
【スマブラSP】気になっているファイターの変更点まとめ
スマブラSPの発売がとても待ち遠しいですね。
個人的に気になっているのが、forで私がよく使っていたファイターが、どのように変わっているかということでした。
基本的なことはforをベースにしているようですが、細かな変更点は数千数万にも及ぶとのこと。めちゃくちゃ強化されていたり弱体化していたり、完全な別ファイターへとリビルドされていてもおかしくありません。
最近ではE3における上位プレイヤー同士のトーナメントのほか、先週末に「RAGE」で体験会が開催されていたので、各ファイターの変更点についてもいくつか紐解かれてきました。
ここではforで私が使用していた各ファイター(カムイ、リザードン、ルフレ、クラウド)の、現時点で明らかになっている変更点や情報について、まとめていきたいと思います。
私は直接体験会へ行ったわけではないので、噂レベルのものも多く書いてありますが、ご了承ください。

forのカムイはクラウドの影に隠れていたせいか、使用率はあまり高くなかったものの、満場一致で強キャラとして挙げられるファイターだったと思います。
ローリスクハイリターン技であるNB、反確が存在しない上にバースト手段として優秀な横B、意味わからんぐらい飛ぶ空上など、ザ・DLCとも言うべきインチキ性能を数多く備えていました。
空前や空Nなど斜め上に吹っ飛ばす技が多く、適当にボタンをぽちぽち押すだけでコンボを繋ぐことができたので、まさしくお手軽強キャラと言うべきファイターでした。
そんなカムイですが、一番大きな変更点といえば横B「跳槍突」の仕様変更でしょうか。
forでは横Bの突き刺しをガードされてしまっても、反対側にキックすれば反撃を貰わないという非常にせこい攻撃だったのですが、SPではついにキックの移動距離が短くなってしまいました。
SPのこの移動距離の短さでは、足が遅いファイター相手でも普通にダッシュ掴みで取られそうです。以前ほど出し得な必殺技ではなくなったと思います。
それ以外にも地上即刺し横Bの射程が短くなった、バースト力が下がったなど、弱体化した部分は多いようです。
正直以前は適当にぶっぱなしていても強いような大味な技だったので、弱くなってしまうのも仕方ないかと思いました。
また、単純な弱体化だけでなく、突き刺した後に即キャンセルできるようになったという変更点もありました。
正直キャンセル後の隙の大きさによるのでなんとも言えないのですが、PVで見た感じではそこまで隙はなかったので、もしかしたら択に持ち込むことができるかもしれません。
横Bをガードされた後、相手のガード貼りっぱなしを読んだらキャンセルダッシュ掴み! ガード解除を読んだらキック! みたいな。……反応速度が早い人相手だと無理でしょうか。
他にはNBの弾速が速くなった、DAの後隙が小さくなった、空上の持続が短くなったなど、微妙な変更点は多いようです。
カムイ自身については、現時点では強化とも弱体化とも言えないと思います。
尖った部分のあまりないファイターだった故、カムイ本体の性能以上に、果たして今作のシステムとマッチしているのかどうかがポイントとなりそうですね。
例えばforのカムイは「移動が遅い」という弱点を抱えており、SPでもそれは変わっていないようです。
今作は全ファイターの攻撃の着地隙が全体的に短くなったり、ガード硬直が増加したり、ダッシュをあらゆる行動でキャンセルできるようになりました。ゲームスピードが上がることを考えると、この弱点はより響いてくる可能性があります。
反面「空中回避しながら移動できるようになった」というのは、着地の弱いカムイにとっては追い風となるかもしれません。
私はforでメイン使用していたファイターがカムイだったので、SPでも使用するのが楽しみであります。

ポケモントレーナーがXより復活しました。
今回は女の子トレーナーこと「リーフ」も使用可能ということで、オタクもブヒれるファイターになりました。
