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渡り出せない交差点の前

ゲームの日記や感想を書いています。イナズマイレブンと科学ADVに関する話題多めです。

 ここ数日考えていたことを書いただけである、数行の記事です。

 ネタバレしか書いていないので、未プレイの方は閲覧をご遠慮ください。


















































過ぎ去りし時を求めるということ


 購入後は家にいる時間をほぼ全てプレイに費やしてしまうほどにまで没頭し、先日ようやくエンディングへ辿り着くことができました。
 月並みな言葉ですが、私の中ではドラクエ11というゲームは、紛れもなく神ゲーでした。

 それでも、ドラクエ11の一般的な「ゲームクリア」という領域へは、私は踏み込むことができませんでした。
 まだクリアしていないのではありません。しようという気になれなかったのです。
 RPGをプレイしていて、クリアしたくないと思ったのは、初めての経験でした。


 ドラクエ11のタイトルとなっている、「過ぎ去りし時を求めて」というフレーズの真意。
 それが明らかになったのはエンディング後でした。



 命の大樹が落ちた日に失ってしまった、かげがえのないものを、救うことができる。

 しかし、過去に戻ることができるのは、主人公のみ。
 もしも過去に戻る選択をしたならば、仲間達とは――この世界とは、ここで別れることになります。


 今まで仲間達と共に歩んできたこの世界のことが、好きで好きでたまらなかった私は、過去になんて戻りたくなかったです。
 
 

 会話を見る限りでは、おそらく仲間達が反対した理由の大部分は、「主人公が死ぬ可能性がある」ということでしょう。
 結果的にはタイムトラベルは成功するでしょうから、それは杞憂となります。

 しかし、私がそれ以上に恐れたのは、この世界での出来事が全て、「起きなかったこと」とされてしまうことでした。

 悲劇に見舞われてから雲を掴むような予言を信じ、長い旅の果てに「贖罪」を果たしたカミュ。
 芽吹く時も散る時も一緒であると誓ったベロニカの死を乗り越えて、姉の分まで勇者を導いていくと覚悟したセーニャ。
 相棒であり自身の光であったホメロスとの数奇な関係を、この手で清算したグレイグ。

 私は時を巻き戻すことで、彼らの決意を、選択を。
 なかったことにはしたくなかったです。


 結果的には世界を過去に巻き戻すことになるので、仲間達の存在が消えてなくなるというわけではありません。
 仲間達はただこの世界での記憶がなくなるだけであり、過去の世界では無事再会することができるのでしょう。

 ですが、「世界崩壊後に再び集い、悲劇を乗り越え、力を合わせてウルノーガを倒した仲間達」は、紛れもなく死んでしまうのだと思いました。

 時のオーブを壊すことによって死ぬのは、主人公ではないのだと。
 ここまで主人公と旅をしてきた仲間達のことを、この手で殺すことになるのだと。
 そう感じました。


 今までプレイしてきて、大好きになった仲間達の反対を押し切ってまで。
 不幸だったけど幸せでもあった、この世界での出来事を、起きなかったことにしてまで。
 大切なものを救おうとする覚悟は、自分にはありませんでした。




 ドラクエ11ですが、ここでドロップアウトさせていただこうと思います。
 最後まで遊べなくて申し訳ありません。ただ、これもプレイヤーの選択のひとつではある(と思う)ので、自分の中ではこのゲームをクリアしたということにさせていただきます。
 検索してみたら同じ考えをしていた人も多かったので良かったです。

 キャラ別感想や印象に残ったシーンなどを踏まえた詳しい感想は、また後日書くかもしれません。
 よろしくお願いします。
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