【DB超】122話

　予告通りのベジータ回でした。
　今回はなんと言っても、戦闘作画がすごかったですね。フリーザvsディスポ、悟飯＆17号vsトッポ等の作画も気合が入っていました。

　相手を挑発してからのファイナルフラッシュは、なんとも原作を彷彿とさせる場面でした。



　傲慢であることを肯定し、サイヤ人としての誇りを持って戦ったベジータ。
　とてもかっこよかった。……というよりは、かわいそうという感想の方が先に出てしまいます。
　あそこまでジレンの表情を歪ませたのは彼が初めてだったとはいえ、結局ジレンの引き立て役にされてしまった感が拭えないですね。噛ませにされることは十中八九わかっていたことではありましたが。

　しかし、ベジータはこれで脱落したというわけではありませんでした。
　戦闘不能まったなしのような描写こそされていましたが、次回予告では元気に悟空と共闘する姿が描かれていました。きっとまだ何かを見せてくれることでしょう。


　ところでジレンは「カカロットと戦った時はこんなものじゃなかった」とベジータからは言及されていましたが、何か全力を出せない秘密でもあったりするのでしょうか。
　神をも超える強さを持っている代償として、スタミナの消費が激しいとか。そうなると完全にゴールデンフリーザと同じカラクリになってしまいますが……。


　前回までの戦いで多くの戦士が脱落し、力の大会もいよいよクライマックスです。
　人数が減ってきたおかげで見栄えも良くなって、面白くなってきましたね。残りし強者同士の戦いを仲間達が見守っているという構図は、やはり良いものです。
　今回は作画もハイレベルでしたし、次週からが更に楽しみになりました。