲はかなり活躍していたと思います。それこそ予選では趙金雲に頼り切りであり、選手ではなく監督が主人公になっていると言われるレベルには。
趙金雲は紛れもなく本戦へと導いてくれた立役者ということで、明日人達もとても頼りにしていた監督でしたから、やはり離脱による精神ダメージは大きかったのでしょう。
・道成達巳、キャプテンとしての器
そんな生きる伝説とも言える対戦相手に一番緊張を感じていたのは、他でもない道成キャプテンでした。
キャプテンなのにここまで地味なのはありえないので、いつか覚醒イベントでも用意されるのだろうとは予想していましたが……それにしても準決勝のキーマンだとは中々好待遇ですね。
実際に今回部員を鼓舞するような振る舞いをした矢先、「急にキャプテンらしくなった」などと言われてしまったので、みんなとしても彼をキャプテンとして特別意識しているようなことはあまりなかったようです。
チームメイトの一人が人間くさい悩みを抱えて試合まで引きずっていくという、実にイナズマイレブンらしい展開となっていました。
特にGOはこの手法が多かったです。大体試合の終盤に悩みを解決させ、主題歌BGMをバックに必殺技を繰り出して逆転勝利、解決させたきっかけの一言が今日の格言として選ばれたりするんですよね。王道でした。
とにもかくにも、イナズマイレブンらしい展開だとは書きましたが、今回においては「ついに来たか!」という印象でした。
以前の記事でも書きましたが、伊那国雷門は陰を全く感じさせないチームです。のりかが悔しがっている姿はリアルではありましたが、苦悩しているキャラクターといえば灰崎が真っ先に挙がりますし、悩んでいるのはいつも敵チーム側の方でした。
このまま伊那国雷門は平和な路線でいくのかと思っていましたが、一概にそういうわけでもなかったようです。それも自身の在り方について思いつめるという、なんとも生々しい話でした。
個人的にキャラクターの弱い部分が描かれてそれに向き合っていく過程というのは、この上ないキャラクター性の掘り下げだと思っているので、やっぱり必要な描写だと思いました。
これまでも雷門のメンツ(特に剛陣や氷浦)は何気ない日常パートの描写でキャラを立たせていたとはいえ、やっぱり物足りなかったです。どうしても相手チームばかり目立ってしまっているような気がしてしまうので。
道成キャプテン、正直なところこれまでは空気でしたから、ようやく彼の本質らしい本質を垣間見ることができそうです。
・野坂、西蔭、杏奈の三角関係
西蔭の発言からして、どうやら野坂は西蔭に対して自身の病気のことを話していなかったようですね。
それだけ西蔭よりも杏奈のことを信用していたということでしょうか。あるいはその逆であるからこそ、あえて彼には伝えなかったのでしょうか。
西蔭は野坂に対して畏敬の念のようなものを抱いていますが、野坂にとっての西蔭は、もしかしたら杏奈の言うような関係なのかもしれません。とか誰かが妄想してそう。
そういえば本日、イナフェスで日本代表イレブンが発表されますね。
せっかくなので私が2分で考えた予想を投げておきます!
FW:明日人、小僧丸、灰崎、豪炎寺、佐久間、士郎、アツヤ、なえ、タツヤ、ヒロト
MF:氷浦、道成、水神矢、鬼道、不動、アフロディ
DF:風丸、壁山、万作、坂野上
GK:円堂、西蔭
全然当たってなかったら後ろ指を指して笑ってください。
毎週当ブログに足を運んでくださっている方々、申し訳ありませんでした。コメントがいつも励みになっています。
・準決勝の対戦相手、利根川東泉中
早くも準決勝ですね。無印の本戦は四試合、GOのホーリーロードの本戦は六試合あったと思うのですが、今回はその中間の五試合となるようです。
アレスの世界は正史の世界線以上にサッカーの人気が爆発しているので、GOよりも出場校が少ないというのは違和感もありますが、無印から一年しか経過してないことを考えるとこんなもんでしょうから。予選の形式からしてGOよりも絞っていたでしょうし。
準決勝の対戦相手は、利根川東泉中。
利根川東泉は無印でもGOでも登場しなかった中学であり、しばらくの間謎に包まれていましたが、その実態は弱小軍団ですらない素人軍団でした。
やる気のない部員だらけだった雷門とは違い、そもそもサッカー部すら存在しなかったという。
そんな中学に円堂はやって来ました。「弱小サッカー部を優勝へ導く」ということをまたもやこの男はやろうとしています。
メンバーを他の部から引き抜いたということは選手の運動能力はそれなりに高いと思うので、素人と一口には切捨てられないのかもしれません。
それでも一から部を作り上げるという労力は計り知れません。まずメンバーを集める段階から難しすぎます。
また、雷門のときはチームメイトが最初から友達同士だったからいいとして、初対面の連中を集めてひとつにまとめるというのも人間業では不可能に近いです。そんな悪条件でチームを準決勝まで導くとは、円堂さんは恐ろしや。

それにしても、気になるのは何故こんな中学に伝説のキャプテンが派遣されたかということです。