リーフはポケモン第三世代以降登場していないキャラクターであり、長年公式から冷遇されていると言われ続けていましたから、こうして参戦できたのは奇跡というほかなかったと思います。カラーバリエーションも原作のネタを拾っていて良いですね。
今回はリザードン単体としての参戦ではない、というのが最も大きな変更点でしょう。
ポケモントレーナーは対戦中に三体のポケモンを使い分けることができる、一粒でいっぱいおいしいファイターです。
ただ、その代わりにリザードン自体は問答無用で使いにくくなってしまったかもしれませんね。
今作ではXにあった疲労システムがないですから、同じポケモンを使い続けてもデメリットはありません。
しかし、撃墜された時に強制的に交代してしまうのは変わっていません。ポケモンチェンジは連続使用できないという制約もあるようなので、復帰後の無敵時間を使って戻すということもできないようですから、結局全てのポケモンを使いこなすことを強いられる羽目になりそうですね。
リザードン単体の変更点ですが、全ての技が微妙に強くなったか弱くなったかのどちらかであり、基本的にはそこまで大きな違いはないようです。
ただ、唯一目立ったところの変更点として、SJ最速空前の着地隙が出るようになったというのがありました。
forのリザードンの空前は隙がないのにも関わらず、クリーンヒットした時の威力がめちゃくちゃにエグいので、バースト手段として非常に重宝した技でした。私なんかは適当に振っていることも多かったです。
SJから最速で出しても着地隙が出ないので、とりあえず牽制として振るようなこともできたのですが……SPではそれができなくなったようです。
紛れもなく弱体化です。どうしてこうなった。
しかし、現在の情報で明らかになっているのは、あくまで体験版においての性能。
スタッフがゼニガメやフシギソウのキャラ調整に忙しくてリザードンはまだ全然調整していなかったという説は十分考えられます。
そもそもforで下位キャラと言われていたリザードンを、新作でただただ下方修正するというのは、個人的には考えにくいです。SJ空前の着地隙が出るようになったのは単なる不具合か、あるいはその分他の技が超強化されることになると信じています。
リザードンはカムイが出るまではメインにしていたファイターということもあって、思い入れはとてもあるのですが、ポケモン交代の仕様が今のままならあまり使う気が起きません。
強制交代がなくなれば全ては解決するので、製品版ではなんとかして欲しい部分ではあります。
そりゃ全てのポケモンを使いこなしてこそのポケモントレーナーではあるのですが……。forでリザードンを使っていた人達がかわいそうです。

E3の体験版では使用できないファイターだったので、現時点での変更点は不明です。
forでは中の下ぐらいのキャラだったので、強化されてそうではあります。ついに足が速くなったりして!?
多くが謎に包まれているファイターですが、PVではサンダーソードや魔道書の寿命が表示されるようになったということが明かされていました。
一見使いやすくなったように見えますが、武器の残り使用回数なんてforのルフレ使い達は頭の中で当然のように数えていることだと思うので、強化ではないでしょう。
むしろ相手に悟られやすくなったので、弱体化かもしれません。私のような数え忘れる人には嬉しい仕様変更かもしれませんが。
技の部分がどう変わっているかは完全に不明です。
クッパやドンキーの投げコンが総じて削除されている以上、ルフレの下投げ空上もなくなっている可能性が高そうですが、どうでしょう。ルフレはあれのおかげで強いみたいなファイターでしたから、そうなると代わりとして他の部分が強化されることになりますかね。
ちなみにforでのルフレの最後の切り札は、クロムと連携して繰り出す「ダブル」という攻撃でした。
ネスやシュルクなど、ほとんどのファイターの最後の切り札がPVでお披露目されている最中、ルフレのものは未解禁。
更にforでのアイクの8Pカラーはクロムをモチーフとした色でしたが、体験版ではそれがなくなっていたようです。
……これはもしや、クロム参戦フラグ?

