
【好きな作品の思い出】甲虫王者ムシキング 森の民の伝説
ブログタイトルの元ネタにもなっている作品、森の民の伝説。

森の民の伝説って知名度的にはどうなのでしょう。友達に聞いても大体「そういえば昔放送されてたね!」と言われることが多いです。
まあ、私も最初はそんな感じの「ムシキングのアニメ」という印象しかありませんでした。
放送されていたのはもう10年以上昔になりますね。ムシキングといえば当時社会現象となったゲームですから、たまにゲームセンターなどに行ってプレイすると同時に、そのタイアップ作品であるこのアニメを視聴していたという方も多いのではないでしょうか?
私もこのアニメは一応リアルタイムで見ていましたが、シナリオがどうしても難しすぎて、当時は甲虫同士が戦っているところぐらいしか見るところがなかったです。主人公たちが喋っている台詞の内容もほとんど理解できませんでした。元々「ムシキングだから」という理由だけで見ていたアニメで、放送日の放課後に友達と遊んでいて見逃してしまうような日も多々あり、そこまで本気になって視聴しているということはありませんでした。
しかし高校生のある日にふとこのアニメのことを思い出して、改めて見たいと思いました。そう改めて見たいと思ったのは、登場人物の意味深い台詞や描写の一部が断片的に頭の中に残っていたこと、何よりも主題歌である「生きてこそ」が強烈に印象に残っていたからです。
自分が昔何気なく聞いていたあの台詞や、「生きてこそ」という主題歌には、どういう意味が込められていたのだろう。それも今なら理解できるのではないかと思い、軽いタイムトラベル()をするような気持ちでDVDを全巻購入して、改めて一話から視聴しました。
改めて視聴をしてみると、自分が思っていたよりも数倍完成度の高い作品だったということがわかって、驚かされました。シナリオの完成度の高さに加えてBGMや思い出補正も相まって、全話見終えるまでに何度も泣かされてしまいました。
4クールもあるアニメですが、数年に一度のペースで一話から視聴し直しているので、今では四周はしたと思います。
森の民の伝説は、キャラクターがとても魅力的な作品だと思います。
グルム、チョーク、パサーの悪の幹部の三人衆キャラは、どれも人気が高いですね。単なる悪役に止まらず、全員が作品のテーマに根ざした信念を持っていました。
特にパサーは神キャラすぎました。ファンの人の多くは一番好きなキャラとしては、パサーを挙げると思います。
ちなみに私が一番好きなキャラはソーマです。このキャラについて説明してしまうとネタバレになってしまうので、多くは語れませんが。

描写不足が目立って問題視されることが多いキャラですが、私は大好きです。ある意味この作品の主人公は、ポポではなくソーマだったとまで思っています。
ソーマと他の登場キャラクターとの関係性がとても美しいですね。彼のポポに対する想い。チョークに対する想い。デュークに対する想い。そして、セランに対する想い。
視聴途中ではグルムやパサーの方に魅力を感じていたのですが、最終話でのソーマの独白を聞いて一気に引きこまれました。あれはこの物語での彼の立ち位置を全て表していた台詞だったと思います。
また、音楽も素晴らしいですね。
オープニング曲の「生きてこそ」は、52話の間ずっと使われ続け、変わることのなかった曲です。度々オープニングには合わない湿っぽい曲だと指摘されることが多いですが、その湿っぽさも含めて作品の全てを歌っているような曲なので、私はこれで良かったと思います。
この記事を書いている間はずっと生きてこそを聴いていたのですが、やっぱり神曲すぎる……と思ってました。
作中で流れるオーケストラバージョンの曲には、何度も涙腺を刺激されました。泣き所で流れる演出がにくかったですね。
エンディング曲はオープニング曲と比較すると、評価されることは少ないです。
「ムシキング☆サンバ」については色んな意味で有名だったりしますが、他の曲はあまり知名度はないと思います。
私は「HIKARUステージ」という曲が好きで、5年前からブログタイトルの元ネタにしているぐらいです。聴いた回数は生きてこそよりも多いと思います。
しかし、そんなに褒めるところばっかりなめちゃんこ神アニメなのかよと聞かれると、首を縦に振ることはできません。
明らかに冗長なシナリオ構成、安定しない作画、描写不足のキャラクター。客観的な評価としては見逃せない難点も数多くあるアニメですから、全ての人にオススメできるということはないと思います。
一応ニコ生で一挙放送をしたときは「とても良かった」を97%も獲得したのですが、最終話は今までの冗長な流れを払拭してしまうかのような究極の神回なので、ここまで見たら1に投票せざるを得ないという理由で入れた人も多かったと思います。所謂でんでん現象というやつですね。
まあ、子供の頃ちょっと見ていたという人なら音楽も相まって懐かしい気持ちになれるので、見てもいいかもしれません。とても長いですが。
自分の思い出を語るつもりがほとんどが作品の説明になってしまっていた。
森の民の伝説は、私が一番好きなアニメ作品です。「生きる」ということの真理を体現した魅力的なキャラクターや世界観、「命」や「親子」を主題としたシナリオは、私の今の人生訓にも強く影響を及ぼしています。

