
【イナスト2013】キャラ寸評 part10
豪炎寺【セカンド雷門】(FW/火属性)

補正:キック+2、コントロール+2
ゲージ速度:A
今回はセカンド豪炎寺という括りではなく、豪炎寺というキャラクター自体について評価をしたいと思います。
・イナスト2013最大の火力を持つシュートチェイン「マキシマムファイア」
豪炎寺の最大の武器であるLv3シュート技、「マキシマムファイア」。
イナスト2013最強のGKとの呼び声も高い千宮路を、無補正で単品で撃っても乱数で突破できてしまう。これだけでも威力の凄まじさが伝わるかと思います。
実際の威力はおそらく「ロストエンジェル」よりほんの少しだけ低い程度です。少なくとも「プライムレジェンド」等のそこらの合体技よりは間違いなく強いです。
そんな化身シュート技に匹敵するぐらい威力の高い必殺技を、シュートチェインで放てるというのだから恐ろしすぎます。千宮路は当然ワンチェインでも突破でき、立向居や威などの林属性GKはシュートブロックごと貫通してしまいます。
このゲームには山属性のキャッチ技を使う山属性GKが多く、火属性のシュート技の通りはあまり良くありません。
特に信助と円堂は、どちらもイナスト2013屈指の高火力キャッチ技の持ち主です。環境最上位キャラクターであり、結論イレブンではどちらかはまずGKとして採用されます。
しかし、そんな一見どう足掻いても突破ができないぐらい相性差のあるGKを相手にしたとしても。豪炎寺のマキシマムファイアならばどういうわけか、キック無補正でも2チェインすれば突破できてしまいます。
ですから、相手がどういうチームであろうと豪炎寺が腐るという場面は絶対にありません。明らかに調整ミスかのような破壊力を持っています。
・広範囲ドリブル技、突進、ゲージ速度から得た「使いやすさ」
豪炎寺の長所はマキシマムファイアの威力だけに止まりません。
まず、豪炎寺はシュート技だけでなく、Lv3の「ラウンドスパーク」というドリブル技を持っています。
ラウンドスパークの範囲はブリタニアクロスやスプリントワープほどの広さはないものの、十分広範囲と言える部類に入るドリブル技であり、ゲージの回収は容易です。
威力も十分高く、霧野や一乃は後出しで簡単に突破できてしまいます。何よりもディープジャングルに対して属性有利を取ることができるのが大きく、トーブや大人風丸が相手だろうとボディ補正を利用すれば突破できます。
テクニックアクションは、最も使いやすいテクニックアクションと言われている赤突進です。
イナスト最強の得点手段である単体突進を狙うことができるほか、白突進と違ってぶつけた相手を怯ませることができます。身長で負けていてもロングパスからの展開を強引に作ることが可能です。
ゲージ速度も、カノンやフィディオと同速のAです。
ぶん回れば前半中だけでも、3回マキシマムファイアで得点することも不可能ではありません。
他のチェインストライカーを見ると、染岡はドリブル技の範囲が狭い、フィディオは突進ができない、稲葉はゲージ速度が若干遅い……ということで、どこかしら欠点があります。
しかし、豪炎寺に関しては操作を制限させられるような、そのような弱点らしい弱点は存在しません。動かしていて使いにくいと感じさせられる要素が一切なく、抜群の立ち回り性能を持っています。
以上より、ノーマルシュートを狙うことも非常に得意なキャラクターであることがわかります。
・上手く扱えなければ長所を殺してしまう
いくらマキシマムファイアの威力が高いと言っても、属性は火属性、豪炎寺自身の選手属性も火属性です。やはり山属性GKに対しては不利がついてしまいます。
特にイナスト2013最高のセービング力の持ち主である、信助に大して属性相性で完敗してしまっているのが、逆風となっています。2チェインすれば突破できると言えど、チェインとチェインの間にSBを挟まれてしまえば、それだけで突破は際どくなってしまいます。
信助を相手にする場合は、無理にチェインでの得点を狙わない、ノーマルシュートを狙っていく、後半はキック補正に振るようにする、等のマネジメントが重要となります。
また、ラウンドスパークの範囲は広いとはいえ、流石にブリタニアクロスや化身ドリブル技ほど広くはありません。
相手の操作が上手ければ、DFを全処理するような状況を作ることは至難の業です。