forであらゆるプレイヤーから愛されたり忌み嫌われたりしていた650円ファイター、クラウド・ストライフも続投です。
「次回作が出るなら1000000000%弱体化するファイター」として名を馳せていた彼ですが、SPでも基本的な攻撃周りの性能はあまり変わっていないようです。
全ファイター中最強とも言われた空上、立ち回りの要であった空後、持続の長すぎる空下、チームをやる為に生まれてきたみたいな空Nなど、各種空中攻撃のチート性能は健在でした。
しかし、ひとつだけ大きな仕様変更がありました。
それは、リミットゲージが溜まってから15秒間が過ぎるとリミットが消えてしまうということです。
forにおけるリミットが溜まっているクラウドは、いつ凶斬りをぶっぱなすかというプレッシャーを常に与えられるだけなく、運動性能が上がるという恩恵を受けることができるので、「リミットを保持したまま戦う」という立ち回りが非常に強いファイターでした。
しかし、SPではそうもいかなくなりました。せっかく限界を超えることができても、15秒が過ぎるとその苦労が水の泡となってしまいます。
15秒以内に吐かなければリミット技を撃つことができません。リミット技を吐かなくても運動性能が上がるというメリットはありますが、流石にリターンが小さすぎると思われます。
肝心な復帰の時にリミットが消えてしまう、なんて事故もあるかもしれません。
forでクラウドを相手にする時は「リミットチャージという技がある以上攻めざるを得ない」ということが多かったのですが、SPでは攻めなくても勝手にゲージが消えてくれることになったので、以前ほどの待ち性能はなくなったと思われます。
30秒とかならともかく、いくらなんでも15秒は短すぎです。とにかく大幅な弱体化なのは間違いないと思います。
リミット以外における下方修正点としては、SPでは吹っ飛びの初速が速くなったので、forほど空上を連続で繋げてお手玉することは難しくなったという、システム面の変更による弱体化がありました。
ダッシュキャンセルの恩恵も他のファイターと比べるとそこまで受けられるキャラではなさそうですし、ゲームシステムによる逆風はありそうですね。
弱体化した部分はあるとはいえ、forでは「ポケットクラウド」なんて世界的な単語が生まれるぐらい大暴れしていたファイターだったので、仕方のないことでしょうか。
それに、forのクラウドは例えリミットがなくても、素のスペックが高すぎるファイターでした。
運動性能も技性能も95点以上の優等生だったので、SPでもそれが健在となれば、依然として強いままではないでしょうか。
やっぱりかっこよすぎるキャラなので、SPでも是非使いたいと思っています。個人的には今のところリドリーの次ぐらいに触ってみたいファイターです。
以上になります。
総合的に、私の使用ファイターの中では下方修正を受けてしまったファイターが多いでしょうか。
少なくともガノンやピカチュウのように「めちゃくちゃ強化された!」と思わせられるような変更点はなさそうです。
しかし、カムイの項で述べたようにゲームシステムと噛み合うかどうかが重要ではありますから、まだ結論付けられるところではありません。
ルフレなんかは技のひとつもまだ明らかになっていませんし、何よりもこれは体験版に過ぎませんから、ここから必ず微調整はされると思います。
スマブラSPの発売がとても待ち遠しいですね。
個人的に気になっているのが、forで私がよく使っていたファイターが、どのように変わっているかということでした。
基本的なことはforをベースにしているようですが、細かな変更点は数千数万にも及ぶとのこと。めちゃくちゃ強化されていたり弱体化していたり、完全な別ファイターへとリビルドされていてもおかしくありません。
最近ではE3における上位プレイヤー同士のトーナメントのほか、先週末に「RAGE」で体験会が開催されていたので、各ファイターの変更点についてもいくつか紐解かれてきました。
ここではforで私が使用していた各ファイター(カムイ、リザードン、ルフレ、クラウド)の、現時点で明らかになっている変更点や情報について、まとめていきたいと思います。
私は直接体験会へ行ったわけではないので、噂レベルのものも多く書いてありますが、ご了承ください。
カムイ

forのカムイはクラウドの影に隠れていたせいか、使用率はあまり高くなかったものの、満場一致で強キャラとして挙げられるファイターだったと思います。
ローリスクハイリターン技であるNB、反確が存在しない上にバースト手段として優秀な横B、意味わからんぐらい飛ぶ空上など、ザ・DLCとも言うべきインチキ性能を数多く備えていました。
空前や空Nなど斜め上に吹っ飛ばす技が多く、適当にボタンをぽちぽち押すだけでコンボを繋ぐことができたので、まさしくお手軽強キャラと言うべきファイターでした。
そんなカムイですが、一番大きな変更点といえば横B「跳槍突」の仕様変更でしょうか。
forでは横Bの突き刺しをガードされてしまっても、反対側にキックすれば反撃を貰わないという非常にせこい攻撃だったのですが、SPではついにキックの移動距離が短くなってしまいました。