森の民の伝説って知名度的にはどうなのでしょう。友達に聞いても大体「そういえば昔放送されてたね!」と言われることが多いです。
まあ、私も最初はそんな感じの「ムシキングのアニメ」という印象しかありませんでした。
放送されていたのはもう10年以上昔になりますね。ムシキングといえば当時社会現象となったゲームですから、たまにゲームセンターなどに行ってプレイすると同時に、そのタイアップ作品であるこのアニメを視聴していたという方も多いのではないでしょうか?
私もこのアニメは一応リアルタイムで見ていましたが、シナリオがどうしても難しすぎて、当時は甲虫同士が戦っているところぐらいしか見るところがなかったです。主人公たちが喋っている台詞の内容もほとんど理解できませんでした。元々「ムシキングだから」という理由だけで見ていたアニメで、放送日の放課後に友達と遊んでいて見逃してしまうような日も多々あり、そこまで本気になって視聴しているということはありませんでした。
しかし高校生のある日にふとこのアニメのことを思い出して、改めて見たいと思いました。そう改めて見たいと思ったのは、登場人物の意味深い台詞や描写の一部が断片的に頭の中に残っていたこと、何よりも主題歌である「生きてこそ」が強烈に印象に残っていたからです。
自分が昔何気なく聞いていたあの台詞や、「生きてこそ」という主題歌には、どういう意味が込められていたのだろう。それも今なら理解できるのではないかと思い、軽いタイムトラベル()をするような気持ちでDVDを全巻購入して、改めて一話から視聴しました。
改めて視聴をしてみると、自分が思っていたよりも数倍完成度の高い作品だったということがわかって、驚かされました。シナリオの完成度の高さに加えてBGMや思い出補正も相まって、全話見終えるまでに何度も泣かされてしまいました。
4クールもあるアニメですが、数年に一度のペースで一話から視聴し直しているので、今では四周はしたと思います。
森の民の伝説は、キャラクターがとても魅力的な作品だと思います。
グルム、チョーク、パサーの悪の幹部の三人衆キャラは、どれも人気が高いですね。単なる悪役に止まらず、全員が作品のテーマに根ざした信念を持っていました。
特にパサーは神キャラすぎました。ファンの人の多くは一番好きなキャラとしては、パサーを挙げると思います。
ちなみに私が一番好きなキャラはソーマです。このキャラについて説明してしまうとネタバレになってしまうので、多くは語れませんが。

描写不足が目立って問題視されることが多いキャラですが、私は大好きです。ある意味この作品の主人公は、ポポではなくソーマだったとまで思っています。
ソーマと他の登場キャラクターとの関係性がとても美しいですね。彼のポポに対する想い。チョークに対する想い。デュークに対する想い。そして、セランに対する想い。
視聴途中ではグルムやパサーの方に魅力を感じていたのですが、最終話でのソーマの独白を聞いて一気に引きこまれました。あれはこの物語での彼の立ち位置を全て表していた台詞だったと思います。
また、音楽も素晴らしいですね。
オープニング曲の「生きてこそ」は、52話の間ずっと使われ続け、変わることのなかった曲です。度々オープニングには合わない湿っぽい曲だと指摘されることが多いですが、その湿っぽさも含めて作品の全てを歌っているような曲なので、私はこれで良かったと思います。
この記事を書いている間はずっと生きてこそを聴いていたのですが、やっぱり神曲すぎる……と思ってました。
作中で流れるオーケストラバージョンの曲には、何度も涙腺を刺激されました。泣き所で流れる演出がにくかったですね。
エンディング曲はオープニング曲と比較すると、評価されることは少ないです。
「ムシキング☆サンバ」については色んな意味で有名だったりしますが、他の曲はあまり知名度はないと思います。
私は「HIKARUステージ」という曲が好きで、5年前からブログタイトルの元ネタにしているぐらいです。聴いた回数は生きてこそよりも多いと思います。
しかし、そんなに褒めるところばっかりなめちゃんこ神アニメなのかよと聞かれると、首を縦に振ることはできません。
明らかに冗長なシナリオ構成、安定しない作画、描写不足のキャラクター。客観的な評価としては見逃せない難点も数多くあるアニメですから、全ての人にオススメできるということはないと思います。
一応ニコ生で一挙放送をしたときは「とても良かった」を97%も獲得したのですが、最終話は今までの冗長な流れを払拭してしまうかのような究極の神回なので、ここまで見たら1に投票せざるを得ないという理由で入れた人も多かったと思います。所謂でんでん現象というやつですね。
まあ、子供の頃ちょっと見ていたという人なら音楽も相まって懐かしい気持ちになれるので、見てもいいかもしれません。とても長いですが。
自分の思い出を語るつもりがほとんどが作品の説明になってしまっていた。
森の民の伝説は、私が一番好きなアニメ作品です。「生きる」ということの真理を体現した魅力的なキャラクターや世界観、「命」や「親子」を主題としたシナリオは、私の今の人生訓にも強く影響を及ぼしています。