適当に吐いていくだけではゲージとTPを浪費してしまうだけですから、ノーマルシュートを決められる自信がない状況で使っていい技ではありません。
このように、短所だけをピックアップしてしまうと、弱点が浮き彫りになってしまうキャラクターではあります。
・「ヒロト」と比較した場合の欠点
ヒロトはイナスト2013において、豪炎寺と瓜二つな性能をしているキャラクターです。
ヒロトにあって豪炎寺にないものが、「流星ブレード」というSB技です。
この必殺技はLv2技の中でも屈指の高威力技であり、属性で負けていないLv3以下の通常シュート技が相手ならば、まず蹴り返すことが可能です。
前線に置いているだけでもチェインメタになるということで、ヒロトは攻撃面だけでなく守備面においても貢献できるキャラクターとなります。
豪炎寺は豪炎寺でマキシマムファイアのエフェクトの殺傷力が高いというオリジナリティはあるものの、シュートチェインに対してシュートブロックが入るかどうかというのは結局相手の運依存です。
「あるだけで強いもの」と「ハマれば強いもの」……比較した場合はどうしても前者の方に軍配が上がってしまいます。
・総括
評価:7.5/10点
木瀧のようなドリブラーと、カノンのようなチェインストライカー。
その二人を足して2で割ったような性能をしているのが、この豪炎寺というキャラクターです。
性能を最大限に引き出すことができれば、木瀧のように単体突進で切り込み、カノンのようにシュートチェインで得点したりと、二人のいいところ取りをしたような活躍をさせることができます。
しかし、その双方を活かすことができなければ、活躍をさせられずに終わってしまうことも珍しくありません。
中途半端な範囲のドリブル技、山属性GKを突破するには足りない決定力。器用貧乏なキャラクターへと成り下がってしまいます。
彼を活かすには相応のプレイヤースキルが大事になると思います。
豪炎寺修也というキャラクターには、思い入れがある方も少なくないのではないでしょうか。
原作ではエースストライカーと呼ばれてチームを勝利へ導いていた炎の男は、本作ではその二つ名に違わない強キャラとしてデザインされています。
私にとってはイナズマイレブンで最も好きなキャラクターであり、イナスト2013でも最も好きなキャラクターです。

補正:キック+2、コントロール+2
ゲージ速度:A
今回はセカンド豪炎寺という括りではなく、豪炎寺というキャラクター自体について評価をしたいと思います。
・イナスト2013最大の火力を持つシュートチェイン「マキシマムファイア」
豪炎寺の最大の武器であるLv3シュート技、「マキシマムファイア」。
イナスト2013最強のGKとの呼び声も高い千宮路を、無補正で単品で撃っても乱数で突破できてしまう。これだけでも威力の凄まじさが伝わるかと思います。
実際の威力はおそらく「ロストエンジェル」よりほんの少しだけ低い程度です。少なくとも「プライムレジェンド」等のそこらの合体技よりは間違いなく強いです。
そんな化身シュート技に匹敵するぐらい威力の高い必殺技を、シュートチェインで放てるというのだから恐ろしすぎます。千宮路は当然ワンチェインでも突破でき、立向居や威などの林属性GKはシュートブロックごと貫通してしまいます。
このゲームには山属性のキャッチ技を使う山属性GKが多く、火属性のシュート技の通りはあまり良くありません。
特に信助と円堂は、どちらもイナスト2013屈指の高火力キャッチ技の持ち主です。環境最上位キャラクターであり、結論イレブンではどちらかはまずGKとして採用されます。
しかし、そんな一見どう足掻いても突破ができないぐらい相性差のあるGKを相手にしたとしても。豪炎寺のマキシマムファイアならばどういうわけか、キック無補正でも2チェインすれば突破できてしまいます。
ですから、相手がどういうチームであろうと豪炎寺が腐るという場面は絶対にありません。明らかに調整ミスかのような破壊力を持っています。
・広範囲ドリブル技、突進、ゲージ速度から得た「使いやすさ」
豪炎寺の長所はマキシマムファイアの威力だけに止まりません。
まず、豪炎寺はシュート技だけでなく、Lv3の「ラウンドスパーク」というドリブル技を持っています。
ラウンドスパークの範囲はブリタニアクロスやスプリントワープほどの広さはないものの、十分広範囲と言える部類に入るドリブル技であり、ゲージの回収は容易です。