SPのこの移動距離の短さでは、足が遅いファイター相手でも普通にダッシュ掴みで取られそうです。以前ほど出し得な必殺技ではなくなったと思います。
それ以外にも地上即刺し横Bの射程が短くなった、バースト力が下がったなど、弱体化した部分は多いようです。
正直以前は適当にぶっぱなしていても強いような大味な技だったので、弱くなってしまうのも仕方ないかと思いました。
また、単純な弱体化だけでなく、突き刺した後に即キャンセルできるようになったという変更点もありました。
正直キャンセル後の隙の大きさによるのでなんとも言えないのですが、PVで見た感じではそこまで隙はなかったので、もしかしたら択に持ち込むことができるかもしれません。
横Bをガードされた後、相手のガード貼りっぱなしを読んだらキャンセルダッシュ掴み! ガード解除を読んだらキック! みたいな。……反応速度が早い人相手だと無理でしょうか。
他にはNBの弾速が速くなった、DAの後隙が小さくなった、空上の持続が短くなったなど、微妙な変更点は多いようです。
カムイ自身については、現時点では強化とも弱体化とも言えないと思います。
尖った部分のあまりないファイターだった故、カムイ本体の性能以上に、果たして今作のシステムとマッチしているのかどうかがポイントとなりそうですね。
例えばforのカムイは「移動が遅い」という弱点を抱えており、SPでもそれは変わっていないようです。
今作は全ファイターの攻撃の着地隙が全体的に短くなったり、ガード硬直が増加したり、ダッシュをあらゆる行動でキャンセルできるようになりました。ゲームスピードが上がることを考えると、この弱点はより響いてくる可能性があります。
反面「空中回避しながら移動できるようになった」というのは、着地の弱いカムイにとっては追い風となるかもしれません。
私はforでメイン使用していたファイターがカムイだったので、SPでも使用するのが楽しみであります。
リザードン(ポケモントレーナー)

ポケモントレーナーがXより復活しました。
今回は女の子トレーナーこと「リーフ」も使用可能ということで、オタクもブヒれるファイターになりました。
リーフはポケモン第三世代以降登場していないキャラクターであり、長年公式から冷遇されていると言われ続けていましたから、こうして参戦できたのは奇跡というほかなかったと思います。カラーバリエーションも原作のネタを拾っていて良いですね。
今回はリザードン単体としての参戦ではない、というのが最も大きな変更点でしょう。
ポケモントレーナーは対戦中に三体のポケモンを使い分けることができる、一粒でいっぱいおいしいファイターです。
ただ、その代わりにリザードン自体は問答無用で使いにくくなってしまったかもしれませんね。
今作ではXにあった疲労システムがないですから、同じポケモンを使い続けてもデメリットはありません。
しかし、撃墜された時に強制的に交代してしまうのは変わっていません。ポケモンチェンジは連続使用できないという制約もあるようなので、復帰後の無敵時間を使って戻すということもできないようですから、結局全てのポケモンを使いこなすことを強いられる羽目になりそうですね。
リザードン単体の変更点ですが、全ての技が微妙に強くなったか弱くなったかのどちらかであり、基本的にはそこまで大きな違いはないようです。
ただ、唯一目立ったところの変更点として、SJ最速空前の着地隙が出るようになったというのがありました。
forのリザードンの空前は隙がないのにも関わらず、クリーンヒットした時の威力がめちゃくちゃにエグいので、バースト手段として非常に重宝した技でした。私なんかは適当に振っていることも多かったです。
SJから最速で出しても着地隙が出ないので、とりあえず牽制として振るようなこともできたのですが……SPではそれができなくなったようです。
紛れもなく弱体化です。どうしてこうなった。
しかし、現在の情報で明らかになっているのは、あくまで体験版においての性能。
スタッフがゼニガメやフシギソウのキャラ調整に忙しくてリザードンはまだ全然調整していなかったという説は十分考えられます。
そもそもforで下位キャラと言われていたリザードンを、新作でただただ下方修正するというのは、個人的には考えにくいです。SJ空前の着地隙が出るようになったのは単なる不具合か、あるいはその分他の技が超強化されることになると信じています。
リザードンはカムイが出るまではメインにしていたファイターということもあって、思い入れはとてもあるのですが、ポケモン交代の仕様が今のままならあまり使う気が起きません。
強制交代がなくなれば全ては解決するので、製品版ではなんとかして欲しい部分ではあります。
そりゃ全てのポケモンを使いこなしてこそのポケモントレーナーではあるのですが……。forでリザードンを使っていた人達がかわいそうです。
ルフレ

E3の体験版では使用できないファイターだったので、現時点での変更点は不明です。
forでは中の下ぐらいのキャラだったので、強化されてそうではあります。ついに足が速くなったりして!?
