
ぎゃくさば6クリアしました
6月9日に発売された逆転裁判6を先週クリアしました。
約3年振りの逆転裁判シリーズの続編ということで、発売前は期待と不安が入り混じったような気持ちでした。というのも前作にあたる逆転裁判5が個人的にはしっくりこない終わり方の作品だったり、去年発売された大逆転裁判に至ってはあまりにもアレだったりしたので。
前日までにプレイしていたカオスシリーズの余韻を大切にしときたかったのもあって、購入は安くなるまで見送ろうかとも思っていました。
しかし逆転裁判6発売前に逆転裁判公式ツイッターから薦められた、逆転裁判5のDLCシナリオである「逆転の帰還」という話があるのですが……

(http://www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/5/dlc_contents.html)
この話は当時は「800円とか高いやん!DLC商法なんかに引っかかるかハゲ!」って思って買っていなかったのですが、なんかいつの間にか半額になっていたみたいですね。400円なら飯一回我慢するだけで元取れるしいいかな……ってことで買っちゃいました。
評価の高い話とは聞いていましたが、プレイしてみたら本当に面白かったです。魅力的な登場キャラクターや二転三転する展開など、逆転裁判の良さがふんだんに盛り込まれていました。本編の3話と同等かそれ以上の完成度はあったと思います。買って良かったというか逆転裁判ファンなら是非買うべきなシナリオです。特に2の逆転サーカスのような話が好きな人はやらなきゃ損ではないかと思います。
というわけでこの話のせいで逆転裁判熱が再燃してしまい、その流れで逆転裁判6を購入してしまった次第です。

クリアには45時間もかかってしまいましたが、自分がバッグログを何度も読み返しながら進めるっていうトロい遊び方してただけなので、普通に進めればもっと早く終わると思います。25時間で終わった人もいたそうです。
それにしても従来の作品と比較してもボリュームがあったんじゃないかと思います。実質6話構成でしたしね。
前述の通りプレイ前は不安が多かったのですが、蓋を開けてみれば123と並ぶぐらい楽しめました。面白かったです。
……ネタバレ回避の為とはいえ、「面白かったです」という小学生並の感想しか書けないのは問題がありますね。どこが良かったかネタバレにならない範疇で少しだけ書いて行きたいと思います。
・新システム「託宣」が面白い
今作は「被害者の死亡時の体験を呼び出し、見せることができる」という能力を持ったキャラクターが登場します。これが「託宣」と呼ばれるもので、この託宣に映る光景と検察側の推理とのムジュンを指摘することで、新たな真実を紡いで行くという流れになっています。
霊媒を少しだけ弱体化させたような能力で、所謂オカルトなので賛否は分かれると思いますが、個人的には「ココロスコープ」「みぬく」等と比較して非常に楽しめました。小さなほころびから逆転していくというのが爽快感があって良かったです。
・ちょうどいい難易度
5や大逆転裁判が簡単過ぎたというのもありますが、今作はそこそこ難易度が高かったように感じました。2程の歯応えはなかったですが、個人的には理不尽な難易度でもなく簡単すぎるわけでもなく、深く考えさせられるポイントは多かったです。やはり推理アドベンチャーゲームなのである程度の難しさは欲しいですよね。
同じ所を2連続で間違えると「相談する」というコマンドが選べるようになり、パートナーがヒントを教えてくれるようになっているので、救済措置もしっかりあります。
・「かつてない逆境」なシナリオ
かつてない逆境というのは逆転検事2のキャッチコピーなのですが、今作も負けず劣らず主人公達は崖っぷちに立たされていました。崖っぷちというのは裁判の勝敗もなんですけど、それ以外の部分が大きいです。ほとんどの話の法廷で命やら大切なものやらを賭けるので、色んな意味で盛り上がっていたと思います。
1話目から既に自分以外全員敵という四面楚歌な状況でした。そこからの「かつてない逆転」もまた清々しかったです。
とりあえず良かった点は以上です。シナリオのネタバレ有りの詳しい感想については、またいつか書けたらいいなぁと思ってます。
悪かった点ですが……個人的に一番気になったのはテンポの悪さでしょうかね。今作は傍聴人の野次がめちゃくちゃ多いんですけど、不快な上にスキップもできないのでめんどくさすぎました。まあ無印逆転検事の狩魔冥を越えるもっさりファクターは二度と出てこないだろうと思いますが
不満点はそれぐらいなものなので、自分の中では逆転裁判6は名作でした。
そういえば逆転裁判のアニメ、いよいよ一期が終了しましたね。最終話は流石に内容詰め込み過ぎたんじゃないかと思いましたが、初見の方にとってはどう映ったのか気になります。
個人的にはアニオリ展開で真宵ちゃんが色々活躍しまくっていたお陰で旅立つ動機が薄くなってしまってるので、最後のお別れのシーンは唐突に感じざるを得ませんでした。なるほど君が朝起きて置き手紙を読んでびっくりするシーンだけでもあれば全然印象は違ったと思うのですが。これもアニオリの功罪でしょうか。
次回は完全なアニメオリジナルエピソードらしいので楽しみですね。
約3年振りの逆転裁判シリーズの続編ということで、発売前は期待と不安が入り混じったような気持ちでした。というのも前作にあたる逆転裁判5が個人的にはしっくりこない終わり方の作品だったり、去年発売された大逆転裁判に至ってはあまりにもアレだったりしたので。
前日までにプレイしていたカオスシリーズの余韻を大切にしときたかったのもあって、購入は安くなるまで見送ろうかとも思っていました。
しかし逆転裁判6発売前に逆転裁判公式ツイッターから薦められた、逆転裁判5のDLCシナリオである「逆転の帰還」という話があるのですが……