威力も十分高く、霧野や一乃は後出しで簡単に突破できてしまいます。何よりもディープジャングルに対して属性有利を取ることができるのが大きく、トーブや大人風丸が相手だろうとボディ補正を利用すれば突破できます。
テクニックアクションは、最も使いやすいテクニックアクションと言われている赤突進です。
イナスト最強の得点手段である単体突進を狙うことができるほか、白突進と違ってぶつけた相手を怯ませることができます。身長で負けていてもロングパスからの展開を強引に作ることが可能です。
ゲージ速度も、カノンやフィディオと同速のAです。
ぶん回れば前半中だけでも、3回マキシマムファイアで得点することも不可能ではありません。
他のチェインストライカーを見ると、染岡はドリブル技の範囲が狭い、フィディオは突進ができない、稲葉はゲージ速度が若干遅い……ということで、どこかしら欠点があります。
しかし、豪炎寺に関しては操作を制限させられるような、そのような弱点らしい弱点は存在しません。動かしていて使いにくいと感じさせられる要素が一切なく、抜群の立ち回り性能を持っています。
以上より、ノーマルシュートを狙うことも非常に得意なキャラクターであることがわかります。
・上手く扱えなければ長所を殺してしまう
いくらマキシマムファイアの威力が高いと言っても、属性は火属性、豪炎寺自身の選手属性も火属性です。やはり山属性GKに対しては不利がついてしまいます。
特にイナスト2013最高のセービング力の持ち主である、信助に大して属性相性で完敗してしまっているのが、逆風となっています。2チェインすれば突破できると言えど、チェインとチェインの間にSBを挟まれてしまえば、それだけで突破は際どくなってしまいます。
信助を相手にする場合は、無理にチェインでの得点を狙わない、ノーマルシュートを狙っていく、後半はキック補正に振るようにする、等のマネジメントが重要となります。
また、ラウンドスパークの範囲は広いとはいえ、流石にブリタニアクロスや化身ドリブル技ほど広くはありません。
相手の操作が上手ければ、DFを全処理するような状況を作ることは至難の業です。
適当に吐いていくだけではゲージとTPを浪費してしまうだけですから、ノーマルシュートを決められる自信がない状況で使っていい技ではありません。
このように、短所だけをピックアップしてしまうと、弱点が浮き彫りになってしまうキャラクターではあります。
・「ヒロト」と比較した場合の欠点
ヒロトはイナスト2013において、豪炎寺と瓜二つな性能をしているキャラクターです。
ヒロトにあって豪炎寺にないものが、「流星ブレード」というSB技です。
この必殺技はLv2技の中でも屈指の高威力技であり、属性で負けていないLv3以下の通常シュート技が相手ならば、まず蹴り返すことが可能です。
前線に置いているだけでもチェインメタになるということで、ヒロトは攻撃面だけでなく守備面においても貢献できるキャラクターとなります。
豪炎寺は豪炎寺でマキシマムファイアのエフェクトの殺傷力が高いというオリジナリティはあるものの、シュートチェインに対してシュートブロックが入るかどうかというのは結局相手の運依存です。
「あるだけで強いもの」と「ハマれば強いもの」……比較した場合はどうしても前者の方に軍配が上がってしまいます。
・総括
評価:7.5/10点
木瀧のようなドリブラーと、カノンのようなチェインストライカー。
その二人を足して2で割ったような性能をしているのが、この豪炎寺というキャラクターです。
性能を最大限に引き出すことができれば、木瀧のように単体突進で切り込み、カノンのようにシュートチェインで得点したりと、二人のいいところ取りをしたような活躍をさせることができます。
しかし、その双方を活かすことができなければ、活躍をさせられずに終わってしまうことも珍しくありません。
中途半端な範囲のドリブル技、山属性GKを突破するには足りない決定力。器用貧乏なキャラクターへと成り下がってしまいます。
彼を活かすには相応のプレイヤースキルが大事になると思います。
豪炎寺修也というキャラクターには、思い入れがある方も少なくないのではないでしょうか。
原作ではエースストライカーと呼ばれてチームを勝利へ導いていた炎の男は、本作ではその二つ名に違わない強キャラとしてデザインされています。
私にとってはイナズマイレブンで最も好きなキャラクターであり、イナスト2013でも最も好きなキャラクターです。