サッカー部すら存在していない中学に強化委員を派遣し、勧誘を繰り返して無理矢理サッカー部を作り上げるって、強化というかただの布教だと思うのですが……。
日本サッカーの活性化という意味ではありなのでしょうかね。あるいはそれをするだけのポテンシャルが利根川東泉にはあったのかもしれません。実は昔は強豪だったとか。
また、フットボールフロンティアは出場することすら相当な実力が要求されるという話だったのですが、その辺りは大丈夫だったのでしょうか。
そしてスポンサーがいないとそもそもサッカーができないという問題もあります。
まあ、これらは円堂守というブランド力のおかげで顔パスだったのかもしれませんね。そもそも強化委員の派遣自体がサッカー協会の意志によって決められていたことでしたから、その辺りの問題はコネでなんとかしてくれそうです。
なんにせよ、伊那国雷門の準決勝の相手は利根川東泉となりました。
非常に主人公感のあるチームであり、何よりもGKが今までとは格が違う相手です。これまでなんとなく流れでノーマルシュートで得点してきた雷門も、今回ばかりは通用しないのではないでしょうか。
明日人達はたとえ相手が伝説の存在であろうと前向きに練習をしようとしましたが、監督の趙金雲が唐突に家庭の事情でどこかへ行ってしまったことで、雷門もタイトル通りバラバラとなってしまいました。
趙金雲は歴代の監督達と同様に、序盤だけ異様に目立って中盤以降は空気化するといういつもの流れを踏襲していましたね。本戦では何もしてくれませんでした。
それでも歴代の監督と比べると、趙金雲はかなり活躍していたと思います。それこそ予選では趙金雲に頼り切りであり、選手ではなく監督が主人公になっていると言われるレベルには。
趙金雲は紛れもなく本戦へと導いてくれた立役者ということで、明日人達もとても頼りにしていた監督でしたから、やはり離脱による精神ダメージは大きかったのでしょう。
・道成達巳、キャプテンとしての器
そんな生きる伝説とも言える対戦相手に一番緊張を感じていたのは、他でもない道成キャプテンでした。
キャプテンなのにここまで地味なのはありえないので、いつか覚醒イベントでも用意されるのだろうとは予想していましたが……それにしても準決勝のキーマンだとは中々好待遇ですね。
実際に今回部員を鼓舞するような振る舞いをした矢先、「急にキャプテンらしくなった」などと言われてしまったので、みんなとしても彼をキャプテンとして特別意識しているようなことはあまりなかったようです。
チームメイトの一人が人間くさい悩みを抱えて試合まで引きずっていくという、実にイナズマイレブンらしい展開となっていました。
特にGOはこの手法が多かったです。大体試合の終盤に悩みを解決させ、主題歌BGMをバックに必殺技を繰り出して逆転勝利、解決させたきっかけの一言が今日の格言として選ばれたりするんですよね。王道でした。
とにもかくにも、イナズマイレブンらしい展開だとは書きましたが、今回においては「ついに来たか!」という印象でした。
以前の記事でも書きましたが、伊那国雷門は陰を全く感じさせないチームです。のりかが悔しがっている姿はリアルではありましたが、苦悩しているキャラクターといえば灰崎が真っ先に挙がりますし、悩んでいるのはいつも敵チーム側の方でした。
このまま伊那国雷門は平和な路線でいくのかと思っていましたが、一概にそういうわけでもなかったようです。それも自身の在り方について思いつめるという、なんとも生々しい話でした。
個人的にキャラクターの弱い部分が描かれてそれに向き合っていく過程というのは、この上ないキャラクター性の掘り下げだと思っているので、やっぱり必要な描写だと思いました。
これまでも雷門のメンツ(特に剛陣や氷浦)は何気ない日常パートの描写でキャラを立たせていたとはいえ、やっぱり物足りなかったです。どうしても相手チームばかり目立ってしまっているような気がしてしまうので。
道成キャプテン、正直なところこれまでは空気でしたから、ようやく彼の本質らしい本質を垣間見ることができそうです。
・野坂、西蔭、杏奈の三角関係
西蔭の発言からして、どうやら野坂は西蔭に対して自身の病気のことを話していなかったようですね。
それだけ西蔭よりも杏奈のことを信用していたということでしょうか。あるいはその逆であるからこそ、あえて彼には伝えなかったのでしょうか。
西蔭は野坂に対して畏敬の念のようなものを抱いていますが、野坂にとっての西蔭は、もしかしたら杏奈の言うような関係なのかもしれません。とか誰かが妄想してそう。
そういえば本日、イナフェスで日本代表イレブンが発表されますね。
せっかくなので私が2分で考えた予想を投げておきます!
FW:明日人、小僧丸、灰崎、豪炎寺、佐久間、士郎、アツヤ、なえ、タツヤ、ヒロト
MF:氷浦、道成、水神矢、鬼道、不動、アフロディ
DF:風丸、壁山、万作、坂野上
GK:円堂、西蔭
全然当たってなかったら後ろ指を指して笑ってください。