(http://www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/5/dlc_contents.html)
この話は当時は「800円とか高いやん!DLC商法なんかに引っかかるかハゲ!」って思って買っていなかったのですが、なんかいつの間にか半額になっていたみたいですね。400円なら飯一回我慢するだけで元取れるしいいかな……ってことで買っちゃいました。
評価の高い話とは聞いていましたが、プレイしてみたら本当に面白かったです。魅力的な登場キャラクターや二転三転する展開など、逆転裁判の良さがふんだんに盛り込まれていました。本編の3話と同等かそれ以上の完成度はあったと思います。買って良かったというか逆転裁判ファンなら是非買うべきなシナリオです。特に2の逆転サーカスのような話が好きな人はやらなきゃ損ではないかと思います。
というわけでこの話のせいで逆転裁判熱が再燃してしまい、その流れで逆転裁判6を購入してしまった次第です。

クリアには45時間もかかってしまいましたが、自分がバッグログを何度も読み返しながら進めるっていうトロい遊び方してただけなので、普通に進めればもっと早く終わると思います。25時間で終わった人もいたそうです。
それにしても従来の作品と比較してもボリュームがあったんじゃないかと思います。実質6話構成でしたしね。
前述の通りプレイ前は不安が多かったのですが、蓋を開けてみれば123と並ぶぐらい楽しめました。面白かったです。
……ネタバレ回避の為とはいえ、「面白かったです」という小学生並の感想しか書けないのは問題がありますね。どこが良かったかネタバレにならない範疇で少しだけ書いて行きたいと思います。
・新システム「託宣」が面白い
今作は「被害者の死亡時の体験を呼び出し、見せることができる」という能力を持ったキャラクターが登場します。これが「託宣」と呼ばれるもので、この託宣に映る光景と検察側の推理とのムジュンを指摘することで、新たな真実を紡いで行くという流れになっています。
霊媒を少しだけ弱体化させたような能力で、所謂オカルトなので賛否は分かれると思いますが、個人的には「ココロスコープ」「みぬく」等と比較して非常に楽しめました。小さなほころびから逆転していくというのが爽快感があって良かったです。
・ちょうどいい難易度
5や大逆転裁判が簡単過ぎたというのもありますが、今作はそこそこ難易度が高かったように感じました。2程の歯応えはなかったですが、個人的には理不尽な難易度でもなく簡単すぎるわけでもなく、深く考えさせられるポイントは多かったです。やはり推理アドベンチャーゲームなのである程度の難しさは欲しいですよね。
同じ所を2連続で間違えると「相談する」というコマンドが選べるようになり、パートナーがヒントを教えてくれるようになっているので、救済措置もしっかりあります。
・「かつてない逆境」なシナリオ
かつてない逆境というのは逆転検事2のキャッチコピーなのですが、今作も負けず劣らず主人公達は崖っぷちに立たされていました。崖っぷちというのは裁判の勝敗もなんですけど、それ以外の部分が大きいです。ほとんどの話の法廷で命やら大切なものやらを賭けるので、色んな意味で盛り上がっていたと思います。
1話目から既に自分以外全員敵という四面楚歌な状況でした。そこからの「かつてない逆転」もまた清々しかったです。
とりあえず良かった点は以上です。シナリオのネタバレ有りの詳しい感想については、またいつか書けたらいいなぁと思ってます。
悪かった点ですが……個人的に一番気になったのはテンポの悪さでしょうかね。今作は傍聴人の野次がめちゃくちゃ多いんですけど、不快な上にスキップもできないのでめんどくさすぎました。
不満点はそれぐらいなものなので、自分の中では逆転裁判6は名作でした。
そういえば逆転裁判のアニメ、いよいよ一期が終了しましたね。最終話は流石に内容詰め込み過ぎたんじゃないかと思いましたが、初見の方にとってはどう映ったのか気になります。
個人的にはアニオリ展開で真宵ちゃんが色々活躍しまくっていたお陰で旅立つ動機が薄くなってしまってるので、最後のお別れのシーンは唐突に感じざるを得ませんでした。なるほど君が朝起きて置き手紙を読んでびっくりするシーンだけでもあれば全然印象は違ったと思うのですが。これもアニオリの功罪でしょうか。
次回は完全なアニメオリジナルエピソードらしいので楽しみですね。