多くが謎に包まれているファイターですが、PVではサンダーソードや魔道書の寿命が表示されるようになったということが明かされていました。
一見使いやすくなったように見えますが、武器の残り使用回数なんてforのルフレ使い達は頭の中で当然のように数えていることだと思うので、強化ではないでしょう。
むしろ相手に悟られやすくなったので、弱体化かもしれません。私のような数え忘れる人には嬉しい仕様変更かもしれませんが。
技の部分がどう変わっているかは完全に不明です。
クッパやドンキーの投げコンが総じて削除されている以上、ルフレの下投げ空上もなくなっている可能性が高そうですが、どうでしょう。ルフレはあれのおかげで強いみたいなファイターでしたから、そうなると代わりとして他の部分が強化されることになりますかね。
ちなみにforでのルフレの最後の切り札は、クロムと連携して繰り出す「ダブル」という攻撃でした。
ネスやシュルクなど、ほとんどのファイターの最後の切り札がPVでお披露目されている最中、ルフレのものは未解禁。
更にforでのアイクの8Pカラーはクロムをモチーフとした色でしたが、体験版ではそれがなくなっていたようです。
……これはもしや、クロム参戦フラグ?
クラウド

forであらゆるプレイヤーから愛されたり忌み嫌われたりしていた650円ファイター、クラウド・ストライフも続投です。
「次回作が出るなら1000000000%弱体化するファイター」として名を馳せていた彼ですが、SPでも基本的な攻撃周りの性能はあまり変わっていないようです。
全ファイター中最強とも言われた空上、立ち回りの要であった空後、持続の長すぎる空下、チームをやる為に生まれてきたみたいな空Nなど、各種空中攻撃のチート性能は健在でした。
しかし、ひとつだけ大きな仕様変更がありました。
それは、リミットゲージが溜まってから15秒間が過ぎるとリミットが消えてしまうということです。
forにおけるリミットが溜まっているクラウドは、いつ凶斬りをぶっぱなすかというプレッシャーを常に与えられるだけなく、運動性能が上がるという恩恵を受けることができるので、「リミットを保持したまま戦う」という立ち回りが非常に強いファイターでした。
しかし、SPではそうもいかなくなりました。せっかく限界を超えることができても、15秒が過ぎるとその苦労が水の泡となってしまいます。
15秒以内に吐かなければリミット技を撃つことができません。リミット技を吐かなくても運動性能が上がるというメリットはありますが、流石にリターンが小さすぎると思われます。
肝心な復帰の時にリミットが消えてしまう、なんて事故もあるかもしれません。
forでクラウドを相手にする時は「リミットチャージという技がある以上攻めざるを得ない」ということが多かったのですが、SPでは攻めなくても勝手にゲージが消えてくれることになったので、以前ほどの待ち性能はなくなったと思われます。
30秒とかならともかく、いくらなんでも15秒は短すぎです。とにかく大幅な弱体化なのは間違いないと思います。
リミット以外における下方修正点としては、SPでは吹っ飛びの初速が速くなったので、forほど空上を連続で繋げてお手玉することは難しくなったという、システム面の変更による弱体化がありました。
ダッシュキャンセルの恩恵も他のファイターと比べるとそこまで受けられるキャラではなさそうですし、ゲームシステムによる逆風はありそうですね。
弱体化した部分はあるとはいえ、forでは「ポケットクラウド」なんて世界的な単語が生まれるぐらい大暴れしていたファイターだったので、仕方のないことでしょうか。
それに、forのクラウドは例えリミットがなくても、素のスペックが高すぎるファイターでした。
運動性能も技性能も95点以上の優等生だったので、SPでもそれが健在となれば、依然として強いままではないでしょうか。
やっぱりかっこよすぎるキャラなので、SPでも是非使いたいと思っています。個人的には今のところリドリーの次ぐらいに触ってみたいファイターです。
以上になります。
総合的に、私の使用ファイターの中では下方修正を受けてしまったファイターが多いでしょうか。
少なくともガノンやピカチュウのように「めちゃくちゃ強化された!」と思わせられるような変更点はなさそうです。
しかし、カムイの項で述べたようにゲームシステムと噛み合うかどうかが重要ではありますから、まだ結論付けられるところではありません。
ルフレなんかは技のひとつもまだ明らかになっていませんし、何よりもこれは体験版に過ぎませんから、ここから必ず微調整はされると思います。
スマブラSPの発売がとても待ち遠しいですね。